インコというと飛ぶイメージが強いですが、人間い飼われているインコは床を歩くことの方が多いです。
せっかくの放鳥時間なんだから、自由に飛び回ればいいのに
と思ってしまいますが、インコにも飛ばない事情があるようです。
セキセイインコは歩くのが好き
野生のセキセイインコは1日にかなりの距離を飛んで移動しますが、鳥だからと言ってずっと飛んでいる訳ではありません。
飛ぶ必要のない近距離移動は歩いて移動することもあります。
セキセイインコが飛ぶのは水や食料を求めて移動する時と、敵に襲われそうな時です。
餌が豊富にあり、天敵のいないペットのインコたちはあまり飛ぶ必要がないのです。
インコも飛ぶのは疲れる?
インコも飛ぶと疲れることもあるようです。
うちのセキセイインコもたくさん飛び回った後は、息が上がっていることがあります。
インコも飛ぶのはかなりのエネルギーを消費します。
人間だって走るよりも歩いた方が楽なのと同じように
インコだって飛ぶよりも歩いた方が体力的には楽に移動できるようです。
セキセイインコは放鳥中にあまり飛ばなくてもいいの?
飛ぶことはストレス発散になるので、毎日放鳥して飛ばせてあげたいですね。
飛ばない時は無理強いしなくても良いと思いますが、あまりに飛ばないと運動不足と肥満の原因になります。
そんな時は、少し離れたとまり木に置いてきて、
エサを見せて名前を呼んでみると飛んで来てくれたりします。
『自分の名前を憶えて、飼い主に呼ばれたら来る』 というトレーニングは、
万が一、インコが外に逃げてしまった場合に呼び戻せる可能性が高くなるので、
普段からやっておいた方が良いかと思います。
また、手や玩具を使ってのおにごっご遊びなどは、飛ばなくても良い運動になります。
換羽期にはあまり飛ばない?
換羽期には新しい羽根を作るためにたくさんのエネルギーが必要になります。
そんな時は楽しい放鳥時間も省エネ活動になります。
あまり飛ばなくなり、普段よりも3割減くらいのおとなしさになります(;^_^A
省エネ活動中はあまり飛ばなくても、そっと見守ってあげて欲しいと思います。
セキセイインコの放鳥の事故に注意!
現在我が家で飼っているのがセキセイインコなので、セキセイインコのお話をしましたが、
同じオーストラリア原産のインコで、オカメインコはセキセイ以上に歩くのが大好きです。
『ソコは飛んだ方が楽だろ!』
という場面でも飛ばずに歩きます。
そんなところが可愛いわけですが( *´艸`)
インコ放鳥中の事故で多いのが圧死です。
群れで生活しているインコは、群れの仲間と一緒に行動します。
インコは飼い主のことを同じ群れの仲間だと思っているので、飼い主が移動すれば後ろをついて歩いてきたりします。
ついてくるインコはっても可愛いですが、とても危険な行動です。
インコが床にいる時にうっかり踏んでしまう、という事故がよく起こります。
インコの種類にかかわらず、放鳥中は常に居場所を確認し、事故にならないように気を付けてください。