インコがケージに戻ってくれないことってよくありますよね。
良くなついていて手にも乗るのに、ケージに近づくと逃げてしまったり。
そんなことが続くと放鳥の時間がすごく憂鬱なものになってしまいます。
どうしたら簡単にケージに戻ってくれるのか?
我が家のセキセイインコも、毎日どうやってケージに戻そうか戦いでした( ̄▽ ̄;)
でも、試行錯誤した結果、今ではすんなりケージに戻ってくれるようになりました。
色々とためしてみた成果をご紹介したいと思います。
セキセイインコが放鳥後ケージに戻らない理由は?
まず、インコがケージに戻らない理由を考えてみましょう。
2 遊びが足りない
3 ケージの外にも餌がたくさんあり戻る必要がない
1 ケージが嫌い
セキセイインコはケージの外に出て遊ぶのが大好きです。
当然のことですが、狭いケージに閉じ込められるより、外に出ておもちゃで遊んだり広い場所をとり回ったり飼い主と一緒に遊んだ方が楽しいですよね。
それでもあえてケージに帰る理由は何か考えてみてください。
とか
好きなおもちゃがあるからとか
おいしいご飯があるからとか
飼い主に褒められるからこのくらいでしょうか?
まずはケージを清潔で安全で楽しい場所にしてあげてください。
具体的には
毎日掃除をする汚れたケージには入りたくないですよね。
お気に入りのおもちゃを入れるすきなおもちゃかわケージにあると、戻りたくなるかもしれません。
おもちゃは発情の対象になってしまうこともあるので、置かない方が良い場合もありますが。
パートナーにならないようなおもちゃを入れてあげてください。
飽きてしまわないように、1~2週間ごとにおもちゃを交換してみるのも良いかもしれません。
ケージは人がいるリビングなどに置き、話しかけたり遊んであげる「ケージに入ったらかまってもらえずつまらない」
なんて主終れないように、ケージに入っている時も話しかけたり、手やおもちゃを入れて遊んであげてください。
あまりかまいすぎると飼い主が発情の相手になってしまうこともあるので、様子をみながんら遊んであげてくださいね。
ケージに戻った後はちゃんと褒めてあげるケージに入った時はほめてあげてください。
すぐにはケージのそばを離れず、少し遊んであげるのも良いかもしれません。
ご褒美におやつなどをあげても喜びますよ。
2 遊びが足りない
放鳥中はしっかりと遊ばせましょう。
遊び足りないとケージに戻りたがりません。
目一杯遊んで満足すると、羽繕いを始めたりとまったりタイムになります。
そのタイミングでケージに戻すと帰ってくれるかもしれません。
我が家の場合は、放鳥時間が長い時は遊びタイムとまったりタイムを繰り返しています。
まったりタイムが終わるとまた遊び出しますので、次のまったりタイムまで待ってからケージに戻します。
3 ケージの外にも餌がたくさんあり戻る必要がない
放鳥中にエサやおやつをあげすぎてしまうと、ケージに戻る理由がなくなってしまいます。
放鳥中はおやつを少し与えるくらいで、普段のごはんはケージで食べるようにしておいた方が、ケージに戻りやすくなります。
セキセイインコをケージに戻す方法は?
セキセイインコをケージに戻す方法 おもちゃで誘う
ケージの仲の鈴を揺らしてみる
おもちゃを動かしてみる
など好きなおもちゃでケージの中に誘って見えると戻ってくれる子もいます。
我が家では以前はこの方法でケージに戻していました。
使っていない餌入れにボールを入れて転がすと、入ってきてくれました。
ボールをつついて遊び始めるので、しばらく一緒に遊んでから扉を閉めていました。
(現在ボールには飽きてしまったようなので、他の方法で戻しています)
セキセイインコをケージに戻す方法 餌で誘う
食いしん坊の子の場合は、大好きな餌やおやつをケージに用意すると戻るかもしれません。
うちの子は食いしん坊ではないので、あまり餌にはつられませんが。。。
「半分遊びで半分おやつ」の感じで誘うと戻ってくれることがあります。
ケージの入り口で、粟穂をゆらしてみたり、粟穂を近づけたり引っ張りっこをしたりしているうちに、ケージに入ってくれます。
セキセイインコをケージに戻す方法 お腹を空かせてから帰ってもらう
餌でで誘う方法と似ていますが、放鳥中の餌は控えめにしするか与えないようにします。
放鳥後ケージの中で餌を与えるようにすると、遊び終わった後お腹が空いてケージに帰ります。
最近ではめったにありませんが、どうしてもケージに帰らない場合はこの方法を使っています。
我が家の場合は放鳥中におやつをあげていて、ケージには常に餌があります。
ケージの入り口は放鳥中は開けていて、出入り自由になっています。
どうしても帰らない時は、ケージの外のおやつを片付け、30分から1時間位ケージの扉を閉めておきます。
お腹が空いてくると、ケージの入り口に張り付いて
「あけて~」
とアピールします(*^▽^*)
セキセイインコをケージに戻す方法 ケージを守る習性を利用
インコには縄張りやケージを守る習性があるため、ケージをさわったり、いじったりすると中に入ることがあります。
うちのインコはオスですが、ケージは一番の縄張りなのか、ケージを触られるのを嫌がります。
掃除中は当然ケージの上で見張っています。
なので、放鳥中はなるべくケージに近づかないようにして、飼い主がケージに近づいたら
「そろそろ戻る時間だよ」
という合図になっています。
ケージの中に手を入れても中には入りませんが、
餌を換えようと餌入れを出すと餌入れに止まり。。。
餌を入れようとスプーンをケージに入れるとスプーンに止まり。。。
餌入れをスプーンで混ぜ混ぜすると覗きに来て。。。
いちいち近くで確認します。
なので、そのままの流れでケージに入ってくれることもあります。
セキセイインコをケージに戻す方法 1日の流れを習慣化
起きる時間、寝る時間、放鳥時間、掃除の時間など、
毎日の時間割を決めてしまう方法もあります。
毎日決まった流れで生活をし、決まった時間に放鳥すると、インコも1日の流れを覚えます。
これは、呼び鳴きの防止にも使えますが、ちょっと困ったこともあります。
毎日決まった時間に放鳥するために、飼い主も努力しなければいけないことです。
色々用事もありますし、毎日同じ時間に家にいられないこともありますよね。
以前我が家では、毎日朝8時に放鳥していました。
毎日その時間に放鳥していると、インコも子供たちが学校に行った後
「そろそろ時間かな?」
と思います。
出かける用事があったり、忙しかったりでその時間に放鳥できないと怒ります。
全力で呼び鳴きされます( ̄▽ ̄;)
毎日同じ時間に放鳥できないため、最近では人間の都合の良い時間に1日2回ケージから出すようにしています。
放鳥する時間を同じ時間にできなくても、 放鳥してからの流れを習慣化 しても良いかもしれません。
『ケージを出てから1時間で戻る』
とか
『いつも遊んでいる遊びを一通りやったら帰る時間』
とか
インコちゃんにもわかりやすいような決まりができると、
毎日同じような流れでケージに戻ってくれるようになります。
放鳥の様子とケージに帰るまでの流れ 我が家の場合
我が家では放鳥する時間帯は決まっていませんが、出来る限り毎日2回外に出します。
(1回しか放鳥できない日もあります)
放鳥時間は、 1回1時間から2時間。
ケージの扉を開くと出てきて、まず飼い主にプレッシャーをかけます。
『はやくおおちゃをだすピッ』
『早くおやつをだすピッ』
『ケージにいたずらしたらおこるピッ』
その後、お気に入りの場所1に移動し、飼い主がおもちゃとおやつを用意するのを見張ります。
用意ができるたらおもちゃで遊び始めます。
おもちゃで1人遊びをして
おもちゃのお友達と遊んで
飽きると飼い主のところに遊びに来ます。
その後お気に入りのの場所2で遊び、まったりします。
ここまでで大体30分くらいです。
まったり休憩が終わると、また遊び始めます。
気が向くと水遊びもしますが、滅多にやりません。
おやつをちょっと食べた後、ケージに戻り餌を食べます。
(餌はケージの中に常にあるので勝手に出入りして食べています)
ついでにケージの中のおもちゃで遊びます。
この時にケージを閉められるのは嫌みたいで、
ケージに近づこうとすると慌てて中から出てきます( ̄◇ ̄;)
無駄に警戒されるとケージに戻すのが大変になるので、
掃除以外はなるべくケージに触らないようにしています。
遊び疲れてまったりくつろぎタイムになったらケージに戻ってもらう準備を始めます。
飼い主がケージに近づいて、掃除を始めたら
『もうすぐ帰る時間だよ♪』
という合図です。
縄張りを荒らされるのは嫌いなので、ケージの掃除中はずっと飼い主を見張っています。
餌を新しくしようとすると餌入れに止まり
水を変えようとすると水入れに止まり
かなり邪魔です( ̄◇ ̄;)
一通り掃除が終わるとケージに帰る時間です。
中のおもちゃをつつくと中に入ってくれる。。。こともあります。
粟穂で誘うと中に入ってくれる。。。こともあります。
扉の止まり木をトントンとすると、止まるので、そのまま扉を閉める。。。こともあります。
特に決まりはありませんが
『帰る時間』
ということは多分理解しているようで、すんなりケージの中に入ります。
たまに帰る気分じゃない時もあるようで、ケージの屋根で
「まだ遊ぶもん」
と目で訴えてきます( ̄▽ ̄;)
そんな時は無理強いせずに、その場でおもちゃやスプーンでひと遊びします。
満足するとケージに入ってくれます。
今はこんなスタイルで、帰らない時はのんびり遊びながらお願いする感じです。
以前は捕まえて無理矢理戻してたこともありますが、
あまり良いことがなかったのでやめました。
つかまえて戻していたのは主に発情の時期だったのですが。
発情期の子と言うのは凶暴になることもあり、スイッチが入ると本気で噛みに来ます。
いちど噛むとなかなか離れず、発情期の雄のインコは釣れます(*^▽^*)
セキセイインコでもそれなりに痛いので、飼い主は少しイラッとします。
「悪い子はケージに入っていない!」
みたいな感じで捕まえてケージに入れたことが何回かありました。
でも、大興奮で攻撃してくる発情インコって、数分後には自分が噛みついたことを忘れているようです。
数分後にスイッチがオフになると、何事もなかったように遊びに来ます( ̄▽ ̄;)
これってうちのインコだけでしょうか???
噛んだことを覚えていないわけですから、インコからしたら
『何もしてないのに掴まれてケージに入れられた<(`^´)>』
みたいに思ったかもしれません(-_-;)
嫌なことをされたと言う事だけを覚えているんですよね。。。
そして結構根に持ちます。
いつまでも覚えていて警戒します。
インコから的認識をされると、発情期でなくても本気噛みされます。
結局、飼い主の噛まれ損というか嫌われ損というか。。。
そんな状態になってしまったので、無理矢理ケージに戻すことはやめました。
今では丁寧にお願いしてケージに帰ってもらっています。
無理やりケージに戻すことをやめてから、うちのインコちゃんも穏やかになりました。
相変わらず噛まれる事はありますが、本気噛みはしません。
甘噛みはされますが。
多少の信頼関係は築けたのかな?
と飼い主は勝手に思っています。
やっぱり同じ家で共存するわけですから、お互いに相手の嫌がることはしない方が平和で良いですよね♪
以前は憂鬱だった放鳥。
今では結構気楽にインコに付き合っています。
『戻る時間は分かっているのだから、お願いすればそのうち入ってくれるだろう』
という飼い主の安心感。
『むりやり戻されることはないから、今日は帰りたくないって我儘言ってみようかな』
というインコの安心感。
インコの気持ちはあくまで飼い主の想像ですが( ̄▽ ̄;)
まとめ
2 遊びが足りない
3 ケージの外にも餌がたくさんあり戻る必要がない
2 餌やおやつで誘う
3 おなかを空かせて戻ってもらう
4 ケージを守る習性を利用する
5 1日の流れを習慣化する