なすをたくさんいただいた時に美味しく保存するコツを書いてみます。
なすは冷蔵庫でも保存できますが、あまり長く冷蔵庫に入れておくとシナシナになって種が黒くなってしまいます。
食べきれない時は冷凍してしまった方が美味しく調理できます。
なすを冷蔵庫でおいしいまま保存する方法
なすは水分が多いため乾燥に弱い野菜です。
冷えすぎると種が黒くなってしまうため、冷やしすぎないことも大切です。
冷蔵庫で保存する場合は、野菜室などあまり冷えすぎないところで保存します。
乾燥をふせぐため、少し濡らした新聞紙かキッチンペーパーにまるごと包んだ後、ポリ袋などに入れて冷蔵庫に入れておきます。
1週間くらいはおいしく食べられます。
1週間以上たっても普通に食べられますが、時間とともに少しずつ皮がシワシワになって種が黒くなっていきます。なので1週間以上保存する場合は冷凍の方が良いかもしれません。
なすを冷凍で保存する方法
なすは冷凍すると少しだけ水っぽくなりますが、食感はそれほど変化しないので、調理して美味しく食べることができます。
生でも加熱しても冷凍できますが、どちらの場合も短時間で冷凍した方が美味しさを保つことができるので、熱伝導率の高いステンレスなどのトレーの上に置いて冷凍庫へ入れます。
冷蔵庫に急速冷凍の機能がついている場合は、トレーはなくても短時間で冷凍できます。
生のなすをまるごと冷凍
なすをまるごと冷凍する方法は、切り口がないので傷みにくく長期保存がききます。
2か月くらいはおいしく食べることができます。
①なすを水洗いする
➁なすの水をふき取る
③ジップロックに数本ずつ入れて、酸化をふせぐためになるべく空気を抜く
④金属トレーの上に置いて冷凍庫へ
冷凍したなすを調理する時は、室温で5~10分ほど置いておくと包丁で切れるようになります。
生のなすを切ってから冷凍
まるごと冷凍よりは味が落ちるのが早いですが、冷凍庫から出してすぐに調理できるので便利です。
①なすを洗って使いやすい切り方で切る(輪切り、くし切り、半月切りなど)
➁あく抜き(いつものやり方でアク抜き。我が家では5分くらい水につけます。)
③キッチンペーパーで水気をふき取る
④ラップやジップロックなどに平らに並べて入れて、酸化を防ぐために空気を抜く
⑤金属トレーの上に置いて冷凍庫へ
なすに火を通してから保存
火を通してから冷凍する方法は、生で冷凍するよりも水っぽくならずに保存できます。
解凍して味付けするだけですぐに食べることができるので便利です。
なすを焼いて冷凍(焼きなす)
①なすを焼いて焼きなすを作る
➁皮とへたを取り除き、食べやすい大きさに割く
③冷めてからラップやジップロックに平らに入れて空気を抜く
④金属トレーに乗せて冷凍庫へ
だしに浸けて煮びたし、汁物に入れる、うどんのトッピングなどに使えます。
なすを揚げて冷凍(揚げなす)
①なすを食べやすい大きさに切る
➁油で揚げる
③油を切りながら冷ます
④ラップやジップロックに平らに並べて入れる
⑤金属トレーの上に置いて冷凍庫へ
解凍してもカラっとしないので揚げびたしや炒め物に使います。
油が気になる場合は使う前に熱湯に5分ほど浸してお湯を捨てると食べやすくなります。
解凍しながら油抜きができて一石二鳥です♪
炒める場合は冷凍のままフライパンで5分ほど炒めると解凍できて油と水が出てきます。
一度油と水分をふき取って他の具材と一緒に炒めて調理します。