先日インコのケージの大掃除をしたと言ったら、
友人に「洗剤で掃除するの?」と聞かれました。
我が家の大掃除の様子や使っている道具について詳しく書いてみようと思います。
インコの大掃除のしかたと必要な道具
インコの大掃除の必要な道具
・へら
フンきり網や止まり木にこびりついたフンをガリガリと削り落とします。
硬い素材だとケージを傷をつけてしまうので、柔らかいものが良いです。
我が家では100円ショップで購入したシリコンのフライがえしを使っています。
・スポンジ
ケージやおもちゃの汚れをこすって落とします。
ケージ用には少し大きめのもの、おもちゃは細かい部分まで洗えるように、小さなメラミンスポンジが使いやすいと思います。
・ぬるま湯
プラスチック部分を洗う時に使います。
・予備のとまり木(洗浄、殺菌、乾燥が済んでいるもの)
木製のとまり木は一度洗ってしまうと数時間では乾かないため、かわりのとまり木が必要になります。
2セット用意しておいて、掃除のたびに交代で使っています。
・中性洗剤
汚れがひどい時は使いますが、たいていはぬるま湯をかけてスポンジでこするだけできれいになります。
中性洗剤は小鳥の口に入ると危険なので、飼育書には『使わない方が良い』と書かれていたりします。
私も相当汚れがひどい時以外は使わない方が良いと思います。
我が家でもたまに使いますが、使ったあとはよーく洗い流すように気を付けています。
・熱湯
金属部分にかけたりつけたりして殺菌に使います。
我が家ではたまにしかやりません。
・大きめの鍋と熱湯
とまり木の殺菌に使います。
うちでは天然の木をとまり木に使っているため、たまにきれいに洗い煮沸殺菌しています。
鍋にお湯を沸かして、沸騰したお湯で5分くらい煮ます。
ケージの大掃除の仕方
1 フンやゴミを軽く片付けてケージを分解
ケージを分解する前に、へらでフン切り網にこびりついたフンをガリガリやって落とします。
フンを全部落としたら、ケージを分解し敷き紙や餌の食べかすなどを、そーっと飛び散らないようにすてます。
おもちゃや止まり木も全部はずします。
2 ケージ下部分を洗う
まずは下のプラスチック部分をぬるま湯とスポンジで洗います。
プラスチックは熱で変形してしまうため、熱湯は使えません。
洗剤は少しでも残るとインコの口に入る危険があるので、基本的には使わないほうが良いものです。
飼育書にも洗剤、消毒用アルコールは絶対ダメ、と書いてありますが、
あまりにも汚れがひどい場合は洗剤を使ってしまいます。
洗剤を使った後はよーく洗い流します。(残ると怖いので5分以上シャワーのお湯をかけて流します)
流し終わったら、天日干しして太陽光で殺菌します。
3 ケージ上部分を洗う
ケージの上部分も同じようにぬるま湯とスポンジで洗います。
汚れがひどい場合は洗剤を使いよーく洗い流します。
ケージの上部は金属なので、熱湯をかけることで殺菌できます。
熱湯消毒は年 1回くらいしかやっていません。
それ以外の時は乾かすついでに陽の光に当てて、日光消毒のみで済ませています。
洗った後は日なたでよく乾かします。
4 おもちゃ、とまり木、水入れ、エサ入れを洗う
水入れとエサ入れは毎日洗っているので、そんなに汚れていないと思います。
普段通りスポンジで軽くこすって洗い乾かします。
おもちゃもスポンジとぬるま湯で洗います。
木製のおもちゃや止まり木は水を吸ってしまうので、洗剤は絶対に使わないでください。
しみ込んだ洗剤を全部洗い流すのは難しく、洗い残した洗剤がインコの口に入ると危険です。
おもちゃも洗ったら天日干しします。
とまり木はフンがついていたら、先にへらでガリガリ落としておきます。
洗剤は使わずにぬるま湯をかけながらスポンジでこすって汚れを落とします。
とまり木は完全に乾くのに時間がかるため、雑菌が繁殖しやすくなるので、洗ったあとは熱湯で煮て煮沸消毒しています。
大きめの鍋にお湯を沸かし、5分くらいぐつぐつ煮込みます。
それが終ったら天日干しで乾かします。
完全に乾燥するまで2日間くらい干しておくので、代わりのとまり木が必要になります。
インコは掃除中どこにいる?
大掃除に洗剤と熱湯を使わない場合、うちのインコは掃除中も部屋の中を自由に飛び回っています。
しかし、掃除中の放鳥は様々な危険があります。
・飼い主は掃除をしているので危険な遊びをしていても気づかないこと
・踏んでしまう危険
・部屋を出る時に一緒に出てしまう危険
・洗剤に触る危険
・火傷の危険
などなど、十分に注意しなければいけません。
飼育書には大抵は掃除中の放鳥はやめるように書かれています。
なので、掃除に慣れていない場合や洗剤や熱湯を使う場合は
キャリーやプラケースに入ってもらった方が安全かもしれませんね。
我が家でも、洗剤や熱湯を使用する大掃除の時は、移動用のキャリーに入ってもらいます。
キャリーがなければプラケースでも大丈夫です。
キャリー(移動用の小さなケージ)かプラケースは、いざという時にインコを病院に連れて行く時に必要なので、必ず用意してください。
怖がって入らない、なんて状態だといざという時に困るので、キャリー(プラケース)には慣れさせておくと良いです。
うちでは放鳥中にキャリーの出入り口を開けて、中におやつを置いて慣れてもらいました。
毎日ではありませんが、忘れないようにたまに放鳥中にキャリーを出します。
うちの子は「キャリーはおいしいおやつがある場所♪」と思っているかもしれません( ̄▽ ̄)
記事の内容は良いのですが、誤字脱字が気になってしょうがないので、いま一度見直して修正をお願いいたします。
お互い良いバードライフを。
コメントありがとうございます。
鳥飼いさんでしょうか?
誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
直すようにします。
通りすがりさまも良いバードライフをお送りください。