ウーパールーパー水槽が微妙に水漏れするようになったので、新しい水槽に引っ越しをしました。
60cm水槽から新60cm水槽への移動です。ウーパールーパーの水槽から水槽への引っ越しについて書いてみます。
ウーパールーパーの引っ越しで準備したもの
■10Lバケツ3つ
水槽水汲み置き用
ウーパールーパー一時避難用
■タンク
水道水を汲み置き用
カルキを抜くためと水温を室温に合わせるために用意しました。
普段水替えに使用しているものです。
■ポンプ
水槽水汲み出し用
普段の水換えで使用しているものです。
■網orボウルorプラケース
ウーパールーパー移動用
ウーパールーパーをすくって移動できればなんでもOK
目の粗い網はウーパールーパーの皮膚を傷つけてしまうことがあるので、網を使う場合は目の細かいものを選ぶ方が良いです。
■新しい水槽
■スポンジ(掃除用)
■ろ過装置(古いものをそのまま使いました)
■ヒーター・クーラー・水温計など水槽に必要なもの
今回は、ヒーター、水温系、土管をそのまま使用しました。
ウーパールーパーの引っ越しで注意すること
■水質の変化と水温の変化
なるべく水質と水温が変化しないようにします。
春秋は常温の水が適温なのであまり気にしなくても良いですが、夏と冬は水道水と水槽水の温度差が大きいので、水温を調整してからウーパールーパーを入れます。
■移動の際にうぱを傷つけないように
うぱの身体に傷をつけないようにそーっとすくってあげてください。
プラケースに水と一緒にすくうように入れたり、網を使う場合は目の細かい網の方が傷つけずにすくえます。
■バクテリアも一緒に引っ越しする
バクテリアは
水質きれいにを保つため・水質を一定に保つために必要!
バクテリアは水槽水の有害物質やゴミを食べて無害なものに変える働きをしています。
きれいな水を保つためには必要不可欠な存在です。
せっかくのバクテリアを引っ越しの時に全部捨ててしまうと、必要なバクテリアが育つまで水質が安定しにくくなります。
ゼロからバクテリアを増やすのは時間がかかって大変なので、なるべくたくさんのバクテリアをうぱと一緒に引っ越し出来るようにします。
ポイントは捨てない!殺さないこと!
具体的には
・旧水槽の水を新水槽に移すことと
・生物ろ過をしているフィルターは交換せずにそのまま使うこと
・引っ越しのついでにろ過装置などを洗う場合は水道水は使わない
(カルキでバクテリアが死んでしまうので)
ウーパールーパー水槽の引っ越しの手順
事前にやっておくこと
①タンクに水道水を汲みカルキ抜きを入れて放置
冬だったため水道水がキンキンに冷えていました。
半日くらい室温で放置して、水温を少し上げてから水槽に入れました。
ウーパールーパーは冷たい水が得意なので、適温という意味では冷水でも問題ありませんが、
うちでは冬は17℃くらいの水温にしているため、水道水とはかなり温度差があります。
急激な水温差はウーパールーパーの負担になるので、なるべくいつもの水槽水に近い温度にしてから使います。
(我が家の冬は室温20℃、水槽の水温17~18℃くらいで調整しています。念のため水槽用のヒーターをセットしています。)
普段の飼育環境というか、水槽の水温にもよりますが、春や秋なら温度合わせはなくても大丈夫だと思います。
ここからはいよいよ水槽の引っ越し作業になります。
➁水槽水をバケツ3杯汲む
ポンプを使って水槽水をバケツに入れます。今回は10Lのバケツ3つ使いました。
バケツ1に水槽水汲み置き&ウーパールーパーの一時避難所
バケツ2は水槽水汲み置き用
バケツ3はろ過装置や土管、底砂などを洗う用
③ウーパールーパーをバケツ1に移動
あみやケースを使ってバケツ1にウーパールーパーを移動させます。
うちではエアレーションは使っていませんし、室温を一定にしてあるのでヒーターなどなくても大丈夫ですが
必要ならエアレーションや水温計、ヒーターなどもセットしてあげてください。
④水槽の付属品を洗う
バケツ3を使って、ろ過装置や土管、底砂などを洗います。
土管などはスポンジでゴシゴシこすって汚れを落とします。
ろ過フィルターは交換しても良いですが、できれば古いものをそのまま使った方が良いと思います。
生物ろ過用のフィルターはバクテリアがいるので、水槽水で軽く濯ぐ程度にしてあまり綺麗にしすぎない方が良いです。
せっかくのバクテリアがいなくなってしまうと、今後の水質に影響するので…
⑤古い水槽を撤去
この時点で古い水槽には三分の一くらいの水が残っていました。
底砂もあるので重く移動できません。
なので、バケツ3を使って底砂と水を取り出します。
移動できるくらいまで水槽が軽くなったら水槽を撤去します。
古い水槽水を多めに残したかったので、最後にバケツ1杯分水を残してバケツ3に汲んでおきました。
今回は底砂も一緒に撤去しました。
底砂に関してはメリット、デメリット色々ありますが、
底砂があってもなくても、頻繁な水替えは必要なので、
掃除のしやすさを考えるとない方が楽かな~と思いました。
今後の様子を見て、また底砂を入れるかもしれません。
⑥新水槽設置
新水槽を設置して、バケツ2、バケツ3の水槽水を新水槽に入れます。
タンクにためておいた水も新水槽に入れます。
ろ過装置や水温計などをセットして稼働します。
まだバケツ1にも水が入っているので、水槽水は少し少な目くらいでOK
水が足りなくてろ過装置が動かないようなら、バケツ1の水も三分の一くらい入れてみます。
それでも足りなかったらカルキを抜いた水道水を足します。
⑦しばらくろ過装置を回しておく
水が安定するまでしばらくろ過装置を動かして放置しておきます。
今回は水温が10℃くらいまで下がってしまったので、小さめのヒーターを2個セットして1時間程放置しておきました。
(ヒーターは普段使っているものと予備のものです)
水温計もセットして、水温がもとの水温くらいまで上がって安定したらウーパールーパーとバケツ1の水を新水槽に入れます。
水温差が大きければうぱをプラケースなどに入れて新水槽の中に浮かべて温度合わせをしてあげてください。
今回は元の水槽水を半分くらい使ったので、水合わせ、温度合わせなどはしていません。
⑧古い水槽や底砂の片付け
⑨次の日元気かチェック
引っ越しの次の日、元気に泳いでいたので普通に餌をあげました。
元気がない場合は、1日餌を控えて休ませてみてください。