黄色のごはんのキャラ弁
我が家では子供が小さな頃はよくキャラ弁を作っていました。

現在はリクエストがある時だけ作りますが、キャラ弁を作る際には気を付けなければいけないことがあります。

子供に楽しんでもらうために、安全に食べてもらうために、崩れてグチャグチャにならないために、私が気を付けていたことを書いてみます。
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頑張って作ったキャラ弁、子供は本当に喜んでる?

子供にせがまれると可愛いキャラ弁を作ろうと張り切ってしまいますが

子供の為にキャラ弁なのでたまに子供に聞いてみた方が良いと思います。

子供はみんなキャラ弁が好きなわけではないようです( ̄▽ ̄;)

子供がキャラ弁を嫌がるポイントは…

使う食材と好き嫌いの問題

キャラ弁を作る時はおにぎりに色をつけたりしますよね。

子供はその味が嫌いなことがあります。

また、食材の組み合わせに問題があることも。

うちの長男はおにぎりにチーズをつけるのを嫌がりました。

代わりに他の食材を使えばいいだけですが、見た目を重視するあまりおかしな組み合わせになることもあるかもしれません。

子供によってはキャラ弁よりも好きなおかずを喜ぶ子もいます。

焼肉大好きな息子の友達は、キャラ弁よりも肉をたくさん入れた方が喜びました。

子供にもそれぞれ好みがあります。

せっかく時間をかけてお弁当を作るのですから、子供には美味しく楽しく食べてもらいたいですよね。

キャラ弁を作る前に、どんなお弁当が良いか聞いてみても良いかもしれません。

聞いた結果、見たことのないキャラクターをリクエストされて困ることもありますが( ̄▽ ̄;)

キャラ弁は食べるのが可哀想

子供によってはキャラクターのお弁当を食べるのが可哀想に思うことがあるようです。

うちの次男は幼稚園年少の頃、可哀想で食べられないからキャラ弁は嫌だと言っていました。
(その後成長と共にキャラ弁大好きになりましたが)

キャラ弁は食べにくい?

小さな子供の場合、単純に食べにくいという問題もあるようです。

家で食べるならゆっくり食べても良いですが、幼稚園や学校ではお弁当の時間が決まっています。
食べるのが遅い子供の場合は食べやすさ重視のお弁当の方が良いこともあります。

我が家の息子たちも食べるのが遅かったので、

お弁当デビューしたばかりの頃は

主食は小さめのおにぎりやサンドイッチにしたり、おかずは一口で食べられるものにするなど、子供が食べやすいように工夫していました。

キャラ弁を作る際、食中毒の対策も忘れずに

キャラ弁は作るのに時間がかかるので、早起きして作ると自然に食べるまでの時間が長くなってしまいます。

また、食材を手で触る作業が多いため、雑菌が付いたり増えたりしやすくなります。

キャラ弁を作る際は食中毒を起こさないように十分に注意しましょう。

特に真夏のキャラ弁は保冷剤と保冷バックが必須です。

幼稚園や学校などでは、お昼まで冷蔵庫でお弁当を保管してくれるところもありますね。

保冷剤、保冷バック、冷蔵庫などを使えない場合は、真夏のキャラ弁は危険なのでやめておいた方が良いと思います。

お弁当の食中毒対策

・作る前によく手を洗う、洗った後は顔や髪などを触らない

これはキャラ弁に限らず料理の時の基本ですね。


・食材はなるべく素手で触らない

良く洗っても人の手は雑菌だらけ。

食材はなるべく素手で触らないようにしましょう。

おにぎりはラップでにぎる、のりはピンセットで扱う、ビニール手袋を使う

など色々とやり方はあると思います。


・お弁当箱は冷めてからフタを閉める

温かいままお弁当箱のフタを閉めると、湿気がこもってしまいます。

温かくて湿気がある状態は雑菌が繁殖しやすいので、お弁当はしっかり冷ましてからフタを閉めます。

おにぎりなどはお弁当箱の外で飾りつけをして、冷めてから詰めるようにします。


・食材はしっかりと火を通す

おかずは中までしっかりと加熱して入れます。

半熟の卵焼きやトロトロオムレツなどはNGです。

かまぼこやハムなどの冷蔵保存の食材も一度火を通してから使いましょう。


・生のものはおかずやごはんに触れないように

生野菜やフルーツはおかずやご飯に触れないように詰めます。

しきりにレタスを使うと見栄えは良いですが菌が繁殖しやすくなるので、しきりには加熱した野菜やバランなど使ってください。


・水気のあるおかず、汁が出るおかずは入れない

キャラ弁に限ったことではありませんが、水分の多いおかずは傷みやすいので、お弁当には向きません。

お浸しなどは汁が他の食材につかないように鰹節を多めに入れて水分を吸収させるなど工夫してください。

煮物は良く汁を切って入れたり、汁にとろみをつけてあんかけ風にするなど、あまり汁が出ないように工夫しましょう。

キャラ弁ではごはんに色を付けることがよくあります。
冬の時期はあまり気にしなくても大丈夫ですが、夏場は傷みやすいので注意が必要です。
炊いてから色をつけるよりも、炊く前に炊飯器の中に色を入れて一緒に炊く方が安全です。
(熱々のうちに素手で触らないように握って、冷めてから詰めます。)


・市販の抗菌シートを使う

市販の抗菌シートも食中毒の予防になります。


・保冷剤・保冷バック・冷蔵庫

真夏のお弁当は保冷剤と一緒に保冷バックに入れて持ち運ぶと安全です。
小さな子供はひっくり返したりするので関係ないかもしれませんが、保冷剤はお弁当箱の下ではなく上に乗せてください。

崩れにくいキャラ弁を作るための工夫

フタをあけたらキャラ弁がくずれてグチャグチャで何を作ったか分からなかった

なんてことになったら悲しいですよね。

キャラ弁を崩れにくくするための工夫を書いてみます。

・パスタや春雨を使う

おにぎりに飾りをつける時などはパスタやはるさめなどを刺して止めておきます。

刺す時はカチコチですが食べる頃には水分を吸って柔らかくなります。


・冷めてからフタを閉める

温かいうちにフタを閉めるとのりがよれてフタにくっついたりするので冷めてからフタを閉めます。


・熱い時期はゼラチンはNG

ゼラチンは温度が上がると溶けて水が出てしまうので、夏場は温まっても溶けない寒天が〇


・なるべく隙間なく詰める

すきまなく詰めた方がお弁当の中身が固定されて崩れにくくなります。


・出来上がったら崩れないか確認

お弁当箱に詰めてフタを閉めたら、一度ひっくり返して崩れないか確認します。
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