セキセイインコはオーストラリア原産で、日本に比べると暖かい気候で生活しています。

そのため、ペットとして飼われているインコたちも寒さには弱く、冬は飼い主が温度管理をして過ごしやすい環境をつくってあげる必要があります。

セキセイインコの適温って何度くらい?

冬の保温はどうしている?

我が家の冬の寒さ対策をお見せします。

スポンサーリンク
  

セキセイインコの冬の寒さ対策

セキセイインコの過ごしやすい温度は、年齢や状態によって違います。

雛や1歳未満の子供は 25℃~30℃

1歳~7歳くらいの成鳥は 20℃~25℃

病気時や7歳以上のお年寄りは 30℃

瀕死の時は40℃近くまで上げて良いと言われています。

ケージの温度が適温より下がるときは保温が必要です。

それ以外でも、インコが寒そうなそぶりをしている時は保温してあげてください。

インコの寒そうなそぶりとは?

インコは寒い時や調子の悪い時は、羽根を膨らませます。

羽根を膨らませることで、暖かい空気を逃さないようにして、体温を保とうとします。

羽根を膨らませてじっとしている時は、寒いか調子の悪い時なので保温する必要があります。

セキセイインコの冬の保温方法は?

我が家では現在、断熱シート、保温カバー、おやすみカバー、エアコン、ほっととり暖よりそいヒーター

を使用しています。

断熱シート 床からの冷気を防止するためにケージの下に敷いています。

保温カバー 暖かい空気を逃がさないために、ケージをすっぽり覆います。

おやすみカバー これは保温の為、というわけではありませんが、夜寝る時だけかけています。

エアコン 常に室温20℃以上を目指して24時間つけていますが、真冬の明け方は18℃くらいまで下がってしまいます。

ほっととり暖よりそいヒーター 補助的に夜だけつけています。

今は使っていませんが、シート状のペットヒーター保温電球なども用意してあります。

その他保温に便利なグッズなど、1つずつ説明していきます。

断熱シート

100円ショップの断熱シートで十分です。

ケージの下に敷くと下からの冷気を防ぐことができます。

保温カバー

SANKO イージーホームバード用クリアケージカバー37 を使っています。

日中暖かい時ははずしていることが多いですが、寒い時は覆ってあげると暖かそうです。

アクリルケースの方が保温効果があり、防音効果もあるので良いかな、と思っているのですが、

アクリルケースは少々お高いので考え中です。

エアコンなし、保温電球のみで保温、などの場合はアクリルケースでケージをすっぽり覆ってしまった方が暖かいかもしれません。

わざわざ保温カバーを買わなくても、毛布をかぶせるだけでも多少は暖かくなります。

エアコン

一番簡単で確実な保温ですが電気代がかかります。

我が家では、24時間運転する前の年にくらべて、5千円~8千円/月 電気代がUPしました( ̄▽ ̄;)

条件は、2世帯住宅、オール電化、エコキュート2台稼働、14帖のリビングで24時間エアコン、です。

ご参考までに。

エアコンで温度管理をする場合、エアコンの設定温度ではなくケージに温度計をつけてはかってください。

スポンサーリンク

エアコンの設定温度とケージ内の温度、うちではひどい時は8℃近く開きがあります(;^_^A

同じ部屋でも場所によって温度が違うので、温度計できちんとはかると安心です。

マルカン(ミニマルランド) ほっととり暖よりそいヒーター

ケージ全体を温めるものではありません。

40℃なので、手で触ってみるとほのかに暖かい、ぬるめのお風呂くらいの温度です。

ぴったり寄り添うと暖かいかもしれません。

離れると全く効果がありません。

室温一桁の状況で使ってもあまり効果はないと思います。

うちではエアコンを回しているので、それでも寒い時の補助的な役割でつけています。

ケージの壁につけて、止まり木にとまりながら寄り添えます。

雛の時はカバーをつけて床に置いて使いました。

40℃なら低温火傷の心配もなく安全なので、

ちょっとだけ暖まりたい場合は便利ですが、

本当に寒い時はあまり役に立たないかもしれませんね( ̄▽ ̄;)

コードが根元から15cmくらい保護されていて、かじられても大丈夫なようになっています。

ゲージの中に設定するので、プラグを外に出すのに少し苦労します。

ケージの針金の幅が広いところから無理矢理出す感じです。

メーカーによっては出ないケージもあるかもしれません(;^_^A

ちなみにうちでは、SANKO イージーホームバード37 手乗り用ケージを使っています。

保温電球

保温電球は今はうちでは使っていませんが、

ケージ内を暖めるには便利なので、結構使っている方が多いと思います。

電球とカバーとサーモスタットのセットで使います。

(サーモスタットはなくても保温はできます。)

よりそいヒーターと比べるとちゃんと暖かくなります。

20、40、60、100ワットのものがありますが、20ワットでも十分暖かくなります。

エアコンなしで使う場合、真冬には20ワットでは少し足りないかもしれません。

その場合、40ワットを使っても良いのですが、

急な球切れなどを考えると、220ワットを2個つける方が安心かもしれません。

ケージの中に付ける場合は上部が少し熱くなるので、さわれないように取り付けた方が良いと思います。

アサヒペットヒーターマルカン保温電球があります。

サーモスタットとセットで使うと温度調節ができて便利です。

アサヒのものはアサヒ電子サーモスタットと一緒に使います。

マルカンのものはミニマルサーモと合わせて使います。

うちではアサヒペットヒーターを用意していますが、アサヒの電球はまったく光が見えません。

マルカンのものは作動中はほのかに赤く光るようで、ふいの球切れや故障の時は分かりやすいかもしれません。

ホッカイロ、湯たんぽ

わざわざカイロを使うメリットはないと思います。

ホッカイロは酸素を使うのでもし使うのならば、

ケージの中には入れないように、

密封して酸欠にならないように

注意が必要です。

お出かけの時は便利かもしれませんが、湯たんぽの方が安全かな、と思います。

湯たんぽをタオルや布で巻いて使えばお出かけの時も安全に保温できます。



関連記事

スポンサーリンク