ペットとして飼われているインコは肥満になりやすい、と言われていますが、
我が家のセキセイインコがなぜか激太りをしてしまいました。
肥満は放っておくと、怪我や行基の病気の原因になります。
というわけで、さっそくダイエットに取り組みました。
セキセイインコのダイエット
ペットとして飼われているインコは、肥満になりやすい傾向にあります。
餌がいつでも簡単に食べられること、
運動しなくても餌を食べることができる、
ケージの中にいる時間が長く運動不足
原因は色々あると思いますが、
肥満になると、重すぎて飛べなくなったり、足を怪我したり、
人間と同じように動脈硬化や肝機能障害などの病気になりやすくなったりします。
我が家のセキセイインコは秋ごろ激太りしてしまいました。
インコにも食欲の秋とかあるんでしょうか(^◇^;)
普段は34g〜36gくらいなのですが、
飼い主がちょっと忙しく体重測定をサボっている間に40gを超えていましたΣ( ̄□ ̄|||)
人間もインコも 肥満は病気のもと ということでダイエットをしました。
ダイエットの仕方は色々ありますが、人間と一緒で基本は食事と運動です。
セキセイインコのダイエット方法1 餌を見直してダイエットフードに
ダイエットのために食事メニューを見直しました。
我が家のインコの主食はペレット、あわ、ひえ、きび、ボレー粉を混ぜたもの。
おやつは野菜、粟穂、黒瀬ペットフードマニアシリーズのセキセイインコ(主にシード類)、ズプリームのフルーツブレンド(ペレット)、ラウディブッシュメンテナンス(ペレット)、フォニオパディ
この中でカロリーの高いものと脂肪分の高いものを抜くことにしました。
主食のシードはあわ、ひえ、などの穀類です。
比較的ヘルシーなもので、赤ちゃんの時から食べているので、突然変えてビックリさせてしまったらかわいそうだと思い、主食はそのまま変更なしでいきます。
というわけでおやつのメニューを見直すことにしました。
フォニオパディはタンパク質、ビタミン、ミネラルが多く栄養価が高いけれどカロリーも高いので、おやつに出すのはやめました。
黒瀬ペットフード マニアシリーズの中のシードは、ヒエ、オーツ麦、アワ、キビ、赤キビ、ニガシード
少し脂肪分の高いオーツ麦(エン麦)、ニガシードが入っています。
マニアシリーズはやめてしまおうかと思ったのですが、うちのインコが1番好きなおやつなので、
与える量を減らして、2日に1回一つまみだけ与えることにしました。
オーチャードグラスの実が低カロリーで、ドイツではダイエットフードとして食べられる
という話を聞いて用意してみましたが、うちの子は全く食べませんでした(´・ω・`)
オーチャードグラスの実はすごく軽くて、
『ホントに実が入ってるの?』と疑いたくなるくらいでした。
シードに混ぜてみましたが、かさ増し感が半端ないです( ̄▽ ̄;)
麺よりもやしの方が多い焼きそばみたいな・・・
嫌いなものを無理に食べさせようとしても、飼い主もインコもストレスがたまるだけなので、
オーチャードグラスは諦めました。
かわりに野菜を増やし、大好きなピーマンをいっぱい食べてもらいました。
余談ですが、サフラワー、ひまわりなどは脂肪分がとても高いのでダイエット中はNGです。
(うちの子は食べませんが)
インコのダイエット方法2 餌の量を減らす
これは以前行ったペットクリニックの先生がおすすめしていた方法ですが、
1日に食べている餌の量を測って、少しだけ減らしてみる方法です。
まず、数日間、1日に食べているエサの量を測ります。
これは朝とおやすみ前にエサ入れの重さを測り引き算すればば分かりますね。
数日間の平均を出すと、毎日どのくらいのエサをたべているのかが分かります。
急に餌を減らしてしまうのもストレスなるので、まず1g減らして様子を見ます。
少しずつ体重が減っていけばOK
1週間様子を見ても体重が減らないようなら、もう1g餌を減らします。
餌は1日分を1回で全部与えてしまうと、一気に食べてしまい、夕方に食べるものがなくなってしまうので
、1日分の餌を3回くらいに分けて与えるようにします。
これが1番確実な方法かもしれませんが、
毎日食べている餌をはかるのが面倒
食事制限はインコのストレスになるとかわいそうだなと思い、この方法はやりませんでした。
餌の種類変更と運動で効果がなければやってみようと思っていました。
インコのダイエット方法3運動をする
運動といっても、人間のダイエットと違い、そんなにストイックな運動はできないですよね。
と言うわけで、放鳥時間を長くしてみました。
そもそも、どうしてこんなに太ったのか と考えてみたら
飼い主が忙しくて、激太りした10日間くらいの間は放鳥時間が極端に短かったせいかな
なんてことに思い当たりました。
スミマセン、うちの子が太った原因は飼い主のせいでした(´・ω・`)
放鳥時間が短い→運動不足→激太り
だったら放鳥時間を伸ばせばいいんだ!
人間の都合もあるのでなかなか決まった時間の放鳥は難しいですが、
毎日6時間ぐらい放置をするようにしてみました。
放鳥中は、途中でケージに入って休憩したりして、ずっと遊んでいるわけでは無いですが、
それでもずっ狭いケージの中に閉じ込められているよりは運動量が多くなっていると思います。
インコのダイエット結果は?
おやつメニューの見直しと運動のダイエットの結果は、
2週間ほどで34グラムまで戻りました♪
同じような生活を続けていますが、34g以下にはならないようです。
適正体重に戻ったと言うことでしょうか。
ずぼらな飼い主なので、毎日餌の量を図ったりなど、細かい事はできませんませんでした。
でもおやつの見直しと運動を長時間の延長だけで、ダイエット効果絶大でした。
ダイエットとは関係ありませんが、放鳥時間を長くしたことで少し困ったことがあります。
うちの子は、起きている時間の半分かそれ以上の時間を、ケージの外で過ごしていました。
『ママが家にいる時はいつでも放鳥時間♪ケージの扉は開いているのがあたりまえ♪』
なんて思ってしまったようで、私がいる時にケージの中に閉じ込めておくと、すごく怒ります(;^_^A
後々のことを考えると、安易な放鳥時間の延長も考え物かもしれません。