親族に不幸があったときに送る喪中はがき、喪中はがきをいただくことはよくありますが、いざ自分が出すとなると色々と悩んでしまいますよね。
今日は喪中はがきの文例をご紹介します。
連名で出す場合、故人が2人いる場合、故人の名前を書かない場合、年賀状はもらいたい場合、ペットの場合、などなど。
参考にしていただければ幸いです。
喪中はがきの文例をご紹介
喪中はがき 文例 連名
家族が連名で喪中はがきを出す場合は、筆頭差出人から見た続柄を書きます。
夫婦で連名で喪中はがきを書くばあいは、ご主人の方の続柄を書きます。
ただ、「妻●●の父●●」や「妻●●の祖母●●」というようにしっかりと説明をすれば奥様から見た続柄を書いても差し支えありません。
名前は差出人と同じ苗字の場合は名前だけでも良いですが、苗字が違う場合はフルネームで書きましょう。
ご挨拶はご遠慮申し上げます
父●●が六月三十日に八十八歳で他界いたしました
ここに本年中のご芳情に厚くお礼申し上げますとともに
みなさまには良い年が訪れますようお祈り申し上げます
平成三十年十一月
〒●●●ー●●●●
●●県●●市●●●●●●
喪中 太朗
花子
ご挨拶はご遠慮させていただきます
妻花子の母●●が日七月十六日に九十九歳で永眠いたしました
新年のご挨拶を申し上げるべきでございますが
喪中につき勝手ながら失礼させていただきます
明年も変わらぬご厚誼を賜りますようお願いいたします
平成三十年十二月
〒●●●ー●●●●
●●県●●市●●●●●●
喪中 一郎
花子
喪中はがきの文例 故人の名前を記載しない例
ご挨拶はご遠慮させていただきます
去る十月十一日祖父が九十一歳にて天寿を全ういたしました
生前はご厚情を寄せていただきありがとうございます
皆様にはよき新年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます
平成三十年十二月
〒●●●ー●●●●
●●県●●市●●●●●●
喪中 一郎
花子
喪中はがき 香典辞退の文例
ご挨拶はご遠慮申し上げます
今年十月二十日に祖父●●が八十九歳にて亡くなりました
ここに本年中に賜りましたご厚情に深謝いたしますと共に
明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます
なお 誠に勝手ながら お心遣いは辞退させていただきますので
何とぞご了承のほどお願い申し上げます
平成三十年十二月
〒●●●ー●●●●
●●県●●市●●●●●●
喪中 一郎
花子
喪中はがきの文例 死因や病気療養中
故人の死因などは普通は記載しませんが、病気療養中だった場合はその旨を報告する場合もあります。
ご挨拶は謹んでご遠慮申し上げます
岳父●●が十一月十二日に永眠いたしました
病気療養の末 残念ながら帰らぬ人となってしまいました
本年中に賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに
明年も変わらぬお付き合いのほど お願い申し上げます上げます
平成三十年十二月
〒●●●ー●●●●
●●県●●市●●●●●●
喪中 一郎
花子
喪中はがきの文例 急逝
ご挨拶は失礼させていただきます
本年十一月に岳父●●が急逝いたしました
生前に賜りましたご厚情に深謝いたしますとともに
明年も変わらぬご厚誼のほど謹んでお願い申し上げます
平成三十年十二月
〒●●●ー●●●●
●●県●●市●●●●●●
喪中 次郎
花子
喪中はがき 年賀状はもらいたい時の文例
喪中で年賀状は出せないけれど、自分は年賀状をもらいたい、という時の例です。
通常喪中はがきで年賀欠礼のお知らせがあると、その方への年賀状を控えるのが一般的です。
そのため、お相手にによっては非常識だと感じたりするのであまりおすすめしません。
ですが、年賀状をもらいたいむねを一言追加する場合は、喪中はがきでは「賀」という字は使えません。
そのため、「年賀状」ではなく「年始・年頭・新年」などの言葉を使いましょう。
ご挨拶は失礼させていただきます
本年九月二十三日に祖母●●が●●歳で大往生いたしました
これまで賜りましたご厚情に
故人になり代わりまして厚く御礼申し上げます
なお 皆様からのお年始状は 楽しみにしておりますので
こちらの喪中に関係なくお送りいただけましたら幸いです
平成三十年十二月
〒●●●ー●●●●
●●県●●市●●●●●●
喪中 次郎
花子
皆様からのお便りは 楽しみにお待ちしております
どうぞ例年どおりお送りくださいませ
喪中はがきの文例 葬儀について
ご挨拶は失礼させていただきます
丈母●●が●月●日に●●歳にて永眠いたしました
葬儀の際に賜りましたご厚情に深謝いたしますとともに
明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます
なお寒さ厳しき折柄 いっそうのご自愛のほどお祈り申し上げます
平成三十年十二月
〒●●●ー●●●●
●●県●●市●●●●●●
喪中 次郎
花子
生前に賜りましたご厚情に感謝いたしますとともに
ご報告をさせていただきます
みなさまには良い年が訪れますようお祈りいたします
喪中はがきの文例、二人亡くなった場合は?
故人が2人いる場合は、喪中はがきを2通出す必要はありません。
連名で出すのが普通です。
故人の名前を2人分書きますが、順番は先に亡くなった方を先に書くようにします。
ご挨拶は失礼させていただきます
今年○月に父●●が●●歳にて永眠いたしました
今年○月に母●●が●●歳にて永眠いたしました
生前のご厚誼を深く感謝申し上げます
なお 時節柄一層のご自愛のほどお祈り申し上げます
平成三十年十二月
〒●●●ー●●●●
●●県●●市●●●●●●
喪中 三郎
花子
祖母●●が●月●日に●歳で永眠いたしました
喪中はがきの文例、会社の場合は?
法人にに喪中はありません。
社長などが亡くなった場合は社葬を行うことはありますが、新たな社長が就任した後に喪中はがきを出す、ということはしません。
しかし、会社の大部分が親族という場合には会社として年賀欠礼状をを出すこともあります。
ご遠慮させていただきます
本年●月●日にかねてから療養中でありました
弊社【故人役職名】●●が永眠いたしました
ここに、お得意様各位から賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます
皆様にはご心配をおかけ致しましたが 弊社の業績は順調に推移しております
今後とも変わらぬご支援ご鞭撻の程お願い申し上げます
平成三十年十一月
会社住所
会社名
代表者名
喪中はがきの文例 ペットが亡くなった時は?
喪中はがきは近親者が亡くなった際に出す「喪中・年賀欠礼状」です。
ペットが亡くなった時に喪中はがきを出すことはあまりありません。
しかし、可愛がっていたペットが亡くなり新年を祝うような気持になれないこともあります。
そんなときには、親しい友人やペットのことよく知っている知り合いなどには、喪中はがきを出しても良いでしょう。
ご挨拶は失礼させていただきます
去る●月●日に愛犬ポチが短い生涯を閉じました
生前は可愛がっていただきありがとうございました
私たち家族にたくさんの笑顔をくれたポチに感謝するとともに
哀悼の気持ちを込めて新年のご挨拶をご遠慮させていただきます
平成三十年十一月
〒●●●ー●●●●
●●県●●市●●●●●●
喪中 三郎
花子
誠に勝手ながら新年のご挨拶をご遠慮させていただきます
本年中に賜りましたご厚情に感謝いたしますとともに
明年も変わらぬ厚誼のほどお願い申し上げます
まとめ
喪中はがきの文例色々でした。
いざ自分が出すとなると考えてしまう喪中はがきですが、色々なケースの文例をあげてみましたので、参考にしていただければ嬉しく思います。
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