回し車をクルクル回しているハムスター、とっても可愛いですね。
我が家のハムスターたちは回し車が大好きですが、たまに変わった使い方をしたり、全く使わない子もいます。
ハムスターに回し車が必要な理由と使わない場合対策、我が家のハムスターの運動不足解消法を書いてみたいと思います。
ハムスターの回し車は必要?
ハムスターに回し車が必要な理由は主に2つあります。
1 運動のため
2 ストレス解消のため
ハムスターの回し車は運動のために必要!
野生のハムスターは1日に数キロ~数十キロの距離を移動します。
そんなハムスターを狭いケージに閉じ込めているわけですから、
回し車で一所懸命走ってもらわなければ運動不足になってしまいます。
運動不足は肥満の原因にもなり、ハムスターの健康のためにはよくありません。
可愛いハムスターに長生きしてもらうために、ケージには回し車をつけてあげてください。
ハムスターの回し車はストレス解消のために必要
ハムスターは走ることでストレスを発散します。
運動嫌いの私なんかは走ったらよけいにストレスがたまりますが、
1日に難十キロも移動するハムスターは、走れないことの方がストレスになるようです。
ストレスもハムスターの健康には良くないので、
ハムスターが狭いケージの中でストレスをためないように、
ケージには回し車をつけてあげてください。
ハムスターが回し車を使わない時はどうする?
ハムスターが回し車を使わない理由は
1 回し車のサイズが合っていない為まわしにくい
2 回し車の使い方が分からない
3 動くのが嫌い
4 回す以外の使い方をしたい
ハムスターが回し車を使わない理由 1 サイズが合わない
ハムスターの回し車ですが、色々なサイズが売られています。
回し車が小さすぎると、回している時に背中が反ってしまい、背骨を傷つけてしまいます。
大きす過ぎると重すぎてなかなか回らないので、回しにくいと思います。
大きすぎると勢いがついた時、止めることが出来ず、転んだり遠心力で飛ばされたりするので危険です。
回し車のサイズを変えると使ってくれることもあります。
回し車が重すぎないか、背中が反りすぎていないか、見てあげてください。
ハムスターが回し車を使わない理由 2 使い方が分からない
ペットショップによってはハムスターのケージに回し車がついていないことがあります。
回し車を見たことのないハムスターは使い方も分かりません。
使い方を知らない子には教えてあげてください。
だっこができるくらいに慣れてきたら、回し車の上にそっとのせてあげます。
怖がる場合は、まずは回し車にのせておやつをあげるところから始めます。
乗せにくい時は、回し車を外してコーヒーカップのようにすると乗せやすいです。
慣れてきたら回し車を取り付けた状態で乗せて、少しずつユラユラとゆらしてみます。
動くことが分かると自分で回すようになります。
ハムスターが回し車を使わない理由 3 動くのが嫌い
走るのが嫌いなハムスターなんているの?
と以前は私も思っていましたが、現在飼っているハムスターの中の1匹が全然動かない子です(;^_^A
赤ちゃんの時からあまり動かず、トンネルやおがくずの中に潜っていることが多い子です。
ずっと動かないわけではなく、夜の活動時間にはゆっくりした動きでトンネルを掘ったり、おがくずを移動させて山をつくったりしています。
数か月に1回くらいは回し車に乗って歩いているのを見かけるので、使い方が分からないわけではなさそうです。
なので、飼い始めた時は心配していましたが、今では
走ることよりも巣作りや穴掘りが好きな子なんだろうなあ。
と思っています( ̄▽ ̄;)
たま~に乗っていることもあるし、そのうち走りたくなることもあるかもしれないので、回し車はつけてあります。
以前飼っていた走らない女の子で、姉妹が亡くなったのをきっかけに突然回し車で走り始めた子がいました。
そんな例もありますので、回し車は使わなくてもケージにはつけておいてほしいな、と思います。
ハムスターが回し車を使わない理由 4 回す以外の使い方をしたい
ハムスターを何匹も飼っていると、たまに回し車の使い方がおかしい子がいます( ̄m ̄〃)
(もちろん回し方は知っているはず)
どんな使い方かというと
・餌置き場にして回し車の中にエサをいっぱいためこむ
・回し車にのってユラユラゆらすだけ(ゆりかご?)
・回し車の上にペレットを置いてから揺らして音を出す(楽器?)
これは回し車を揺らすたびにカラカラ音が鳴ってかなりうるさいです(´;ω;`)
・回し車の上(外側)を登って飛び降りる
これは危ないので回し車周辺はおがくずをたくさん敷いてフカフカにしてあります。
こんな感じで走る以外の使い方をする子もいますが、コレはコレで楽しんでいるようなのでそのままにしています。
回し車はストレス発散の役目もあるので、ゆりかごにされようが楽器にされようが玩具にされようが、
ハムスターたちが楽しめているのならそれで良いかなと。
ハムスターを運動させる方法
ハムスターの中には回し車で使う子、使わない子、変わった使い方をする子、
色々な子がいますが、回し車で走らない子は運動不足が心配ですよね。
走らな子にムリに回し車に乗せる必要はありませんが
そんな子には回し車以外の方法で運動をさせてあげたいですね。
回し車以外の運動&ストレス解消法は
1 散歩
2 迷路
3 ブランコ
4 穴掘り
5 かじる
ハムスターの運動 1 散歩
毎日少しの時間でも良いのでケージの外に出してお散歩させてあげると良い運動になります。
その際、狭い隙間に入らないように気を付けてください。
ハムスターは暗くて狭いところが大好きなので、すぐに家具の下や裏側に入ってしまいます。
狭いところに入ってしまうと、なかなか出てこなかったり、引っかかって出てこれなくなったりして危険なので、お散歩中は目を離さないように気を付けてください。
サークルなどの囲いの中で遊ばせると安心です。
ハムスターの運動 2 迷路
我が家では段ボールの迷路をケージの中に入れています。
中に入って移動したり、登ったり、飛び降りたり、かじったり、色々と楽しめます。
ハムスターの運動 3 ブランコ
ブランコを入れておくと、ブランコに上ったり、ゆらしたり、遊びが増えます。
我が家では金属のブランコを使っていますが、かじってしまう子は歯が欠けたり折れたりする心配があるので、やめた方が良いかもしれません。
ハムスターの運動 4 穴掘り
土に穴を掘って巣を作るハムスターなので、穴掘りが好きな子も多いです。
我が家では、穴掘り好きの子のケージにはおがくずを多めに敷いています。
だいたい10cm以上のおがくずを敷いてあげると、
おがくずを運んで山を作ったり、
作った山に穴を掘って寝床を作ったり、
おがくずの下にトンネルを掘ったりして楽しんでいます。
回し車で走る代わりに、おがくず運びとトンネル堀りに精を出すのも運動になると思います。
5 かじる
これは運動というよりはストレス解消法かもしれませんが、
ハムスターにはかじれる木のおもちゃも必要です。
ハムスターは走るだけでなく、かじることでもストレスを発散します。
かじることは歯の伸びすぎ防止にもなりますので、かじれるものは必ず入れてあげて下さいね。
まとめ
回し車の役割は
1 ストレス発散
2 運動不足解消
回し車を使わない理由と対処法
1 回し車のサイズが合っていない為まわしにくい
→回し車のサイズを変えてみる
2 回し車の使い方が分からない
→回し車の使い方を教えてあげる
3 動くのが嫌い
→そのうち走りたくなるかも(;^_^A
→他の運動を考えてみても良いかも
4 回す以外の使い方をしたい
→使っているハムスターが満足ならそれで良し
→他の運動を考えてみても良いかも
回し車は走るだけでなく、他の使い方をするハムスターもいます。
回し車は運動だけでなくストレス発散の役割もあるので、
走らない子は無理に使わせなくても大丈夫です。
ただ、運動不足は肥満の原因になりハムスターの健康には良くありません。
肥満防止のために、ハムスターの性格と好みに合う運動を考えてあげたいですね。
回し車以外の運動法とストレス発散法は?
1 散歩
2 迷路
3 ブランコ
4 穴掘り
5 かじる
回し車以外でも運動不足の解消はできますが、
あまりにも動かないハムスターは肥満にならないために食事にも注意が必要です。
ひまわりの種のように脂肪の多いものは控えめに。
定期的に体重を測るようにすると病気の早期発見にも役立ちます。