
青い食べ物ってあまりないですが、キャラ弁を作る時は青を使いたくなることがあります。
青い食材を使った青いご飯や青い卵焼きの作り方をご紹介します。
目次
バタフライピーで青いご飯
バタフライピーはマメ科の植物でタイではメジャーなハーブです。
花びらには豊富なアントシアニンが含まれているため、ハーブティーにするときれいな青いお茶になります。
味はほとんどなく、香りは豆っぽい香りがします。
バタフライピーごはんは味は普通の米の味ですが、かすかに豆の香りがします。
うちの子供たちはお赤飯みたいでいい匂いと言っていますが嫌いな方もいるいかもしれません。
バタフライピーはそのままでは青ですが、酸性になると紫に変わります。
理科の実験みたいでちょっと面白いですね。
酢やレモン汁を入れると紫色に変わりますが、味はすっぱくなります。
バタフライピーごはんの作り方
用意するもの
・バタフライピー
・米
・水
作り方
1 沸かしたお湯とバタフライピーをポットに入れて青い色を出す
2 米をといで青いお湯で炊く
色の濃さはバタフライピーのお茶を入れる時の濃さで調節できます。
明るい青ではなく、少しグレーが混ざったような青色になります。
デコふりで青いごはん
はごろもフーズのデコふりは、あたたかいご飯に混ぜるだけで色付きごはんを作ることができます。
ピンク・黄色・オレンジ・赤・青 の5色セットと
ピンク・黄色・紫・緑・茶色の5色セットの2種類あります。
チャーハン味です。
デコふりで青いごはんの作り方
用意するもの
・あたたかいごはん 80g
・デコふり 1袋
作り方
温かいごはんにデコふりを書けて混ぜる
明るい水色になります。
食紅(食用色素)で青いご飯
青い食紅をごはんに混ぜたり、炊飯器に入れて米を炊いたりすると青いご飯ができます。
ごはんに直接混ぜる場合は少しまだらになります。
炊飯器で炊きこむ場合はムラなくきれいな青いごはんができます。
食紅ごはん(1膳)の作り方
用意するもの
・あたたかいごはん 80g~100g
・食紅青 (液体・粉末)
作り方
あたたかいごはんに食紅を入れて混ぜる
ごはんが冷たいと混ざりにくくムラになりやすいので、なるべくアツアツのごはんに混ぜてください。
食紅(食品用色素)ごはんの作り方(1合以上)
用意するもの
・米
・青の食紅(粉末・液体)
・水
作り方
炊く前に炊飯器の水に食紅を混ぜてから米を炊く
左は80gのごはんに液体タイプの食用色素を4滴混ぜています。
一部が紺色に染まってしまうのでまだらになってしまいます。
あたたかいごはんに直接混ぜる場合は、粉末タイプのものを使った方が良いですね。
右は粉末タイプの食紅を付属のスプーン5杯まぜたごはんです。
粉末タイプも少しムラになります。
紫キャベツでキャラ弁用青色ごはん
紫キャベツは煮ると紫の液ができますが、アルカリ性になると青に変わります。
自由研究にも使えそうですね(*^▽^*)
青いご飯を作るには紫キャベツ液に重曹を入れて青色にしてから使います。
重曹は多いと苦くなるので入れる量は最小限にした方が良いです。
炊きあがった紫キャベツごはんは味は普通のごはんですが、香りは少しキャベツの香りがします。
紫キャベツごはんの作り方
用意するもの
・紫キャベツ 数枚
・重曹(食用のもの) 耳かき1杯程度
・米
・水
※重曹は必ず食用の物を使ってください。(お掃除用はダメ)
作り方
1 紫キャベツを千切りにする
(色が出やすいように切るだけなので千切りじゃなくてもOK)
2 鍋にキャベツとかぶるくらいの水を入れて煮る
3 色が出たらキャベツと煮汁に分ける
4 紫の煮汁に重曹を入れて青い汁する
(重曹をほんの少し(耳かきレベル)入れます。
たくさん入れると苦くなるので、「なるべく少なく、でも青くなる」量を入れてください。)
5 青い液でお米を炊く
キャラ弁用の青い卵焼きの作り方
キャラ弁を作るとき、薄焼き卵って結構便利です。
おにぎりに巻いたり、型抜きしてごはんやおかずの上に飾ったりして使います。
青い薄焼き卵の作り方は、当たり前ですが青いものを卵に混ぜて焼きます。
黄身があると色が混ざって緑っぽくなってしまうので卵の白身だけを使います。
黄身を取り除かずに卵1個に食用色素青を入れて焼くとこんな感じの青緑の薄焼き卵になります。
↓ ↓ ↓
・卵 1つ
・砂糖 小さじ1弱
・色素 適量
・水溶き片栗粉(水小さじ2に片栗粉1つまみをとかす)
※片栗粉は卵焼きが破れにくくなるために入れているのでなくてもOK
材料を混ぜて焼く
白身だけに食用色素青を混ぜて焼くとこんな感じです。
↓ ↓ ↓
色の濃さは入れる色素の量で調節できます。
焼いた感じは白身だけだと崩れやすくて少し焼きにくい気がします。
温めたフライパンか卵焼き器に入れたら、なるべく動かさずに
弱火~弱めの中火でフタをして蒸し焼きにすると焼きやすいかもしれません。
崩れにくくするためにホットケーキミックスを入れて焼いてみました。
↓ ↓ ↓
・卵の白身 2こ分
・砂糖 小さじ1弱
・ホットケーキミックス 小さじ2
・色素 適量
・水溶き片栗粉(水さじ2に片栗粉1つまみをとかす)
※片栗粉は卵焼きが破れにくくなるために入れているのでなくてもOK
材料を混ぜて焼く
生地がしっかりして焼きやすくなりましたが、焦げやすくなりました。
表面に焼き色がつくと茶色くなってしまい、せっかくの青が台無しなので弱火で焼いた方が良さそうです。
焼きやすくきれいに出来ましたが、味はホットケーキ味でした( ̄▽ ̄;)
ごはんには合わないかもしれません。
青い薄焼き卵は紫キャベツでも作ったことがありますが、
食用色素ほどはっきりとした青にはならないことが多かったです。
なので、うちでは色素を使ってしまうことが多いですが
もちろん紫キャベツでもできます。
・紫キャベツ1~2枚
・水
・卵の白身 2こ分
・砂糖 小さじ1弱
・片栗粉 1つまみ
※片栗粉は卵焼きが破れにくくなるために入れているのでなくてもOK
1 紫キャベツと水を鍋に入れて紫のキャベツ液を作る
※なるべく濃い色に作る
2 紫キャベツの液が少し冷めてから大さじ1~2に片栗粉を溶かす(片栗粉はなくてもOK)
※あまり水っぽいとかたまりにくく焼きづらいですが、少ないと色が薄くなるので…調整してください( ̄▽ ̄;)
3 白身と砂糖と2のキャベツ液を混ぜる
※卵の白身はアルカリ性なので混ぜるとキャベツの紫が青く変わります。
※卵液が青になるように、キャベツ液の量を調節してください。(量によっては変な色になることも…)
4 フライパンか玉子焼き器で焼く
バタフライピーのお茶でも青い薄焼き卵がつくれますが、食用色素ほど濃い青にはなりません。
↓ ↓ ↓
・バタフライピーのお茶 大さじ1~2
・卵の白身 2こ分
・砂糖 小さじ1弱
・片栗粉 1つまみ(なくてもOK)
1 バタフライピーのお茶を入れる
※なるべく濃い色に作る
2 バタフライピー茶を少し冷ましてから大さじ1~2に片栗粉を溶かす(片栗粉はなくてもOK)
※あまり水っぽいとかたまりにくく焼きづらいですが、少ないと色が薄くなるので、使う量は調整してください。
3 白身と砂糖と2のバタフライピー茶を混ぜる
※バタフライピーは中性~アルカリ性で青くなります。(卵の白身は弱アルカリ性)
4 フライパンか玉子焼き器で焼く
デコふりを白身に入れて焼いたこともありますが、全然青くなりませんでした。
1袋入れただけなので量が足りなかったのかもしれませんが
1袋でもかなり濃いチャーハン味なので2袋入れたらどれくらい塩辛くなるのか・・・
デコふりは卵の色付けには使えそうにありません。
まとめ
【キャラ弁用青いご飯の作り方】
・バタフライピーごはん・・・ほんのり豆の香り
・デコふりを混ぜる
・食紅(食用色素)を混ぜる
・食紅を加えて米を炊く
・紫キャベツごはん・・・ほんのりキャベツの香り
※あたたかいごはんに直接色素やふりかけを混ぜる時は、かならずアツアツのごはんにまぜる
【キャラ弁用青い卵焼きの作り方】
卵の白身だけに青いものを混ぜて焼く
食用色素、紫キャベツを煮た汁、バタフライピーのお茶など