『ウーパールーパーの飼い方 必要な設備とお迎え準備』のつづきです。
ウーパールーパーのお迎え編になります。
ウーパールーパーのお迎えの心構えとお迎え初日に注意することを書いてみました。
ウーパールーパーのお迎え準備
でウーパールーパーをお迎えするまでに準備しておくことを書きましたが
準備はできたでしょうか?
お迎え直前になったらもう一度確認してください。
水槽準備はできていますか?
大きな水槽、ろ過装置、水温計はありますか?
カルキを抜いた水を入れてろ過装置を回しましたか?
水温は25℃以下になっていますか?
水流は強すぎませんか?
流れのない隠れ場所はありますか?
水槽の準備は前日までにしておきましょう。
カルキを抜いた水が入っていて濾過装置が動いて水温が10℃~25℃ならば
ウーパールーパーを入れても大丈夫です。
ウーパールーパーのお迎えの心構え
週に1回、場合によっては毎日水換えをする覚悟は良いですか?
寿命は8年~10年 10年間お世話を続けられますか?
ウーパールーパー自体は2000円~3500円くらいで購入できますが、
ろ材や餌は消耗品でろ過装置も10年は持ちません。
加えて夏と冬の水温管理には電気代がかかり
場合によっては水槽用クーラー(数万円必要)や水槽用ヒーター必要になります。
経済的に10年間水槽を維持できる余裕はありますか?
ウーパールーパーは暑さが苦手。
水槽用クーラーやエアコンやファンなどで水温を25℃以下にしなければいけません。
温度管理が出来る環境がありますか?
ウーパールーパーの種類 好きな子をお迎えしよう♪
ウーパールーパーは定番のリューシスティック以外にも色々な色があり
色によって名前が付けられています。
定番のリューシスティック
「リューシスティック」は体が白く、目が黒いウーパールーパーです。
リューシスティックは「ソバカス」と呼ばれる黒い点々模様が顔やエラに表れることがあります。
ソバカスが全く出ない子もいますし、成長とともに「ソバカス」が出てくる子もいます。
真っ白のアルビノ
「アルビノ」は体が白で、目が白か赤色です。
アルビノは黒の色素が欠乏しており、先述したリューシスティックと比べて黒の色素を持ちません。
そのためリューシスティックのようなソバカスは発生せず、完全に白いウーパールーパーです。
ウーパールーパーの中でも特に視力が弱く
共食い事故が起こりやすいので多頭飼育はしない方が良いかもしれません。
野生の色に近いマーブル
緑や茶色をベースに黒のマダラ模様で迷彩柄のようなウーパールーパーです。
野生のウーパールーパーに最も近いカラーをしているタイプとも言われています。
同じマーブルでも黒っぽい子や緑が強い子など色々な色合いの子がいます。
アルビノの一種のゴールデン
アルビノの中で黄色が強く、キラキラしたラメ紋様が入るタイプのウーパールーパーです。
ラメ紋様は成長とともに薄くなるものが多いです。
色褪せず大人になるものもいます。
アルビノの一種なので視力が特に弱く、
共食い事故が起こりやすいので多頭飼いは避けた方が良いかもしれません。
ブラック
黒いウーパールーパーです。
真っ黒の子もいますが、お腹周辺が白っぽい子が多いです。
色々な色のウーパールーパーがいます。
値段的にはリューしスティック、アルビノは2000円~3000円くらい
その他のウーパールーパーは少し珍しく2500円~3000円くらい
気に入ったウーパールーパーをお迎えしてください♪
ウーパールーパーを選ぶ時は?
ウーパールーパーを選ぶ時は元気な子を選んでください。
泳いでいたり底を歩いている子は元気です。
浮いている子は元気がない子かもしれません。
元気なウーパールーパーも自分で浮くことはあるので見分けが難しいのですが、
傾いて浮いている子は弱っているのでやめた方がよいです。
もしかしたら病気かもしれません。
ショップでは大きくならないよう餌を制限することが多いです。
そのため元気な子でも体力が落ちていることがあります。
ただでさえ体力が落ちているのに、体調が悪いと
急な環境の変化に適応できない可能性が高くなります。
ウーパールーパーの購入後は
ウーパールーパーの持ち運びは
お店ではだいたいビニール袋に入れてくれると思います。
袋の水は少ないので、水温は変化しやすくすぐに水質も悪化します。
なので長期間袋の中では生きられません。
なるべく揺らさないようにそうっと
そしてなるべく早めに持ち帰って水槽に移してあげてください。
水合わせ
購入したウーパールーパーははやめに水槽に入れてあげるのが良いですが、
いきなり水槽の水に放すのはやめてください。
突然水温の違うところに入れるとショック死することもあります。
必ず水合わせをしてください。
水合わせのしかた
水槽にウーパールーパーの袋を浮かべてしばらくおく
1時間以上そのままおいておくと
水槽の水とウーパールーパーの袋の水の水温が同じになります。
そしたら水槽の水をスポイトなどで少しずつ袋に入れて様子を見ます。
大丈夫そうなら袋の口を開けてそっと水槽の水を入れていきます。
そのまま袋の口を開け手浮かべておくとうーパールーパーが自分で出て行きます。
ウーパールーパーが水槽の中に入ったら、袋を片づけます。
落ち着くまでしばらくはそーっとしておいてあげてください。
隠れる場所があるとウーパールーパーが安心できます。
最初の餌やりは?
新しい水槽の環境になれるまで餌は与えずに様子を見ます。
半日くらい様子を見て元気そうなら餌をあげてみてください。
ショップではブラインシュリンプ、イトミミズ、赤虫などで育てられることが多いようです。
そのため幼いウーパールーパーは人工飼料を食べない子の方が多いです( ̄▽ ̄;)
人工飼料は餌だと気づかなかったり、サイズが大きくて食べにくかったりします。
小さなウーパールーパーには冷凍赤虫が良いと思います。
赤虫は嗜好性が高く大人のウーパールーパーでも好きな子が多いですが
スタミナ食なので成長期のウーパールーパーにはちょうど良いエサです。
ショップでは小さいサイズを保つためにエサを制限されていることが多いので、
まずは食べやすい餌をあげて体力をつけてください。
ずっと赤虫だけというのは栄養的にバランスが悪いので、
体力がついて少し成長したら、少しずつ人工飼料にも慣らしていくようにしてください。
衝動買いしてしまった場合は
衝動買いしてしまって水槽の準備が出来ていない場合でも
容器(水槽)とカルキ抜きと水がなければウーパールーパーは生存できません。
とりあえずは水槽、プラの虫かご、プラケース、タッパーなどなるべく大きな容器に
水とカルキ抜きを入れてウーパールーパーの居場所をつくってあげてください。
容器が十分に大きい場合は浅い水で良いですが
小さい場合は短時間で水質が悪化しやすいので水をたっぷりいれてください。
水をたっぷり入れた場合は飛び出さないように上に何かを乗せてフタをしておいてください。
タッパーなどは密封しないように、フタを上に置くだけにしてください。
ウーパールーパーは大きなエラのおかげで酸素不足には強いのでエアレーションはなくても大丈夫です。
ウーパールーパーを容器に入れる時は必ず水合わせをしてください。
これで、ウーパールーパーがなんとか生きていける場所ができましたが、
ウーパールーパーは汚れた水では生きられないので、水換えは毎日必要です。
これからずっと飼っていくようなら
大きめの水槽とろ過装置、水温計を用意してください。
ウーパールーパーのえさやりについてはこちらにまとめてあります
↓ ↓ ↓
まとめ
【ウーパールーパーのお迎え準備】
大きな水槽、ろ過装置、水温計はありますか?
カルキを抜いた水を入れてろ過装置を回しましたか?
水温は25℃以下になっていますか?
水流は強すぎませんか?
流れのない隠れ場所はありますか?
水槽の準備は前日までにしておきましょう。
【ウーパールーパーのお迎えの心構え】
週に1回、場合によっては毎日水換えをする覚悟は良いですか?
寿命は8年~10年 10年間お世話を続けられますか?
経済的に10年間水槽を維持できる余裕はありますか?
温度管理が出来る環境がありますか?(水温25℃以下)
【ウーパールーパーの種類】
定番のリュースティック
真っ白のアルビノ
野生の色に近いマーブル
ゴールデン
ブラック
どの子も可愛いです♪
値段的にはリューしスティック、アルビノは2000円~3000円くらい
その他のウーパールーパーは少し珍しく2500円~3000円くらい
【ウーパールーパー選ぶ時】
元気な子が良い
泳いでいたり底をを歩いている子は〇
浮いている子、傾いている子は弱っているかもしれません。
【購入後は?】
購入したらなるべく早く家に連れて帰りましょう
小さな袋の中はすぐに水質が悪化したり水温が上がったりして
長時間ウーパールーパーを入れておくと弱ってしまいます。
水槽に移す時は水合わせを忘れないように。
水槽に入れた後半日くらいはそっとしておいてください。
半日以上様子を見て元気だったら餌をあげても大丈夫です。
小さなウーパールーパーの餌は冷凍赤虫が食べやすくて良い。
成長して体力がついたら人工飼料にもチャレンジしてください。