プラバン工作にクレヨンって使えるの?
もちろん使えます。
塗り方によってポップな感じになったり微妙な色合いを楽しめたりします。
今回はプラバンにクレヨンで着色するときの塗り方やコツ、コーティングのしかたなどをご紹介します。
プラバンにクレヨンで塗るときの塗り方は?
焼く前に塗る
サンドペーパー(やすり)をかけてから塗る
焼くお色が濃くなり黒っぽくなることもある
焼く時に溶ける
マットな仕上がり
クレヨンは焼く前に色をつけます。
プラバンにそのまま押し付けても色はつきません。
フロストタイプのプラバンを使うか、サンドペーパー(ヤスリ)で傷をつけてから色をぬります。
サンドペーパーは一方向からだけではなく、円を描くように色々な方向からかけた方が色がムラなく乗ります。
クレヨンは焼く時に一度溶けます。
そのため、隣り合った色は混ざったり、にじんだ感じになったりします。
全体を一色でぬるとか、混ざっても綺麗な色をつけるとか、混ざることを計算に入れてグラデーションにするとか。
デザインによっては味のある仕上がりになります。
我が家の子供達グラデーションなんてことは考えられないので、もっぱら単色で塗っています。
焼き上がりはかなり色が濃くなるので、赤などのもともと濃い色は黒っぽく見えてしまうこともあります。
淡い色を使ったり、薄くぬると可愛く仕上がります。
クレヨンで色をぬった後にティッシュや綿棒で余分な箇所を伸ばしたりふき取ったりしてから焼くと、微妙な色合いが楽しめます。
焼いた直後は溶けたクレヨンがプラバンの上に乗っているような状態です。
平らに押さえる時は、クレヨンをこすらないように注意してください。
溶けたクレヨンが固まる前にこすってしまうと汚くなってしまいます。
クレヨンのコーティングは何を使う?
コーティングにはUVレジン、水性ニス、トップコート、ジェルメディウムなどが使えます。
クレヨンでは、はっきりと線を書く、というような使い方はしないので
「絶対にコーティングでにじまないか?」
といわれるとはっきりとはわかりませんが。
コーティング剤をぬる際にゴシゴシこすったりしなければ、どれを使っても大丈夫でした。
熱が冷めて溶けたクレヨンが完全に乾いて固まってからコーティングをしてください。
焼いた後は指でこすると色がつく状態なので、コーティングするときに表面をゴシゴシこすってしまうと色落ちします。
そのため、表面をこすらずにぬることが出来るコーティング剤の方が安全でしょう。
UVレジンやトップコート、ジェルメディウムなどを多めに垂らし、クレヨンに触れないように爪楊枝などで伸ばした方が綺麗にコーティング出来ます。
水性ニスの場合は普通はうすくのばす塗り方をするので少し注意が必要です。
全体をクレヨンの単色でぬった場合は気にする必要はありませんが、そうでない場合はスプレータイプを使用した方がきれいに仕上がるかもしれません。
まとめ
・焼く前に着色する
・フロストタイプのプラバンを使うかサンドペーパー(やすり)で傷をつけてからぬる
・クレヨンで塗った後、ティッシュや綿棒で余分なところを伸ばしたりふき取ったりするときれいに仕上がる
・焼いたあとは表面を擦らないようにする
プラバン工作の作り方【まとめ】基本的な作り方、コツ、コーティングについて はこちら