セキセイインコの雛をお迎えした時の体験です♪
まだ羽も生えそろっていない小さな雛に、4時間おきに離乳食をあげました。
さし餌の作り方や与え方、そのうの見方など、写真で詳しく説明します。
セキセイインコの雛の餌は何をあげる?
セキセイインコのお迎えのためにうちで用意した餌は2種類です。
あわ玉とヒナフトール(パウダーフード)です。
まずはあわ玉です。
これだけでは栄養が足りないのでパウダーフードを混ぜて与えます。
今回はさし餌期間が2週間しかなかったので1袋と少し使いました。
が、好きな子は離乳食が終ってもそのまま食べたりするので多めに買っておいても使えます。
パウダーフードはヒナフトールを用意しました。
パウダーで有名なものはフォーミュラで、ペットショップでも良く見かけます。
が、今回は、雛がお迎え前に食べていたヒナフトールを選びました。
あわ玉に混ぜて与えました。
どちらもインコを購入した小鳥専門店であげていた餌と同じものを購入しました。
インコの雛は急に餌が変わると食べないこともあります。
なるべくペットショップや販売店で与えていたものと同じ餌を用意するのが良いかと思います。
インコと一緒に購入するのが楽かもしれませんね。
セキセイインコの雛に与えるさし餌の作り方
自然で育つ雛は親鳥から口移しであたたかいエサをもらいます。
インコは人間より体温が高いため、雛に冷たいエサはNGです。
40℃~50℃くらいにあたためてあげます。
まず、スプーンで餌を食べる場合のエサの作り方を説明します。
(スポイトで与える場合の説明は後ほど)
セキセイインコの雛のさし餌の作り方、スプーンで与える場合
器(冬に作る時は冷めにくいように口の狭いもの)
スプーン
あわ玉
パウダーフード
お湯
1 器にあわ玉を入れます
器はおちょこを用意しました。
口が狭いので冷めにくくてちょうどよいです。
(冬場はすぐにえさが冷めてしまうので)
それでも食べているうちに冷めてしまうので、まず熱湯で器を温めてから使いました。
あわ玉の量は1回にスプーン1杯くらい使いました。
実際にはこんなに食べません。
少し残すくらいですが、
「足りなかったらかわいそうだな。」
「いっぱい食べておおきくなれよ
という親心です( ̄▽ ̄;)
食べる量はその子によって違いますので、様子をみながら調節してください。
2 あわ玉が浸るくらいまでお湯を注ぎ5分~10分くらい待ちます。
お湯の温度はだいたい80℃くらいにしました。
餌はすぐに冷めてしまうので、なるべく温かく作りたいところですが、
ここで熱湯を注いでしまうとあま玉のデンプンが変性してしまうというので80℃くらいのお湯を使いました。
粟玉がふやけて柔らかくなるのを待ちます。
3 一度お湯を捨てて、パウダーフードを入れます。
4 少量のお湯を加えてまぜ、冷めないうちに雛に与えます。
冷めたエサは食べないのでこの時に新しいお湯を入れて温めます。
この餌で水分補給もするので、少しお湯が入ったまま餌を与えます。
パウダーフードは熱湯をかけてしまうとタンパク質やデンプンが変性し、消化不良の原因になるそうです。
パウダーフードと混ぜる時は先程よりもう少し冷ましたお湯を使いました。
大体60℃くらいです。
触ると熱いけれど火傷するほどではない、くらいのお湯です。
セキセイインコの雛のさし餌の作り方 フードポンプ(スポイト)で与える場合は?
器
フードポンプ(スポイト)
パウダーフード
お湯
自分でスプーンから食べられない雛には
フードポンプやスポイトなどでくちばしの中にエサを入れてあげます。
フードポンプはペットショップに売っていますが、100円ショップのスポイトなどでも代用できます。
フードポンプ(スポイト)で与える場合はあわ玉はポンプにつまってしまいます。
パウダーフードのみをお湯に溶いて与えます。
硬さは最初はホットケーキミックスを溶いたのよりも少しやわらかいくらいです。
たくさん食べるようになったら段々かたくしていきます。
お湯は熱湯ではなく60℃くらいのお湯を使って下さい。
(パウダーフードの変性を防ぐために)
(温度を計らなくてもだいたいでOK。熱いけど火傷はしないくらい。)
お湯にパウダーフードを溶かして40℃〜50℃くらいの温度に調節してあげてください。
セキセイインコの雛は冷めたえさは食べない!
セキセイインコの雛は冷めたエサは食べません。
餌を食べている途中で冷めてくると段々食いつきが悪くなり、満腹にならなくても途中で食べるのをやめてしまいます。
食べている途中で冷めてしまわないように湯せんをしながら餌をあげると温かい餌をあげることができます。
お椀にお湯を入れて、その中にさし餌の入った器を浸す感じです。
もし冷めてしまったらお湯を加えたり、熱めのお湯をお椀にいれて湯せんで温めると、またパクパク食べてくれます。
セキセイインコがみんなそうなのかは分かりませんが、
うちの子は熱めのエサが好きでした。
えさを手で触ってみて「ちょっと熱いかな?火傷しないかな?」と心配になるくらいのえさをパクパク食べました。
少しでも冷めてしまうと全く食べなくてなりました。
お風呂くらいの温かさだとお腹が空いていても食べてくれません(´・ω・`)
インコを購入した小鳥専門店のスタッフさんは
「50℃くらいのエサが一番食いつきがいい。」
と言っていました。
自然の状態で母鳥からもらうエサもそのくらい熱々なんでしょうか( ̄▽ ̄;)
セキセイインコの雛 さし餌の与え方
こんな感じです。
スプーンで食べられる子は、嘴にスプーンを近づけると自分で食べてくれます。
自分で食べられない子は、スポイトなどで嘴の中に入れてあげて下さい。
古いエサは消化不良の原因になることもあります。
エサは1回ずつ新しく作り、作り置きはしないようにしましょう。
食べ残した餌は少し勿体無いですが、処分してください。
セキセイインコの雛 さし餌の時間とタイミング
さし餌期間中は3~4時間おきにえさをあげます。
1日4~5回です。
1回目は朝おはようしたらあげてください。
最後の餌から時間があいているのでお腹が空いているはずです。
2回目は3~4時間後になるのですが、
お腹が空いているかどうか、雛のそのうを見ながら時間を決めていきます。
空腹になるとそのうがぺちゃんこになるので、その時がえさの時間です。
だいたいの時間が分かれば、次の日からは同じくらいの時間にあげるようにします。
セキセイインコの雛 そのうの場所は?
この部分です。
満腹の時はぷっくり膨らみます。
空腹の時はぺちゃんこになります。
上の写真は微妙ですね。
ぺちゃんこでもなく、ぷっくりもしていないので
空腹ではないけれどあげたら食べるかも
という状態でしょうか( ̄▽ ̄;)
上の写真は食後です。
そのうの部分がぷっくりしているのが分かりますか?
よく分からない時は、羽をかき分けてそーっとさわってみると分かりやすいと思います。
まとめ
セキセイインコの雛 さし餌の作り方と与え方でした。
餌の種類 購入前に与えられていた餌と同じものを用意する
餌の作り方 お湯か電子レンジを使い40℃~50℃の餌を作る。
餌の回数 1日4~5回(3~4時間おき)
餌の時間 1回目は朝起きたら。2回目以降はそのうが空になったら。
餌の与え方 スプーンにエサをのせてくちばしに近づける。又はスポイトでくちばしの中に入れる。