我が家ではオスのセキセイインコを飼っていますが、初めての発情期はあまりの激しさに驚きました。
対応を誤ってインコとの関係が悪くなってしまった時期もありました。
発情期に注意することと、我が家での対応をご紹介します。
セキセイインコの発情した時の行動と注意点
・吐き戻しをする
・おしりを振ったり、こすりつけたりする
・人に噛みつく
吐き戻しは求愛行動の1つです。
餌を吐き戻してプレゼントします。
首を上下に振って餌を吐き出します。
求愛行動での吐き戻しは首を縦に振って吐くので顔はあまり汚れません。
顔が汚れている場合は体調不良で首を横に振って吐いた可能性があります。
嘔吐物が顔の毛についている場合は病院に連れて行ってください。
吐いた餌はそのままにしておくとまた食べてしまうことがあります。
お腹を壊すこともあるので、すぐにふき取って下さい。
おしりをふりふりするのも発情期の行動です。
おしりをフリフリしたあと、パートナーのおもちゃにおしりをすりつけます。
発情の相手が飼い主以外の場合は、発情期には飼い主に噛みつくことがあります。
・狭い場所に入る
・紙ちぎるなどの巣作り行動をする
・吐き戻しをする
・背中をそらせて『しゃちほこポーズ』ととる
・卵を産む
・人に噛みつく
発情期になると卵を産むために巣をつくろうとします。
狭い場所に入りたがり、巣になるところを探します。
紙や木くずなどの巣材を集めます。
とまり木や壁紙、家具など、なんでもかじってしまいます。
吐き戻しはオスの求愛行動ですが、メスが吐き戻しをすることもあります。
戻したものはすぐにふき取ってください。
シャチホコポーズという交尾の時の態勢をとるのも発情期の行動です。
メスは発情期になると交尾をしなくても卵を産むことがあります。
発情が続き卵を産み続けると、卵に栄養を取られるためインコに必要な栄養が足りなくなり体調を崩してしまいます。
卵を取り上げるとまた産み足してしまう場合があるので、産んだ卵はしばらくそのままあたためさせてあげてください。
偽卵と取り換える方法もあります。
産卵過多はインコの命にかかわりますので、発情抑制の対策をしたり病院に相談してみてください。
セキセイインコの発情期の時期はいつ?
インコの発情期は本来
『日が長く温かい時期』
『雨が多く餌が豊富な時期』
にやってきます。
日本で言うと、春や秋、梅雨時期です。
が、人に飼われているインコは常に暖かく快適な環境で生活し、エサも豊富にあるため、
季節に関係なく発情してしまう子がいます。
うちの子も『可愛い子がいればいつでもOK』みたいな感じです( ̄▽ ̄;)
年2回程の短い発情期の場合は自然なサイクルですが、
それ以上の発情過多は、病気や寿命を縮める原因になります。
季節に関係なく発情気味のインコは発情抑制の対策が必要です。
幸いうちの子は、相手がいなければ発情行動をとらないので、
飼い主が徹底的に彼女を排除しています。
少し可哀想ですが。
セキセイインコの発情期はいつから
飼育書などには6か月くらい
と書いてあるものが多いようです。
うちの子は5か月前に初めて発情期を迎えました。
前日までは何の変化もなかったのに、ボールペンを相手に突然騒ぎ始めて本当に驚きました。
セキセイインコの発情が止まらない
我が家ではオスのセキセイインコを飼っています。
もちろん発情期もあります。
というか、相手がいればいつでも発情します(>_<)
うちのインコの発情期の様子と対応をご紹介します。
発情の第1段階とか、第2段階とか出てきますが、飼い主が勝手に言っているだけです(笑)
発情の時の行動は個体差もあると思うので、あくまで我が家の発情期の様子をお話します。
発情行動は突然はじまりますが、
うちの子は吐き戻しはほとんどしません。
雛の時から育てているので、
「コミュニケーション能力が足りないのかな?」
「もし、インコをもう1匹お迎えした場合、上手に仲良くできないかもしれない」
と、飼い主は少し心配しています( ̄▽ ̄;)
発情行動ですが、まずは 第1段階
好きな子がみつかると、動きが激しくなります。
彼女の周りをまわりながら使づいたり離れたりをくりかえします。
調子が出てくるとおしゃべりも始まります。
この段階ではまだ、
『友達として好き』なのか『彼女にしたい』のか微妙なところで、
動きの激しさと興奮具合で『ちょっとあやしいな』となんとなくわかる程度です。
まだ『ちょっと待った!』と言うことができます。
この時に近寄ると威嚇してきますが、
他のおもちゃで気をひいて、発情の相手はサッと隠してしまいます。
一瞬『アレッ???』という顔をしますが、すぐに他のおもちゃで遊び始めます。
発情行動が次の段階に進むと別鳥に変身して、飼い主に激しく攻撃をするので、
なるべくこの段階でストップするようにしています。
第2段階 に入ると一気にヒートアップします。
彼女の周りを回りながらおしりをフリフリします。
この段階で、人が近づいたり、目が合ったりすると、噛みに来ます。
本気噛みなので結構痛いです(>_<)
一度噛むとなかなか離れません。
振り払ってもしつこく噛みついています。
目は吊り上がって、普段とは別人(別鳥?)になります。
第3段階 は彼女の上にのって羽根をひろげてお尻をすりすりします。
飼い主が近づくと攻撃してくるのは第2段階と同じです。
ここまで来ると、止まらないし、無理に止めてもストレスがたまりそうなので、早く終わるようにそっと見守ります。
独特の鳴き方をして、交尾の真似のようなことをして終了します。
発情行動が終った後
終ったあとは別鳥から元の鳥に戻ります。
何事もなかったように飼い主のところに遊びにきます。
『憑き物がおちたような』という言葉がぴったり。
数分前に激しく噛みついたことは全く覚えていないようです(-_-;)
噛まれた時の対応は?
噛まれたときに動くとさらに興奮して攻撃してくるので、飼い主は動かずにじっとしています。
興奮度Maxで、宥めても叱っても飼い主の声は多分聞こえていない感じです。
じっとしていると、「邪魔はされないみたい」と安心するのか、大好きな彼女のところに戻っていきます。
この段階まできたらもう止まらないので、別に邪魔する気はないんだけど。。。
以前、「悪い子はケージに入っていなさい!」という感じでつかまえてケージに入れたことがありました。
発情行動はそこでおさまりましたが、その後しばらくは必要以上に警戒され、インコと飼い主の関係が悪くなってしまいました。
インコとの信頼関係が崩れると色々と問題が起きます。
『放鳥後もすんなりケージに帰ってくれない』とか
『ケージの掃除のたびに噛まれる』とか
日常のお世話に支障をきたすので、噛まれても無理にケージに入れるのはやめました。
おかげで今では本気噛みされることはほとんどありません。
甘噛みでけん制されることはたまにありますが( ̄▽ ̄;)
まとめ
セキセイインコのオスの発情行動・吐き戻しをする
・おしりを振ったり、こすりつけたりする
・人に噛みつく
セキセイインコのメスの発情行動・狭い場所に入る・紙ちぎるなどの巣作り行動をする
・吐き戻しをする
・背中をそらせて『しゃちほこポーズ』ととる
・卵を産む
セキセイインコの発情期はセキセイインコの発情は生後6か月くらいからと言われています。
我が家では生後5か月より前に初めての発情がありました。
発情の時期は春、秋、梅雨時などに発情しやすくなります。
発情過多は病気の原因になります。
季節に関係なく発情行動がみられる場合は、発情抑制の対策が必要です。