セキセイインコの雛をお迎えしました。
生後2週間のインコは小さくて弱々しくて、ドキドキでした。
後になって「もっとこうしてあげればよかったなー」なんて思うことも色々あります。
お迎え初日、2日目から2週間目くらいまでの成長記録です。
セキセイインコの雛のお迎え準備
真冬の一番寒い時期に、生後2週間のセキセイインコの雛をお迎えしました。
本当は春か秋にお迎えする方が良かったのですが。
春と秋は暑すぎず寒すぎず、温度管理と体調管理が比較的楽にできます。
体力のない雛にも過ごしやすい季節のため、雛のお迎えには春か秋が適しています。
が、今回うちの次男が
「どうしてもお誕生日にインコの雛が欲しい!」
ということで真冬のお迎えになりました( ̄▽ ̄;)
真冬のお迎えだったため雛を冷やさないように細心の注意をはらってお迎えしました。
お迎えする時間帯、今回は人間の都合で夕方になってしまいました。
本当は午前中か午後の早い時間の方が良かったのですが。
移動中、家に着いて、雛に何かあった場合、心配事や困り事があった場合、
早い時間にお迎えしておけば、購入店やペットクリニックに問い合わせることができます。
また、日中の暖かい時間帯のお迎えの方が、雛を冷やさずにお迎えできます。
初っ端から気の利かない飼い主ですが、インコはすくすくと育ち今では家のリビングを飛び回っています。
今回 セキセイインコの雛のお迎えのために用意したもの は
セキセイインコの雛のケージ
雛のうちはおおきなケージは必要ありません。
虫かごのような小さなものでも大丈夫です。
うちではミニマルランドのキャリーを使いました。
キャリーケースを保温のために段ボール箱の中にいれて雛をお迎えにいきました。
部屋と車のエアコンもONにして、移動中や到着時も寒くないようにしました。
後で知ったのですが、カイロをハンカチなどにくるんでケースの外に張り付ける
という技もあるそうです。
インコのためのペット用ヒーター
雛が冷えないようにペットイーターも用意しました。
うちには他のペットもいるため、リビングは基本的に20℃以下にならないように設定しています。
(真冬はエアコンの効きが悪く、19℃くらいまで下がってしまうこともあります。)
でも、毛も生えそろっていない雛には20℃は少し寒すぎです。
せめて23℃~25℃以上にはしたいところ。
そのため、小さなヒーターを1つ用意しました。
ほんのり暖かい感じでしたが一応カバーをかけて使用しました。
エアコンで室温20℃+ペットヒーター+ケージを段ボールの箱に入れる+夜は布をかぶせる
こんな感じで保温をしました。
温度計
雛のケージの中が冷えていないか確認するために温度計も用意しました。
目標は23℃以上!
できれば25℃!
セキセイインコの雛の餌
あわ玉と栄養補助用のパウダーフードを用意しました。
インコのひなにエサをあげる為のスプーン
雛にエサをあげる時に使うスプーンです。
専用の先の細いタイプのものも売っていますが、うちでは普通のプラスチックのスプーンを使いました。
さし餌用のフードポンプ
スプーンの餌を食べてくれなかった場合は、くちばしのなかに直接入れる必要があります。
今回ははスプーンの餌を自分で食べてくれたので出番はありませんでした。
100円ショップに売っているようなスポイトでも良いかもしれません。
インコのおやすみ用遮光カバー
光を遮るカバーです。
夜おやすみするときに電気の光がはいらないようにケージにかぶせます。
セキセイインコの雛のお迎え初日
お迎え初日はこんな感じでした。
まだ羽もまばらで
「ちゃんと育つのかな?」
と心配になりました。
この日はスプーンにのせたエサをモリモリ食べてくれたので一安心です。
スポイトも用意してあったのですがムダになりました( ̄▽ ̄;)
お迎え初日は雛も環境が変わり不安になっているので、なるべくそーっとしておきます。雛のストレスにならないように、最初の1日だけは見るのも触るのも我慢・我慢 (´;ω;`)
うちの子供たちも覗きたい気持ちをグッと抑えて、エサの時間以外はかまわないようにしていました。
インコは薄暗い方が安心するそうなので、ケージの入った段ボールのふたを半分閉めて、薄暗い状態を作りました。
完全に遮光してしまうと昼夜が分からなくなってしまうので、 真っ暗ではなく薄暗くします。
1日目は、19時ころ餌をたっぷり食べた後、遮光カバーをかけておやすみしました。
インコは日の出とともに起きて、陽が沈むと寝る、昼行性の生き物です。
人間と一緒に夜更かしをすると体調を崩してしまうそうです。
早めにおやすみするように飼い主も気を付けなければ!
セキセイインコの雛のお迎え2日目
朝6時ころ、遮光カバーをはずしておはようしました。
ケージの中を覗くと
もう止まり木にとまっていました!
まずはエサをあげてからケージのお掃除。
ティッシュでふき取るだけで簡単にきれいになります。
ケージの床に新聞紙や紙は敷きませんでした。
そのかわり、4時間おきの餌の時間に毎回お掃除をしてきれい保つようにしました。
2日目も4時間おきにえさをあげて19時にはおやすみしました。
雛はまだあまり活動していないようだったので、薄暗く静かな状態を保つようにしました。
セキセイインコの雛 お迎え3日目以降
3日目くらいから雛も慣れてきたようなので、4時間おきの餌を食べたあとに少し遊びました。
まだ小さく体力もないので、疲れすぎないようにちょっとだけです。
食欲旺盛で離乳食もパクパク食べてくれます。
6日目は朝寒かったせいか、ヒーターの上に乗っていました。
(この日はヒーターのカバーを洗濯中のため、新聞紙で代用しています。)
同じ6日目の昼間です。
とまり木につかまる姿も様になってきました。
とまり木は余裕みたいです。
とまり木につかまる練習をしないといけない!
と思っていたのですが、自分で出来るようになっていました。
粟玉と水を小さなペットボトルのキャップに入れて、ケージの中に置いてみましたが、全く興味を示しませんでした。
7日目(生後3週間)
ケージの中を歩き回っています。
体力がついてきたせいでしょうか、活発に動きまわるようになりました。
羽をバタバタさせて飛ぶ練習も始めました。8日目
手も怖がらずこんな感じです。
撫でられるのはあまり好きではないらしく、触ろうとすると歩いて逃げます。
後で知ったのですが、セキセイインコは触られるのが苦手な子が多いみたいです。
9日目
掌よりも指につかまっている方が安定するようです。
食べる時は、飼い主の指をギュッと握って食べます。
羽ばたいたり歩いたり、遊びに夢中であまり食べません。
なんだか人間の赤ちゃんと一緒ですね( ̄▽ ̄;)
少し羽が生えてフワフワしてきました。
とまり木に立つ姿も心なしか凛々しくなってきたような
この日飼い主の指から50cmほど離れたケージまで初めて飛びましたヽ(´▽`)/
そして、 離乳食ではなく粟玉を自分で食べました。
この日以降、離乳食は続けていましたが、遊んでばかりでほとんど食べなくなりました。
そのかわり、粟玉を自分で食べるようになりました。
そろそろ離乳食卒業、ということでしょうか。
時期が来たら少しずつ粟玉に慣らしていき、徐々に離乳食を終わりにしようと思っていたのですが。。。
飼い主の予定とは関係なく、インコの方から自分で離乳食をやめました。
なかなか離乳食をやめられない子もいると聞いていたのですが。。。
なんて手のかからない子なの♪
飼い主はちょっと寂しいです(TT)
生後3週間を過ぎた頃から離乳食をあまりたべなくなり、生後4週間までには完全に固形のエサに切り替わりました。
お迎え2週間目、生後4週間です。
立派になりました。
羽もフワフワです♪
飛ぶのも上手になり、どこからでも飛べるようになりました。
練習中は足場が安定したところからしか飛び立てませんでした。
そのため、飛んだ後降りた先が変なところだと、そこから飛び立てずによく落ちていました。
飛び立った後ドアノブにかじりついたひなを、何度キャッチしに走ったことか。。。
こんなに立派に飛べるようになって、飼い主の努力も報われました。
インコの雛は飛ぶのが下手な時期は、落ちることがあります。
飛ぶ練習をさせる時は、危険なものがない場合で、すぐにキャッチできるように心の準備をして、練習させてあげてください。まとめ
生後2週間でお迎えした雛、すくすくと成長しました。
とまり木はお迎え数日で上手につかまるようになりました。
離夕食は清吾3週間くらいで勝手にやめてしまいました。
飛ぶ練習も生後3週間くらいから自分で始めて、生後1か月の頃には上手に飛べるようになりました。