夏休みもあと数日で終わる頃、小学3年生の息子の自由研究がまだ終わってないことが発覚!
その時思い出したのが、『まかいの牧場』で体験したバター作り。
短時間で簡単に出来るし、生クリームの種類を変えて比べれば自由研究にぴったり♪
というわけで、小学生が1日で簡単にできる自由研究、『バター作り』をやってみました。
小学生の自由研究にバター作り
まず準備するのは生クリーム。
植物性のクリームはバターにならないので、動物性の生クリームを用意してください。
1種類でも良いのですが、脂肪分割合の違うものが2種類あるとベストです。
35とか47とかが脂肪分の割合です。
脂肪分35%、脂肪分47%です。
比較対象として植物性のクリームと牛乳などもあると良いです。
牛乳は種別が『乳飲料』ではなく『牛乳』と書いてあるもの、そして『低脂肪ではないもの』を用意してください。
小学生の自由研究 バター作りで用意したもの
動物性生クリーム2種類
植物性生クリーム
牛乳
キッチンスケール
密閉容器
100円ショップのスクリューキャップの容器を使用しました。
実は振っている途中で漏れてしまいましたが、ほんの少しだったので大丈夫でした。
小学生の自由研究でバター作り やり方は?
生クリーム100ccを密閉容器に入れます。
密閉容器を力いっぱいフリフリします。
疲れるので子供にやってもらいましょう(*^▽^*)
1種類ずつ振っても良いですし、容器があれば4種類一遍に振ってしまえばさらに時短になります。
まとめて振る場合は、分からなくならないように容器にシールで印をつけておいてくださいね。
ちなみに、私は100円ショップのスクリューキャップの容器を使用しました。
振っているうちに少し液漏れしましたが、ほんの口の周りが湿ってくる程度だったので、実験に支障はありませんでした。
ただ、液漏れするとぬるぬるして手が滑るので、タオルやキッチンペーパーなどに包んで振るのが良いかもしれません。
5分くらい振っているとホイップ状になります。
そこで終わりにせずさらに2~3分振ると、固形のバターと液体に分かれます。
少し見にくいですが、白い液体の中に固形のバターがあります。
こんな感じになったら終了です。
植物性生クリームと牛乳は20分くらい振ってもバターになりませんでした。
『まかいの牧場』で『バター作り体験』をした時には、
『牛乳でも脂肪分の多いものはバターになるものもあるよ。』
とスタッフの方が言っていたのですが。。。
今回用意した牛乳はバターにはなりませんでした。
バターが作れる牛乳があるのかどうか謎ですが、時間がある方はぜひ試してみてください( ̄▽ ̄;)
小学生の自由研究でバター作り 結果をみよう
バターが出来たクリームは、液体とバターを分けて重さを測ってみます。
出来たバターの量は
脂肪分35%の生クリーム・・・43g
脂肪分47%の生クリーム・・・58g
クラッカーにつけて美味しくいただきました。
自由研究 バター作り まとめ方
自由研究の基本のまとめ方は
1 目的(動機)
2 方法
3 予想
4 結果
5 わかったこと(考察)
6 まとめ
順番にサクサク書いて行きましょう。
1 目的(動機)
実験の目的、この実験をやろうと思った動機などを書きます。
ちなみに我が家の息子が書いた目的はこちらです。
牧場でバター作り体験をしたときに、生クリームからバターができておどろいた。
生クリームならなんでもできるのかな、牛乳でもできるのかな、と思いバターを作ろうと考えました。
2 方法
実験方法なので、やったことをそのまま書くだけでOK
用意したもの
脂肪35%の動物性生クリーム
脂肪47%の動物性生クリーム
植物性生クリーム
牛乳
容器
キッチンスケール
方法
1 生クリーム、牛乳を100cc容器に入れる
2 生クリーム、牛乳の入った容器を振る
3 バターが出来たら、バターの量をはかる
予想
基本では予想は必要ですが、
低学年の子供だったら予想は書かなくても良いかな?
と個人的には思っています。
我が家の息子は下のように書いていました。
動物性の生クリームと牛乳は、同じ原料からできているのでバターになると思う
植物性生クリームは、牛乳から出来ていないのでバターは出来ないと思う
結果
次は結果です。
あともう少しで終わるので頑張りましょう。
実験してみた結果をそのまま書きます。
脂肪分35%の動物性生クリーム 43gのバターが出来た
脂肪分47%の動物性生クリーム 58gのバターが出来た
植物性生クリーム バターは出来ない
牛乳 バターは出来ない
わかったこと(考察)
わかったことを書きます。
予想で書いたことと絡めて書くと書きやすいと思います。
子供が『わかった!』と思ったことならなんでもOKです。
・植物性の生クリームは予想通りバターは出来なかった。
・生クリームは牛乳から出来ているので、牛乳からバターが出来ると思ったのにできなかった。
・脂肪分の多い生クリームの方がたくさんのバターができた。
・バターは生クリームの脂肪から出来ている
まとめ
まとめでは実験を通してのまとめです。
高学年では実験で分からなかったことや失敗したこと、実験方法の改善点や今後の展開などを書きます。
が、高学年でなければ感想的なことで良いと思います( ̄▽ ̄;)
我が家の息子は
5分振っただけでバターができて面白かった。
とか
食べてみたら味がなかったので、塩を入れたら美味しかった。
とか
2種類の生クリームから出来たバターはどちらも味は同じだった。
とか書いていました(*^▽^*)