今年はペットボトルで雲を作る自由研究をやってみました。作業自体は単純で簡単なので小学生でもできます。 気圧と空気中の水蒸気との関係、気温と気圧の関係、雲ができるしくみなど、実験後に調べてみると中学生向けの自由研究になります。 線香の煙を出すのに火を使うので、火の扱いには気を付けてください。
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ペットボトルで雲を作ろう 用意するものは?
・ペットボトル(キャップ付き) ・お湯 ・線香 ・ライター(マッチ)
ペットボトルを使った雲の作り方
1 お湯100mlをペットボトルに入れる 熱湯を使うとペットボトルが溶けたり変形するのでぬるま湯を使ってください。 2 線香に火をつけて煙をペットボトルの中に入れる(10秒くらい) 火の扱いには注意‼︎使い終わったら火を消しておきましょう。
3 キャップを閉めてペットボトルをふる
4 ペットボトルを押してへこませてから、手を離す。
押したり緩めたりを何回かくりかえします。手を離した時に雲ができる様子が観察できます。
調べてみよう
実験だけでなく、時間に余裕があれば雲について調べてみましょう。
雲のでき方 温度と空気中の水蒸気 気圧と温度 などについて調べてみると面白いと思います。
雲はチリに水蒸気がくっついて集まったものです。 今回の実験ではチリのかわりに線香の煙、水蒸気はお湯から出る水蒸気を使い、雲の出来る様子を観察します。 地上では上からの空気の重さで気圧が高い状態です。 山の上や空の高い所は上に乗る空気が少ないので気圧が低い状態です。 気圧が低いと空気にかかる圧力が低いので空気は膨張します。 空気は膨張にエネルギーを使うのため温度が下がります。 温度が下がると水蒸気は水に戻ろうとして空気中のチリにくっついて雲になります。
ペットボトルで雲をつくる自由研究のまとめ方
まとめ方 自由研究のまとめに決まった形はありませんがだいたい以下のことを書きます。 ・きっかけ(目的) ・実験で使ったもの ・実験方法 ・実験結果の予想 ・実験結果 ・調べたこと ・考察(わかったこと・まとめ・感想) ・参考文献 『実験でつかったもの』と『実験方法』をまとめてしまっても良いですし 『考察』と『感想』を別々に分けて書いてもOKです。 自分なりにアレンジしてまとめてみてください。 では、ひとつひとつの項目を順番に書いていきましょう♪
きっかけ(目的)
この実験をやろうと思ったきっかけや目的を書きます。 理科の授業で雲(天気)について習ったときに、雲がどうやってできるのか疑問に思った(確かめたいと思った) とか テレビで雲についてやっているのを見て・・・ とか 雲や天気について書いてある本を読んで とか 空の雲を見てどうやってできるのか、自分でも作れるのか疑問に思った などなど なんでもOKです。
実験に使ったもの
雲を作るときに使ったものを書きます。 ・ペットボトル(キャップ付き) ・お湯 ・線香 ・ライター(マッチ) 他にも使ったものがあれば書きます。
実験方法
やった実験の手順を書きます。 ペットボトルを使った雲の作り方の章で書いてあるようなことを書けばOKです。
実験結果
実験結果を書きます。 ペットボトルを押した時に雲が消えて(少なくなり)、手を緩めた時に雲が出来た など見たままを書きます。 出来た雲の様子をスケッチしたり写真を貼っても良いです。 うちの子供たちがまとめるといつも『実験結果』と『考察・わかったこと』が混ざってしまうのですが・・・ 『実験結果』はただの結果です。 グラフにしたり、スケッチしたり、写真を貼ったりして分かりやすくまとめますが あくまでただの結果なので、見たままの様子を書いてください。 その結果分かったことや考えたことは『考察・わかったこと』で書きます。
調べたこと
調べたことがある場合はそれを書きます。 時間がなければこの項目はやらなくても大丈夫です。 雲のでき方、温度と空気中の水蒸気、気圧と温度 などについて調べてみても良いと思います。 調べたことを書く場合は、参考文献や参考URLなども書いておきます。
分かったこと・考察・まとめ・感想etc
わかったこと、考えたこと、感想などを書きます。
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