ハムスターの飼い方、多頭飼いの方法は?ゴールデンでも多頭飼い出来る?

ハムスターの飼育の基本は単独飼育です
でも多頭飼いができないわけではありません。
現在我が家では2匹のゴールデンを一緒のケージで飼っています。
ハムスターの単独飼育、多頭飼いのリスクと多頭飼育のやり方などをご紹介したいと思います。

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ハムスターの飼い方、多頭飼育は出来る?

ハムスターの飼育の基本は単独飼育です。

野生のハムスターは縄張り意識が強く単独で生活しています。

そのためハムスターは多頭飼いには向きません。


【単独飼育のメリット】

・喧嘩して怪我をすることがない

・体調管理がしやすい



もともと単独飼育に向いているペットなので、単独飼いのデメリットは特にありません。


同じハムスターでもロボロフスキーハムスターに限っては

縄張り意識が低いので多頭飼いもできると言われています。

言われてはいますが相性次第で必ず成功するわけではありません。

子供の時は大丈夫でも、大人になったときに縄張り争いが起こり喧嘩をしたり

病気になったり弱ったときに攻撃をされてしまったり

餌をどのくらい食べたか、排泄の状態なども、同じケージで何匹も飼っているとチェックするのが難しく

体調管理がしにくくなります。

ハムスターの多頭飼いは色々な意味でリスクがあります。



【多頭飼いをした場合のデメリット(リスク)】

・喧嘩のリスク

・自分の縄張りに他のハムスターがいるためストレスがたまる

・健康管理がしにくい(体調が悪くなっても発見しづらくなる)

・病気になった場合の感染リスク

ハムスターの多頭飼いの方法

1 大きめのケージと予備のケージを用意する

野生のハムスターの縄張りは1匹につき狭くても10m四方以上

狭い場所に閉じ込められるとストレスがたまります

縄張り争いが勃発しないようになるべく大きなケージを用意してください

ロボロフスキーハムスターなら長辺60cmくらいのケージでOKです

もっと大きなハムスターならケージももう少し大きい方が良いかと思います

回し車、エサ入れ、給水器、トイレ、巣 も用意してあげてください

スペースに余裕があれば回し車は2個つけてあげると喧嘩になりにくくなります

多頭飼いは失敗した場合 命を懸けた縄張り争いになるため


何かあったらすぐに隔離できるように予備のケージを必ず用意してください

2ハムスターをお迎え

ケージの準備が出来たらハムスターをお迎えします

多頭飼いする場合は相性の良い子たちを選ばなければいけません



【多頭飼いが成功しやすいハムスターの選び方】


・ロボロフスキーハムスターがおすすめ


ロボロフスキーハムスターは縄張り意識が弱いので多頭飼いに向いている

と言われています

ゴールデンハムスターは縄張り意識が強く多頭飼育には向きません


・同性

繁殖をさせたい場合でもオスとメスは別居で繁殖するときだけ同居する方が安全です


相性が悪かった場合しつこく追いかけられたメスが起こってオスを攻撃

なんていうトラブルになります


相性が良かった場合は可愛い赤ちゃんが生まれますが


出産後のメスは気が立っているので刺激すると

オスを攻撃したり赤ちゃんを食べたりします

またオスが赤ちゃんを殺してしまうこともあります


メスの発情周期は短いため 相性が良すぎると

生まれた赤ちゃんが一人立ちする前に次の赤ちゃんが生まれてしまうため

育児放棄や子食いの原因にもなります


オスとメスの同居はトラブルだらけなのでやめた方が無難です

長期間の多頭飼いを目指すならば同性のハムスター同士を同居させましょう


・生後2か月以内の子供を選ぶ


縄張り意識が芽生えてからの同居は難しいので

生後2か月以内の小さな子供のハムスターをお迎えしてください

赤ちゃんの時から一緒にいる兄弟などは多頭飼いが成功しやすいです

ペットショップで長期間同居しているハムスター同士なら大人での大丈夫です


・できれば3匹以上で飼う


2匹で同居をしていると力関係が分かりやすいため、弱い子が攻撃されやすくなります

そのため、3匹以上で飼えば力関係が分かりにくく多頭飼いが成功しやすい と言われています

ロボロフスキーのように小さなハムスターなら3匹以上が良いかと思いますが

もう少し大きなハムスターの場合はケージが狭くなる というストレスの原因になるので

一概に3匹以上が良いとも言えないかもしれません

特大のケージを用意できれば別ですが・・・



購入時にどんな餌をたべているのかお店で聞いて同じものを用意すると

新しい環境にも早く慣れてくれます。

3ケージに入れて様子を見る

喧嘩しないように餌は多めにあげてください

定期的に体重測定をして2匹とも餌を食べているかチェック

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多頭飼いの場合は1匹1匹がどのくらい餌を食べているのかわかりにくいため体重を測って観察します

喧嘩が起こった場合、体調不良の場合 すぐに隔離してください

多頭飼いの注意点

喧嘩のリスクについて

単独飼育である程度成長してから、多頭飼育に移行するのは難しいと思います。

別の種類のハムスターや、大きさの違うハムスターを後から一緒にするのは絶対にやめてください。

子供の頃は仲良しでも、大人になってから喧急に嘩をし始める場合もあります。

病気になった時、年をとってきた時なども注意が必要です。

自然界では病気の個体は排除されがちですし、年とともにハムスター同士の力関係が変わってきたなども喧嘩がおこりやすくなります。

ハムスターの喧嘩は負けた方が縄張りの外へ逃げるまで続きますが

狭いケージの中では逃げ場がないため 負けた方は攻撃され続けて死んでしまうこともあります。

何かあった時はすぐに隔離できるように予備のケージを用意しておいてください。

ストレスについて

ハムスターは自然界では単独行動するため、近くにいつも他のハムスターがいる状態はストレスになります。

多頭飼育をする場合は、なるべく大きめのゲージにしてあげてください。

ハムスターのストレスが溜まっているかどうか、人間の私たちには確認のしようがありません。

必要以上に攻撃的になったり、元気がないような場合は、別のケージに移して様子をみてください。

健康管理について

多頭飼いの場合 個々のハムスターがどのくらい食べているか確認できません。

餌をちゃんと食べているか、排泄はちゃんとできているか、各個体ごとに毎日ではなくてもこまめに観察してチェックしてあげてください。

敵機的に体重を測ると体調の変化に気づきやすくなります。

病気のリスク

多頭飼育の場合、1匹が病気になると、他のハムスターにもうつってしまう可能性があります。

毎日1匹1匹ちゃんとチェックして、様子のおかしな場合はすぐに隔離してください。

ハムスターの多頭飼いはゴールデンでもできる?

多頭飼育に向いているのは、ロボロフスキーハムスターです。

ゴールデンハムスターは縄張り意識が強いので多頭飼いは無理

と言われています

またゴールデンハムスターは体が大きくなるためただでさえ大きなケージが必要なのに

多頭飼いする場合はさらに大きなケージが必要になります

色々なリスクを考えてゴールデンハムスターで多頭飼育にチャレンジするのはおすすめできません。


ですが

「在宅ワークだからほぼ24時間ハムスターと一緒に過ごせるよ」

とか

「自分子供に向けるのと同じくらいの愛情をハムスターにも注げるよ

自分の赤ちゃんに3時間おきに授乳したのと同じくらいの気力と労力をハムスターにも使えるよ」

なんていうハムスター愛にあふれる方ならチャレンジしてみても大丈夫かもしれません。


我が家では

ゴールデンハムスターがなつきやすいこと

穏やかなまったりゴールデンにいやされたい♪

何かも飼っているから飼いやすい

と言う理由でずっとゴールデンハムスターを飼っています。

ゴールデンハムスターの多頭飼いにも成功しています。


最初は生後2週間の姉妹のハムスターたちを、ペットショップから迎え入れました。

3匹ではケージが狭いので姉妹の2匹で同居しました。


1匹は気性が激しい子で飼い主に対してはちょっとしたことですぐに怒って噛みつきます( ̄▽ ̄;)

触れないほど激しい性格ではなく怒らせなければ抱っこもさせてくれます。

怒りんぼなのは飼い主に対してだけで、同居ハムスターに対しては怒ったことはありません。

もう1匹はおっとりした性格で、自分の持っているエサをとられても上に乗られても怒りません。

飼い主に対しても噛みつくことはありません(*´▽`*)


ケージは衣装ケースを加工して、うちの子供たちが手作りしました。

現在1歳半くらいですが、今のところとっても仲良しです。

寝る時は2匹くっついて床材に穴を掘って丸くなって眠っています。

見ているだけで癒されます。

起きているときは、1匹はエサを回し車のうえに一生懸命に運び、もう1匹は回し車を回してエサを全部落とします。

そんなことを何度も何度も繰り返しています ( ̄▽ ̄;)


エサを取ったり取られたりすることはありますが、取られても2匹とも怒りません。


こんな感じでうちのハムスターはゴールデンですが、仲良く2匹でくらしています。

もちろん予備のケージも水のみ器もあり、いつでも隔離できる状態にはしてあります。

まとめ

ハムスターの飼育の基本は単独飼育す。

多頭飼育には色々なリスクがあり、うまくいくかどうかはやってみないとわかりません。

失敗した場合はハムスターたちの命に関わるので、日々注意深く見守る必要がありますが

仲良しなハムスターたちの様子は見ていてとても癒されます(*^▽^*)

多頭飼育をする場合は、万全の体制で臨んでください。


多頭飼育のしかた

1 広いケージ、予備のケージを用意

2 ハムスターのお迎え

同性のハムスター

子供の頃から一緒に飼う

餌は多めに

3匹以上で飼う

3 ケージに入れて日々観察

喧嘩をしないか観察

定期的に体重を測って体調管理

何かあたったらすぐに隔離

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