メスティンはハンドルがついた飯盒みたいなものです。
最近我が家では子供たちが気に入ってメスティンブームが来ているので、おすすめのメスティンやメスティンの使い方、メスティンレシピについてご紹介します。
メスティンって何?使い方は?
メスティンはハンドルがついたアルミ製の飯ごうです。
こんな風にバーナーや固形燃料の上にセットして火をつけて加熱調理します。 写真はポケットストーブの中に固形燃料を入れて使っています。 煮る、炊く、焼く、1つで色々調理できるので本当に便利です。 蒸し料理用のアミをセットすれば蒸すことも出来ます。 (焦げ付くと後で大変なので、焦げそうなものはアルミホイルやクッキングペーパーなどを敷いて使っています)
おすすめのメスティンは
メスティンで有名なのがスウェーデンのトランギアです。 少し値段が高めですが人気があります。 本格的にアウトドアをする人、アウトドアグッズにこだわりがある人などが持っている印象です。←私の勝手なイメージです (汗) トランギアのメスティンは2サイズ発売されています。 ノーマルサイズは内容量750ml(米1~1.5合くらい炊けます)
ラージサイズは内容量1350ml(最大3.5合の米が炊けます) ハンドルが黒と赤がありますが、個人的にレッドハンドルが可愛いくて好きです♪
山善のメスティンは比較的安価で手に入り、バリとり済みなのですぐに使えて便利です。 (シーズニングは使用前にやった方がよいです) 山善のメスティンも小さなサイズと大きなサイズgあります。 普通サイズが850ml (トランギアのスモールメスティンよりも少しだけ大きいサイズ)
Lサイズは1600ml とおおきめのファミリーサイズになります。 家族でキャンプやバーベキューをする場合は、大きなサイズのものが1つあると便利です。
エスビットの角型のクックセットは1100ml トランギアのラージメスティンよりも少し小さいサイズです。 ストーブ台が大きめで安定感がありますし、本体に収納できるので持ち運びもしやすいです。 セットになっているので、別にポケットストーブやバーナーを用意する必要がありません。 スタイリッシュでちょっと格好いいですよね。 ポケットストーブの上にメスティンを置くよりも断然安定性が良いので 安定しない場所で使う時や子供が周りにいる時でも安心感が違います。
初心者用に最低限必要なものがそろうセットもあります。
こちらのセット内容はメスティン・ポケットストーブ・アミ・収納袋・防風板の5つです。 (防風板は、外で使う時にメスティンの周囲を囲む風よけで、火が消えたり火力が落ちるのを防ぎます) バリとり済みでメスティンの中にぜんぶしまって収納袋に入るようになっています。 固形燃料と食材だけ用意すればすぐに使えるセットなので、これからアウトドアを始める初心者にはぴったりです。 値段もお手頃なのでまずはこの5点セットを試してみても良いですね。 サイズは800mlで2合の米を炊くことができます。
メスティンは色々なメーカーで販売されていますが、メーカーによってサイズも値段も色々です。
最近では100円ショップでも販売されているので、値段で選ぶ場合は100円ショップが最強です。
まずは安いものを試しに使ってみて、後で欲しくなったら他メーカーのものを考えても良いかもしれません。
ただ、4人家族で小さいメスティンを使うと、1人分がほんのちょっとになってしまいます。
なので、メスティンを選ぶ際は、サイズが一番重要かなと思います。
ソロキャンプなら小さいサイズで十分ですが、友人や家族とキャンプに行くことが多い場合は大きめのものが便利です。
使う状況を想像しながら選んでください。
ポケットストーブはエスビットのものが有名で人気がありまが、他メーカーからも色々なものが販売されています。
コンパクトに折りたためるので、メスティンの中に収納してしまえば持ち運びに便利です。
固形燃料もエスビットで専用の四角いものが販売されていますが、ホームセンターや100円ショップのものでも特に問題なく調理はできます。
我が家ではホームセンタで購入しています♪
メスティンを初めて使う時は
メスティンはアルミで出来ています。 切り口が鋭利で危ないので初めて使う時にバリ取りをします。 (バリ取り済みで販売されている物もあります。) また、米のとぎ汁などを使いシーズニングをしておくと、黒ずんだり焦げ付き防止になります。 どちらも使い始める前に1回やるだけでOKです。
簡単なメスティンレシピ
メスティンでは色々な料理を作ることが出来ます。 材料を入れてフタをして待つだけなので結構簡単にできて、我が家の息子は小6くらいから 中学生になってからは1人で作れます(*^▽^*)
メスティンで基本の炊飯
①吸水 米(1合)をといで、水(200~220ml)と一緒にメスティンに入れて30~60分吸水させる。 吸水時間は季節によって変わります。夏は30分で十分ですが、冬は30分では少しかための炊き上げりになります。 水の量は米の1.2倍を基準に、好みのかたさに炊けるように調整してみてください。 分量の目安 米1合(180ml):水200ml~220ml 米2合(360ml):水420ml~440ml ②加熱 メスティンをセットして20分くらい加熱します。 沸騰するとフタが浮いてしまうので、上に石や缶詰などを乗せておくと安心です。 パチパチ音がし始めたらそろそろ火を止めようかな、という合図です。 ③蒸らす 加熱が終ったらメスティンをひっくり返して10分ほど蒸らします。 冬場はすぐに冷めてしまうので、タオル等に包んで蒸らすと温かいご飯が食べれます。 蒸らす時はひっくり返さなくても出来ますが、ひっくり返し他方が底に残った水分が全体に沁み込んでムラなく炊けます。 ひっくり返す時に火傷をしないように注意してください。タオルに包んで持っても良いですし、耐熱グローブがあると他にも色々便利です。
メスティンでパエリア
メスティンに米、水、好きな具、市販のパエリアのもとを入れて加熱するだけなので、簡単に出来ます。
パエリアのもとの代わりに顆粒コンソメとサフランを使っても出来ますが、
サフランって結構な高級スパイスなので・・・
我が家ではパエリアのもとを使っています。
メスティンでパスタ
メスティンに半分に折ったパスタと水を入れます。 ベーコン、キャベツ、ウインナーなどの具材も一緒に入れます。 蓋を閉めて加熱して茹でます。 パスタの茹で時間の1分前になったら、蓋を開けて中身をかき混ぜながら水分を飛ばします。 水分が飛んだら味付けをします。 市販のパスタソースや塩コショウなどを入れて混ざったら出来上がりです。
メスティンで豚肉の蒸し料理
メスティンの中に蒸し用のアミを敷けば、蒸し料理が作れます。
メスティンにアミを敷き水を入れた後
豚肉に野菜を巻いたものをアミの上に並べて、フタをして加熱します。
加熱前に塩コショウで味付けをするか、そのまま蒸してポン酢で食べてもさっぱりして美味しいです。
メスティンでスープ
メスティンを鍋のように使い煮込み料理を作ることができます。
スープも好きな具と調味料を入れて加熱すれば簡単にできます。
キャンプの時の食事にスープがあると嬉しいですね♪
メスティンでデザート
チョコチップ入りバナナケーキは、材料を混ぜてメスティンで焼くだけです。
ホットケーキミックスを使うので失敗なくできます。
具はバナナやチョコチップ以外にも、ブルーベリーやジャムなどを入れても美味しくできます。
きちんと火が通るように途中でメスティンを逆さにして加熱するので、火傷に注意してください。
耐熱グローブなどがあると良いかもです。
焦げ付きやすいので、クッキングペーパーをメスティンの形に切って敷いておくと後片付けが楽になります。
今回はメスティン料理について書いてみましたが
メスティンには入らない大きな食材を調理する時は、やっぱりバーベキューになります。
我が家のバーベキューは肉以外の料理が充実しています。(肉が苦手な家族がいるためです 汗)
そんな肉なしバーベキューを紹介した記事も書いています。