毎年冬になると流行するインフルエンザですが、我が家では毎年のように子供たちの誰かが感染してしまいます。
毎年のようにかかっていると、発熱のしかたや症状を見て、「これはインフルエンザだな!」なんてわかるようになります。
今日はインフルエンザの症状や風邪との違いなどをまとめてみました。
あくまで我が家での場合なので、人によって多少症状の出方は違うかもしれませんが、「インフルエンザかも?」と思ったときに参考にしていただけると嬉しく思います。

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インフルエンザかもしれない?症状の見分け方は?

インフルエンザの特徴

1 学校や地域でのインフルエンザの流行がある
2 38度以上の発熱・悪寒
3 関節痛・筋肉痛がある
4 倦怠感・疲労感・ぐったりする
5 頭痛
6 急激な発症

その他、咳・鼻水・くしゃみ・のどの痛みなどは後から遅れてやってきます。

インフルエンザの特徴は急激な発症です。
朝は元気だったのに、急に38℃以上の発熱で午前中に学校から子供が帰ってきた。
こんな時は、我が家ではほど90%インフルエンザです。
かつ学校で流行っていたりしたら99%インフルエンザです。
(1、2、6がそろったときです。)
その他、インフルエンザは普通の風邪の時より悪寒や関節の痛みなどがひどいように思います。

熱があまり高くならずに軽く済む場合や、筋肉痛や頭痛もない場合もあるようなので、あくまで例年の我が家の場合ですが。

インフルエンザと風邪の違いは?

かぜの症状は、のどの痛み、鼻汁、くしゃみ、咳などが中心で、強い全身症状はあまり出ません。
発症もゆっくりで、急激に熱が上がることもありません。
発熱もインフルエンザほど高熱とならず、重症化することはほとんどありません。

これに対し、インフルエンザは急激に熱が上がり、全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く出ます。
関節痛、筋肉痛、頭痛を伴う場合もあります。
咳や鼻水、くしゃみなどの風邪症状よりも前に、高熱やひどいだるさ、筋肉痛、関節の痛みなどのインフルエンザの症状が出てきます。

この発症の急激さが、通常の風邪とは違います。

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インフルエンザかもしれない時、病院へはいつ行く?

インフルエンザかもしれな、と思ったら病院で診察をうけてインフルエンザかどうか調べてもらいましょう。
放置しておくと治るのが遅くなるだけでなく、インフルエンザと気づかずに周りに感染を広げてしまいます。
体力のない幼児やお年寄りにうつってしまうと大変なので、ぜひ病院で検査を受けてください。

インフルエンザの検査には「迅速抗原検出キット」が使われます。
鼻やのどの粘液を綿棒でぬぐった液を使って検査します。
インフルエンザウイルスがいるかどうかや感染しているウイルスの型が短時間でわかります。

ただし、症状が出る前のウイルス量が少ない時期に検査した場合は、感染していても陽性にならないことがあります。
正しい検査結果を得るためには、症状が出てから12時間以降に検査を行うことが推奨されています。
発症から12時間未満で検査を受けた場合、増殖したウイルスの数が少なく、インフルエンザにかかっているのに反応しない可能性があります。
抗インフルエンザ薬が有効な時間にも制限があります。
抗インフルエンザ薬は、インフルエンザウイルスの増殖を抑えて症状の悪化を防ぐ効果があります。
薬を使うことでつらい症状が早く治りますが、発症から48時間以内に使用しないと効果を発揮できないと言われています。

以上のことから、発症後12時間~48時間の間に病院に行くのが一番良い、ということになります。
インフルエンザかも?と思ったら、上記のタイミングで病院に行き、発症した日時を医師に伝えた上で診察を受けてください。

ちなみに我が家では12時間より早く診察を受けています。
熱で苦しんでいる子供を12時間も待たせるのがかわいそう、
なるべくウイルスが増えないうちに薬を使って辛い症状を少しでも早く終わらせてあげたい、
という2つの理由から、半日くらい(5~6時間)寝かせてから病院に行きます。
それでもいつも検査では陽性が出るので、多少早くても出るのかもしれません。
個人差もあると思いますので、この辺りの判断は自己責任でお願いします。
あくまでも推奨は発症から12時間~48時間の間です。

まとめ

インフルエンザの特徴

1 学校や地域でのインフルエンザの流行がある
2 38度以上の発熱・悪寒
3 関節痛・筋肉痛がある
4 倦怠感・疲労感・ぐったりする
5 頭痛
6 急激な発症

インフルエンザかな?
と思ったら、発症から12時間~48時間の間に診察を受けましょう。

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