夏になると海やプール、キャンプなど楽しいことがたくさんあります。
紫外線対策をしっかりしていても、うっかり肌を焼いてしまうこともあるでしょう。
日焼けをしてしまった場合、なるべく早くもとの肌に戻すために、紫外線ダメージでしみやしわにならない為に、どのような対策があるでしょうか?
日焼け後のヒリヒリ、どうやってケアする?
日焼けは火傷です。まずは冷やしましょう。
群れタオルなどで冷やしお肌の炎症を抑えましょう。
絶対にこすってはいけません。
日焼け後のお肌はうるおいが不足しています。
冷やした後は、化粧水や乳液を使った保湿をしましょう。
その際は、アルコール分の入っていない化粧水を選びましょう。
火傷後の肌にアルコール分は刺激が強すぎます。
パッティング等の刺激も避けた方が良いでしょう。
こすらずに、そーっと抑えるように保湿をして下さい。
日焼け後はかゆみが出たり、皮がむけてきたりしますが、爪などでこすってしまうと、シミ、しわ、乾燥肌の原因になりますので。
こすらないように気を付けて、まずは刺激を避け、保湿を徹底してください。
日焼けした範囲が広い場合は、身体の水分も足りなくなることがあります。
いつもより多めに水分を摂取しましょう。
日焼けは火傷と一緒です。
あまりひどい時は皮膚科を受診しましょう。
日焼け後に効果的な栄養素は?
日焼け対策には、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、やリコピン、βカロチン、オメガ3脂肪酸、タンパク質などの栄養素があります。
日焼け予防に良いとされる栄養を摂取することで、紫外線による肌へのダメージ軽減につながります。
ビタミンA
紫外線を浴びると体内に活性酸素が発生します。
活性酸素は体が錆び、老化の原因になります
ビタミンAは活性酸素の発生を抑えます。(抗酸化作用)
また皮膚のターンオーバーを促進し、肌の乾燥を防ぎます。
ビタミンC
活性酸素の発生を抑えます。
また美白に効果のあるビタミンEの吸収を助けます。
ビタミンE
活性さんをの発生を抑えて、除去する働きがあります。
また血行を良くし、皮膚の新陳代謝を高め、健康的で新しい肌を作っていく効果があります。
リコピン
ビタミンEの1000倍もの抗酸化作用があるといわれています。
また肌を黒くするメラニンを生成する酵素の働きを抑える働きがあります。
βカロテン
高い抗酸化作用があります。
体内でビタミンAと同じ働きをします。肌の老化を防ぎ、他のビタミンが十分に効果を発揮するためにも必要な栄養素です。
オメガ3脂肪酸
血流の改善、抗炎症作用、アレルギー抑制効果、神経細胞の活性化などの効果があります。
日焼けで炎症を起こしてしまった肌の改善に効果的です。
また、良質な油は肌を保護してくれるので、日焼けで乾燥してしまった肌の改善効果があります。
その他、血流改善効果で血液の流れを良くし、老廃物を排出しやすくします。
青魚やえごま油、アマニ油などに多く含まれますが、体内で作ることができない栄養素です。
良質のタンパク質
タンパク質は、皮膚をつくるもとになる栄養です。
不足すると、肌のターンオーバーが滞る原因となります。
日焼け後におすすめの食べ物は?
トマト
美白に効果のあるビタミンC・E・A、またリコピンも同時に摂取できます。
ビタミン類は過熱に弱いという特徴がありますが、トマトは生で食べられますので、ビタミンを効果的に摂ることができます。
また、トマトを加熱調理した場合は、リコピンの量が増えることが知られています。
生に限らずトマトソースなどにしても、多くのリコピンを摂取することができます。
スイカ
ビタミンCやリコピン、βカロチンを含む夏の代表的な食材です。
多くのビタミンとミネラルを含んでいますので、熱中症の対策にもなります。
ブロッコリー
ビタミンC・E・Aを多く含んでいます。またスルフォラファンという物質にも抗酸化作用があり、日焼けのダメージ回復を促進する効果があります。
さつまいも
βカロチンを多く含みます。
アーモンド
ビタミンEを多く含む食品です。
紫外線ダメージから皮膚を守ってくれるケルセチンというフラボノイドが大量に含まれています。
にんじん
βカロチンを多く含む食材の代表です。
シミやシワになりにくい抗酸化作用が強いという特徴があいます。
赤ピーマン、パプリカ
ビタミンCやβカロテンを多く含まれます。
魚
鮭やニシン、サバ、イワシなどの魚には日航から肌を守る効果のあるオメガ3脂肪酸が多く含まれます。
フィッシュオイルなどのサプリメントなどでも効果が期待できます。
また、良質なタンパク質が肌を作る材料になります。
まとめ
日焼け後の対策のまとめでした。
もちろん日焼けしないのが一番ですが、もし、うっかり日焼けをしてしまったら、早めにもとの肌にもどるようにしたいですね。