インコを飼うのならひなから飼うのがおすすめです。
ひなのうちは4~5時間おきにエサをあげたり温度管理に気をつかったり、少し手がかかりますが大変なのは最初の1か月くらいです。
うちの小学生の子供たちでもお世話ができるので、やることは難しくありません。
どうせなら赤ちゃんのうちから飼った方が可愛いですよね。
今回はインコのひなから飼う楽しさや、お世話に必要なものなどをご紹介したいと思います。
インコを飼うなら雛がおすすめ
インコを飼うなら雛から おすすめする理由は?
インコの赤ちゃんはしご時間おきに餌をあげないといけません。
自然界と違って暖め合う兄弟もいないので、温度管理にも気を使います。
お世話は少し大変です。
でも、雛から育てる楽しさもあります。
とにかく可愛い
赤ちゃんから育てると、羽がはえ揃っていく様子、飛べるようになるまでの様子、全部見ることができます。
えさはスプーンであげないと食べないし、止まり木にもとまれませんが、インコの赤ちゃんは可愛いですよ。
まだ何も出来ないインコの雛をみて、子供たちはインコのお父さんお母さんになったつもりでお世話を一生懸命やっています。
「あなたたちも赤ちゃんの頃は3時間おきに授乳したのよ。」
なんて言いながら子供と一緒にお世話をするのも楽しいですよ。
よくなつく
赤ちゃんのうちから飼ているとよくなつきます。
もちろん手乗りにもにもなりやすいです。
(インコの性格にもよるので、大人になってからでも良く慣れて手乗りになる子もいるかもしれませんが。)
かまれても全然痛くないので、子供でも怖がらずに接することができます。
インコの雛を飼うのに必要なものは?
飼育ケース
最初は虫かごやプラケースなどでも大丈夫です。
あまり活動せずにジッとしています。
うちで使っているケージはひな用の飼育ケージです。
低いところに止まり木がついているので、自然に止まり木にとまる練習ができて便利です。
うちでは生後2週間くらいの雛をお迎えしましたが、3日目くらいには木にとまっていました。
大きなかごに移す際に、わざわざ練習しなくていいので楽です。
ペット用ヒーター
冬は絶対に必要です。
まだ止まり木にとまれない雛の為に、我が家では床に置くタイプのものを用意しました。
線にはコイルがまいてありかじられる心配がありません。
布のカバーをかけてほんのり暖かい感じです。。
ケージ全体は暖まりませんが、他のペットもいるのでエアコンを使って室温は18℃以下にはならないようにしています。
ヒーターはどんなものでも良いですが、火傷や感電の心配のないものを選んであげてください。
ひな用のえさ
突然えさが変わると食べなくなることもあるので、お迎えする雛が今まで食べていたえさと同じものを用意するのが一番です。
うちでは粟玉と栄養剤(ヒナフトール)を使いました。
粟玉を15分くらい熱湯にひたして給水させます。
水をのまないのでこれで水分補給もかねます。
15分くらいしたらお湯をすてて栄養剤を混ぜます。
そこに少し熱湯を足して、50℃くらいに冷ましてスプーンで与えます。
スプーンを近づけるとつついて自分で食べます。
温度が冷めると食べなくなるので、冷めたらお湯を足してもう一度与えます。
うちではお椀の中にお湯を入れて、その中にエサの入ったおちょこを入れて、湯せんをしながらえさをあげています。
子供たちは手際よくえさをあげられないので、えさをあげている間に冷めてしまうんです( ̄▽ ̄;)
大人があげる時は湯せんはしません。(冷める前にえさをあげるので)
スプーン
えさをすくってひなにあげる用のスプーン、なんでもOK。
インコの雛のお世話って大変なの?
主なひなのお世話
1日4~5回のえさやり
毎日のそうじ
冷えすぎないように温度をチェックする
夕方カバーをかけて就寝させる
朝カバーをはずして起こす
インコのひなのお世話って大変?
そんなことありません。
お世話の内容はそんなに難しくないので、小学生でもできます。
低学年の子供は手が小さいのでなかなか抱っこができなくて大変そうですが、中学年以上の子供なら楽々できるお世話だと思います。
我が家では低学年の次男も頑張ってお世話をしていますが( ̄▽ ̄;)
ただ1日4回ほどえさを作って与えないといけないので、時間が取れない人は無理かもしれません。
お世話の内容は簡単でも、えさの時間帯に家にいなければいけない、というのが大変です。
うちでは子供たちは当然学校に行っているので、2回目もえさは私の役目です。
でも、都合が悪ければ多少時間がずれても大丈夫です。
1か月くらいで普通のえさを食べるようになるので、そのくらいなら頑張れませんか?
インコの雛を育てるには環境を整えることが大事です。
身体も未熟でちょっとしたことで弱ってしまうので注意してください。
あたためてくれる兄弟がいない、保温には十分に気を付けてください。
えさに時間以外はじっとしていてあまり活動しないので、少し薄暗い環境にしてあげましょう。
インコに限らずペット全般に言えることですが、責任と愛情を持ってお世話を出来る人以外は飼わないようにお願いします。
以下の項目が1つでもあてはまる方はインコの雛の飼育はあきらめてください。
- 1日中家に誰もいない。(インコは集団行動をするので寂しがり屋です)
1日4回の餌をあげる時間が作れない
温度管理ができない
規則正しい生活ができない
まとめ
インコのひなを育てるのに必要なもの
ひな用の飼育ケース
雛用のえさ
ペット用ヒーター
スプーン
ひなのお世話
1日4~5回のえさやり
毎日のそうじ
冷えすぎないように温度をチェックする
夕方カバーをかけて就寝させる
朝カバーをはずして起こす
ひなの飼育にむかない人
1日中家に誰もいない。(インコは集団行動をするので寂しがり屋です)
1日4回の餌をあげる時間が作れない
温度管理ができない
規則正しい生活ができない