「プラバン」というと、皆さんも子供の頃に遊んだことがあるのではないでしょうか?
絵を描いてオーブントースターで焼くだけなので、子供でも簡単につくることができます。
小さいので邪魔にならずに残しておくこともできるので、子どもの成長記録やプレゼントにもぴったりです。
子供と一緒にプラバン工作を楽しんじゃいましょう。
子供の工作には簡単に出来るプラバンがおすすめ
プラバン工作は簡単に出来て、材料も100円ショップで全部そろいます。
■用意するもの
・プラバン
・絵を描く道具
油性ペン・ポスカ、マッキーなど家にある物OK
プラバンの片面に均等にヤスリをかければ、クレヨンやパステル、色鉛筆も使えます
焼いた後に塗るならアクリル絵の具
・やすり
・穴あけパンチ
・アルミホイル
・トング
・バット
・オーブントースター
仕上げに塗るもの
UVレジン、ニス、トップコートなど。
クレヨンを使わない場合はなくても大丈夫です。
■手順
1. 絵を描く
2. 色を塗る
3. 焼く
4. 平らに伸ばす
プラバンの作り方はオーブントースターで簡単に
プラバン工作の手順を詳しく説明していきます。
まず最初に絵を描きます。
プラバンは焼くと四分の一くらいに縮むので、絵は大きく描きましょう。
線は油性ペンで描くのがおすすめです。
絵を描く
好きな絵を自由に描きましょう。
・好きな絵をなぞって描く場合
プラバンは透明なので、好きな絵を拡大コピーして、絵の上にプラバンをおいてなぞって描くことができます。
細めの黒の油性ペンで線を書くときれいに出来ます。
そして、線が消えないように裏側から色を塗ると上手にできます。
色を塗る
・ポスカの場合
広い範囲を油性ペンで塗るとムラになるので、ポスカの方がおすすめです。
ポスカはそのままでも塗れますが、はじかれやすいので少しヤスリをかけてから塗る方がきれいに塗れます。
インクを乗せすぎると、焼いた後にひび割れたりするので、あまりインクをつけすぎないようにしましょう。
・クレヨン・パステル・色鉛筆の場合
そのままでは色が乗らないので、ヤスリをかけてから塗りましょう。
プラバンは焼くと縮むため、焼いた後の色は塗った時よりも濃くなります。
少し薄めに色を付けるのが、きれいに作るコツです。
ペンとは違った風合いになり、面白い作品ができるかもしれません。
クレヨンの場合は、焼いた後色が手についたりするので、最後に表面をコーティングする必要があります。
UVレジン、ニス、爪に塗るトップコートなどを塗るときれいに仕上がります。
・アクリル絵の具の場合
アクリル絵の具で色を塗る場合は、焼いた後に塗ります。
はじいてしまうので、水を混ぜずに原液で使いましょう。
穴をあける
キーホルダーやアクセサリーにする場合は穴を開ける必要があります。
穴あけパンチで簡単に穴が開くので、焼く前に開けましょう。
焼いた後は穴を開けることが出来ないので、必ず焼く前にやりましょう。
焼く
オーブントースターであっという間にに焼けちゃいます。
子供は火傷をすると大変なので、親が焼いてあげましょう。
まず、アルミホイルを一度クシャクシャに丸めてから広げます。
その上にプラバンを乗せて、オーブントースターに入れてスイッチオン!
すぐに焼けるので、ちゃんと見ていて下さい。
焼きすぎると柔らかくなりすぎて、アルミホイルにくっついてしまい、はがす時に形がゆがみます (;^_^A
プラバンが反り返りながら縮んでいきます。
縮みが止まり、反りがなくなり平らになったら出来上がりです。
トングでアルミごと取り出しましょう。
平らにする
取り出しが状態のままでは平らにならないので、熱いうちにまっすぐに直しましょう。
新しいアルミホイルを敷いて、その上に焼きあがったアツアツのプラバンをポトッと落とします。
プラバンの上にバットを置いて、その上に重りを置きます。
手で押さえるだけでも大体まっすぐになりますが、熱いので素手では触らないようにしてください。
冷めると固まってしまうので、熱いうちに平らにしましょう。
失敗した時は、もう一度短時間オーブントースターで焼くとまた柔らかくなります。
アクリル絵の具で色をつける場合は、冷めたあとに塗りましょう。
水を混ぜるとはじかれてしまって色が乗らないので、薄めずにそのまま使ってください。
子供の工作をプレゼントに
子供が手作りしたプラバン工作、父の日や敬老の日、お誕生日のプレゼントにしてみてはどうですか?
子供や孫の手作りプレゼントなら、喜んでもらえるのではないでしょうか。
焼いた後に穴にボールチェーンなどを通して
キーホルダーに!
ネームホルダーに!
お守りに!
お守りの効果があるかどうかは、気にしないでください ( ̄▽ ̄;)
プラバン工作はキーホルダーやアクセサリーなど色々なものが作れます。
焼いた直後に形を整えれば、立体のプラバン工作も作れちゃいます。
焼いたプラバンの上にUVレジンを塗れば、ぷっくり可愛い仕上がりになります。
レジンを塗る前に爪用のラメをまぶせば、きらきらになります。
工夫次第で色々出来ちゃうプラバン工作、子供と一緒につくってみませんか?
プラバンって何?(おまけ)
先日子供とプラバン工作をしていたら、
「プラバンって何?」 「どうして縮むの?」
と質問されてしまいました。
私も分からなかったので、ちょっと調べてみました。
よく分からない説明ですが、うちの子供たちは納得したようです ( ̄▽ ̄;)
プラバンって何?
プラバンは「ポリスチレン」というものです。
お弁当パックやコップ、プラモデルなども「ポリスチレン」です。
「ポリスチレン」を発砲させると「発砲ポリスチレン(発砲スチロール)」になります。
どうして縮むの?
プラバンは作るときは、熱を加えて柔らかくして、伸ばします。
伸ばしたまま冷やして固めたのがプラバンです。
なので、また熱を加えて柔らかくすると、元に戻ろうとして縮みます。
まとめ
絶対に必要なもの
・プラバン
・油性ペン
・アルミホイル
・オーブントースター
あると良いもの
・やすり
・ポスカ
・パステル
・クレヨン
・色鉛筆
・穴あけパンチ
・プラバンをつなげるリング環やチェーンなど
プラバン工作は最低4つの材料があれば簡単に出来ちゃいます。
もちろん100円ショップでそろうもので十分!
夏休みの工作に、雨の日の遊びに、プレゼントに、子供と一緒に作ってみませんか?
プラバン工作の作り方【まとめ】基本的な作り方、コツ、コーティングについて はこちら