ゴールデンハムスター

ハムスターも年を取ってくると体の色々な部分が衰えてきます

最期まで快適に過ごせるようして見送ってあげたいですね

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寿命と老化

ハムスターの寿命は2年~3年と言われています。

もちろん個体差があるので、もっと短命な子もいれば、3年以上長生きする子もいます。


ハムスターの年齢を人間の年齢に置き換えてみると?


ハムスター 人間
1か月 5~7歳(幼稚園~小学校入学
2か月 15~18歳くらい(思春期)
3か月 18歳~21歳くらい(成人)
6か月 20代後半
1歳 30代
1歳半 50代
2歳 60代~70代
2歳半 80代
3歳 90代

ハムスターは平均して1歳半を過ぎくらいから体の色々な部分が衰えていきます。

老化の症状

ハムスターの毛並み悪くなる

毛並みが悪くなり艶がなくなりボサボサになってきます

身体が固くなり全身の毛づくろいをするのが難しくなります

あまり動かなくなる

寝ている時間が長くなります

夜もあまり活動せずに巣にこもってッジッとしていることが多くなります

回し車にもあまり乗らなくなります

爪が伸びすぎることがある

自分で爪のお手入れが出来なくなると爪が伸びすぎることもあります

餌を食べなくなる

あまり餌を食べる量が減り水分もあまりとらなくなります

あごが弱くなり硬いエサを噛めなくなります

硬いエサを食べなくなると歯が伸びすぎたりします

ハムスターが痩せてくる

毛でわかるずらいですが、エサの量が減るのでやせてきます
定期的に体重を測っているとチェックできます

老ハムスターの介護と注意点

毛のお手入れ

自分で毛づくろいができなくなってくると毛がボサボサになってきます

長毛のハムスターは毛玉ができてすごい状態になることも ( ̄▽ ̄;)

必ず必要 というわけではありませんが

気になるようなら軽くブラッシングしてあげてください

やわらかい毛の歯ブラシでそーっと、力をいれずになでるだけで十分です

力を入れすぎないように気を付けてください

ハムスターは他のハムスターに毛づくろいをする習性はありません

触られるのが嫌いな子にはストレスになりますので無理にやらないでくださいね

ストレスをかけすぎないように様子を見ながら試してみてください

爪のお手入れ

自分で爪の手入れはしますが、老衰で動かなくなると爪の手入れができないことも

伸びすぎていないか 気を付けてみてあげてください

歯のお手入れ

柔らかいエサしか食べないようになると、歯が伸びすぎてしまうことがあります

歯が伸びるとあごに刺さったり、エサを食べられなくなったりするので

伸びすぎていないか注意して見てあげてください

自分で歯をカットするのは難しいので

伸びすぎの場合は病院で処置してもらうのが良いと思います

危険なものは撤去して段差の少ないバリアフリーに

老ハムスターは体が固くなり自由に動かせないことがあります

2階建てなどは危ないので1階建ての段差のないバリアフリーにしてあげてください

床材は多めに敷いておくと転んでも安全です

回し車は乗りたいようならそのままで良いですが 危ないと思ったら取り外してください

我が家のハムスターたちは割と最後まで乗りたがる子が多いのでつけっぱなしにしています

老ハムスターは走らずに、乗ってユラユラしているだけですが、

今のところ事故が起こったことはありません

餌や水を巣の近くにおく

老ハムスターはあまり動きたがらないので

餌を食べやすいように餌入れや給水器を巣の近くにおいてください

ハムスター 柔らかい餌

固いエサを食べなくなってきたら、柔らかいエサをあげてください

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年とともに少しずつ柔らかいエサに変えていきます

歯を使わなくなると歯の伸びすぎの心配もあるので

食べられる間は噛んで食べるものをあげてください

ハムスターの様子を観察しながら食べられるものをあげるようにします

最初は普通の餌で柔らかいものを選んで与える

・ひまわりを剥いてあげる

・硬い乾燥コーンなどは控え生の餌にする

などの対応になります

自分であまり食べなくなってしまったら、エサや水を口まで運んであげてください

食欲がなくても飼い主が手渡せば食べることもあります


噛むのが難しくなってきたらペースト状やピューレ状のものに変えていきます

・ペレットをふやかす

・パウダーフードをハムスター用ミルクや水で練る

・すりつぶした野菜や種子類をピューレにまぜてペースト状にする

・ペレットを粉末状にして練る

などなど

頑張って噛まなくても食べられる餌を作ってあげてください

ヨーグルトや豆腐なども食べます


本当に食べることが出来ない時は

ペースト状の餌をスプーンで口まで運んであげたり

前歯の裏にくっつけるように口の中に入れてあげると食べやすいです

それもダメな時は

はちみつや砂糖を水で溶いたもの

スポーツ飲料をうすめたもの

などをスポイトで口の中に少しずつ入れてあげたりします



ハムスターの寿命は短く、弱ってきたら最期までは本当に短い期間です

なのでこれは個人的な意見ですが

最後は好きなものを食べさせてあげたいな と思っています

脂肪のとりすぎで健康に悪い

とか

糖分とりすぎで体に悪い

とか

あまりに短い最後の時間には考えなくても良いような気がします

もちろんチョコレートなどの毒を与えるのはダメですが

ヒマワリのペースト とか はむはむぴゅーれ とか

その子の好きなものを柔らかくしてあげるのが良いかなと考えています

老ハムスター、病気のハムスターのための介護食(柔らかい餌)

ハムスターの最期 冬眠と間違えないで

今まで何匹ものハムスターを見送ってきましたが

毎回はっきりとした死因はわかりません

我が家の子たちは たいていは眠るようにして最期を迎えています


冬でも室温20℃を保っているので冬眠ということはありませんが

もしも室温が15℃以下だった場合

もしかしたら疑似冬眠をしているだけでまだ生きているかもしれません

疑似冬眠だったら温めれば目覚める可能性があるので

室温が低い場合は冬眠と間違えないようにしてください

まとめ

ハムスターの平均寿命は2~3年

1歳半くらいからすこしずつ老化が進む

ハムスターの老化の症状は

・毛艶、毛並みが悪くなる

・あまり動かなくなる

・寝ている時間が長くなる

・餌をあまり食べなくなる

・硬いエサを食べなくなる

・爪の手入れ、歯の手入れが出来なくなる

・痩せてくる(体重が減る)

老ハムスターの介護

・毛、爪、歯の手入れが出来ているか注意する

・ケージをバリアフリーに

・餌や水を巣の近くにおく

・やわらかいエサに変える


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