年々強くなっていくような紫外線ですが、対策はしていますか?
うっかり焼いてしまって、肌はボロボロ、乾燥してシミとしわだらけ、
そんなことにならないようしっかり対策をしましょう。
紫外線アレルギーなのに子供のスポーツの応援で毎週末外で活動中の主婦、そんな私の紫外線対策をご紹介したいと思います。
紫外線の対策!日焼け止めの塗り方は?
日焼け対策と言えば、基本は日焼け止めになります。
紫外線の強い時期、外出するときは忘れずに日焼け止めを塗りましょう。
日焼け止めは、SPF1当たり20分程度の持続時間があると言われています。
SPF30の場合は、30×20で600分、約10時間の効果、
SPF50の場合は、50×20で1000分、約16時間以上効果が持続する計算になります。
しかし、実際には16時間の効果は実感できませんよね。
上の数値は、【1平方センチメートル当たり2mg塗った場合】の持続時間の計算になります。
2mgなんて言われてもぴんと来ないかもしれませんが、要するにたくさん塗らないといけない、ということです。
それに加えて、汗などで流れてしまうため、実際には16時間も持続しません。
やはりSPEにかかわらず、2~3時間おきに塗り直すのが効果的です。
多めに塗らないと効果が持続しない問題の対策として、日焼け止めとファンデーションの重ね塗り、という方法もあります。
紫外線アレルギーなのに、週末は子供たちのスポーツで毎週外に出ている私がやっている方法です。
朝メイクをする時に、下地にSPF50の日焼け止めを使います。
そして、その上に、オルビスのSPF50のファンデーションを塗っています。
SPF50の重ね塗りって、かなり重そうなイメージですが、オルビスのファンデーションはそんなにベタベタしないので、
想像するほど付け心地は悪くないと思います。
あくまでも個人的な感想ですが。
もちろん、紫外線が強くなってくる10時前くらいに上から軽い日焼け止めを塗りなおしています。
ちなみに、ファンデーションだけでなくリップもオルビスのUVカットのリップを使っています。
塗らずに外に出ると、紫外線のダメージで唇もボロボロになってしまいますので。
日焼け対策に効果のあるアイテムは?
絶対に焼かない日焼け対策は、物理的に紫外線をさえぎることです。
帽子、アームカバー、スカーフ、長そで、日傘、サングラスなどが効果があります。
何を身に着けるにしても、UVカット素材か、UVカット加工されているものがおすすめです。
【UVカット●●%】【紫外線透過率●●%】と書かれているものです。
UVカット加工されていないと、紫外線を通してしまったりするので、
「長そでを着ていたのに腕が日焼けした!」
なんてこともありますので注意しましょう。
UVカット加工がされていない場合は、なるべく色の濃いものを身に着けた方が紫外線を遮ってくれます。
白は紫外線を通すので、服の上からでも日焼けしてしまいます。
帽子
UVカット加工されているもの、またはUVカット素材でできているものを選びます。
黒や紺のような色の濃いものの方がUVを通さない為効果がありますが、濃い色は太陽の熱を吸収して熱くなってしまいます。
日焼け対策をして熱中症になってしまっては仕方がないので、UVカット加工がされていて紫外線透過率の低いものなら色は薄くても良いと思います。
白ではなく、少しでも色のついているものにしましょう。
つばが広くて首や顔など広い範囲でカバーできるものがおすすめです。
アームカバー
UVカット加工されているもの
黒が一番効果が高いですが、真夏に黒を身に着けると、太陽の熱を吸収してしまい熱いので、紫外線透過率の低いものなら薄い色でも大丈夫です。
長そでを切るときは手首から先の短いアームカバー、半そでの時は70cm以上の長いものを使い分けます。
指まで覆うタイプが効果が高いのですが、私の場合は子供たちのお世話がしずらいので、指先だけ切れているものを使用しています。
以前指まで全部を覆うものを使用したことがあったのですが、何か作業をするたびに外すことになるので、アームカバーをしていた割には日焼けしてしまいました。
そんなことがあったため、現在は指つきで先が切れているものを使用しています。
おかあげで手の手の大部分は無事ですが、第二関節から先は皮膚がボボロになってしまっています。
手の甲などの広い範囲が焼けてしまうよりはましかと思い、あきらめています。
日焼け止めをこまめに塗って、あとは焼けてしまってからステロイドを塗って治療しています。
つけると熱いアームカバーですが、冷感アームカバー、というのも販売されています。
冷感タオルののように、水で濡らして使い、気化熱で冷やす、というものです。
一度使ってみましたが、アームカバーなので冷感タオルのように厚くはできないのでしょうね。
1時間以内でカラカラになってしまいました。
そして、最大の欠点は、服が濡れてしまう、ということです。
生地が薄くて吸水力が足りないせいだと思うのですが、冷感アームカバーをつけて後ろで手を組んでいたら、ズボンのおしりが濡れてしまいました (-_-;)
それ以来使っていないのですが、もし興味のある方がいたら試してみてください。
お尻が濡れないよう、注意して下さいね。
スカーフ
UVカット加工されているもの
黒が一番効果が高いですが、真夏に黒を身に着けると、太陽の熱を吸収してしまい熱いので、紫外線透過率の低いものなら薄い色でも大丈夫です。
真夏の暑い時期は、スポーツ観戦の時に限りスカーフの代わりに、冷感タオルやクールタオルのようなものを使っています。
水にぬらして首に巻くと、気化熱で冷たくなる、というタオルです。
真夏の炎天下では、3時間くらいでタオルが渇いてカラカラになってしまいますが、また濡らせば冷たくなります。
日焼け対策にも熱中症対策にもなって一石二鳥です。
ちなみに私が愛用しているのはマジックタオルチリーパッドです。
長そでの上着
UVカット加工されているもの
黒が一番効果が高いですが、真夏に黒を身に着けると、太陽の熱を吸収してしまい熱いので、紫外線透過率の低いものなら薄い色でも大丈夫です。
日傘
これも紫外線透過率が低いものを選びましょう。
色は黒でシルバーのアルミコーティングされているものがおすすめです。
黒は熱を吸収して暑くなりますが、アルミコーティングが熱を反射してくれるので、黒い傘でも涼しく過ごせます。
シルバーのコーティングが外側にあるものと内側にあるものがあります。
外側にコーティングしてある方が傘の上部で紫外線と熱を反射してくれるので、紫外線予防の効果が高まります。
欠点は、傘の外側に光を反射するので、周りの人が眩しいことがあります。
内側にアルミコーティングされている傘も紫外線と熱を反射するので、十分に効果が期待できます。
欠点は、地面から反射した紫外線をもう一度反射して、傘の内側に集めてしまいます。
上から降り注ぐ紫外線に比べれば、地面からの紫外線は少ない量なので、日焼け止めなどと併用すれば問題ないと思います。
が、気になる方は外側にアルミコーティングされた黒い日傘の方が良いでしょう。
日傘のUVカット機能は、経年劣化やこすれなどで、数年でなくなってきてしまいます。
日傘自体が壊れていなくても、UVカット効果がない傘を使っていても意味がないので、2~3年くらいで買い替えることをおすすめします。
サングラス
紫外線透過率の低いものを選びましょう。
ここまで、紫外線対策には色の濃いものをおすすめしてきましたが、サングラスに限ってはこれは間違いです。
濃い色のサングラスをかけてしまうと、視界が暗くなるため目の瞳孔が開いてしまいます。
瞳孔が開いていると、紫外線が目の中に入りやすくなるので、濃い色のサングラスはおすすめできません。
サングラスは薄い色のものをえらびましょう。
薄い色だと眩しく感じる、という場合は偏向レンズの入ったサングラスを使用してください。
偏向レンズは光の乱反射を取り除いてくらますので、眩しさやギラギラ感がなくなり、真夏の太陽の下でも見やすく、目も疲れにくくなります。
サングラスも使っているうちにUVカットの効果は失われていきます。
使用頻度や使い方にもよると思いますが、2~3年での買い替えをおすすめします。
紫外線の対策、効果のある栄養は?
日焼け対策に効果のある栄養素、というものもあります。
これは食べたからと言って、紫外線アレルギーが治るわけではありません。
もちろん、食べたから日焼けしない、というわけでもありません。
でも、その栄養素を摂ることで、紫外線のダメージを軽減できるので、日焼け止めや日傘などと併用するとよいでしょう。
紫外線に負けない健康なお肌を目指しましょう。
紫外線予防、または日焼け後のお肌に効果のある栄養素は、
ビタミンE、ビタミンA、リコピン、βカロチン、オメガ3脂肪酸、良質なたんぱく質などがあります。
抗酸化作用、血行促進、メラニン生成酵素の抑制、ダメージを受けたお肌の再生などの効果で、紫外線の影響を最小限にお抑えてくれますので、積極的に摂取したい栄養素です。
まとめ
紫外線アレルギーに悩む主婦の紫外線対策でした。
・日焼け止めは重ね塗り、こまめに塗り直す
・帽子、アームカバー、スカーフ、は紫外線透過率の低いものを選ぶ
・日傘は黒でシルバーのアルミコーティングがされているものを選ぶ
・サングラスは偏向レンズで色の薄いものを選ぶ
・UVカット加工は使用しているうちに効果がなくなってくるため、あまり古いものは使わず数年で買い替える
万全の対策で紫外線を防ぎましょう。