熱中症や夏バテの対策、予防する食べ物や解消する食事は?

夏のスポーツ活動や野外活動、体力がないと大変ですよね。
我が家の子供たちもスポーツをやっていますが、そんなに基礎体力がある方ではないので、夏は暑さと疲れでぐったりです。
それに付き合う親はもっとぐったりなのですが ( ̄▽ ̄;)
暑さに負けな体作りと、熱中症対策、夏バテ予防について、生活習慣と食生活の観点から考えてみました。

スポンサーリンク

熱中症や夏バテの対策はどうしてる?

健康な身体には、十分な栄養と休息(睡眠)が必要です。

休息が足りずに疲れている体は熱中症にも夏バテにもなりやすくなります。
栄養が足りない状態でも、熱中症になりやすく、夏バテしやすい体です。

夏バテで体力が落ちている状態でのスポーツは、熱中症のリスクが高くなります。
熱中症になってしまうと、体内の色々なバランスが崩れてしまうため、回復に時間がかかることもあります。

熱中症、夏バテの対策には栄養と休息が大切です。

朝食は必ずとる

朝食は午前中活動するためのエネルギーになります。
しっかりと食べることで夏バテ予防になります。
また、食事にも水分、ミネラルが含まれているため、午前中の活動中に熱中症にならないためにもしっかりととりましょう。

スポーツの後もしっかりと栄養を補給

スポーツの後は体力を回復する為の栄養補給が必要です。

試合や練習の前日と当日は早めに寝る

試合や練習のパフォーマンスを上げる為と、体力を回復させる為です。

熱中症を予防するための食べ物

熱中症の予防には、水分と電解質(特に塩分)が必要です。
スポーツ時はスポーツドリンクを薄めたものを飲むのが一番の対策になります。

運動中だけでなく、運動をする前に補給しましょう。
食事にも水分、電解質が含まれているため、運動前の食事はしっかりととりましょう。

熱中症予防食材

1.梅干

熱中症予防に効果のある塩分を摂ることができます。
その他にも、疲労回復効果のあるクエン酸も多く含んでいて、夏バテ予防にもなります。
熱中症、夏バテ予防の効果があり、一石二鳥の梅干しですが、塩分の摂りすぎはのどが渇いたり血圧が上がったりして体に負担がかかるので、1日1粒~2粒くらいにしておきましょう。

2.スイカ

スイカは水分とミネラルがたっぷりで、熱中症対策にはピッタリの食材です。
水分は90%以上!
ナトリウム、カリウム、マグネシウムなど、ミネラルを多量に含んでいます。
しかも、冷やして食べるとおいしい。
まさに熱中症予防のためにあるようなフルーツですね。
少量の塩をかけて食べれば完璧です!

スポンサーリンク

3.じゃがいも

汗をかくと塩分とともにカリウムも失われます。
じゃがいものに含まれるカリウムの量は、野菜のなかではずば抜けて多く含まれます。
日々の食事に取り入れて、熱中症対策をしましょう。
また、じゃがいもには疲労回復効果のあるパントテン酸も多く含まれます。
夏バテ予防の効果も期待できます。

夏バテを解消する食事は?

夏バテの予防、解消に特に効果が高いのが、クエン酸、ビタミンB1、アリシンです。
夏バテ予防効果の高い食材をあげてみました。

1.レモン

クエン酸、ビタミンCを多く含んでいます。
クエン酸は疲労回復効果があり、夏バテの予防になります。
ビタミンCは抗酸化作用、免疫アップの効果があります。
夏は強い紫外線のせいで、体の中で活性酸素が発生しやすくなります。
活性酸素がたまると、疲労の原因になりますが、ビタミンCはそれを防いでくれます。

2.豚肉
炭水化物をエネルギーに変える時に必要な、ビタミンB1を多く含みます。
また、良質なタンパク質は、運動で傷んだ筋肉を修復するために必要になります。

3.ニンニク、ニラ、ネギ、玉ねぎなど

ビタミンB1の働きを助けるアリシンを含んでいます。
糖質をエネルギーに変えるために欠かせないビタミンB1の吸収を良くして、効果を持続させます。

まとめ

■ 塩分、ミネラル、電解質を多く含む食材

梅干し、スイカ、じゃがいもなど

■ ビタミンB1を多く含む食材

うなぎ、豚肉、鯛、ぶり、大豆、モロヘイヤ、玄米、ほうれん草、ごまなど

■ アリシンを多く含む食材

ニンニク、ニラ、ネギ、玉ねぎなど

■ クエン酸 を多く含む食材

レモンやオレンジ、グレープフルーツ、梅干しなど

以上の食材が夏に負けない体を作るため、効果のあるものになります。

が、これだけ食べれば良いという訳ではありません。

普段からバランスの良い食事をこころがけ、暑さに負けない体力をつけていくようにしましょう。


関連記事

スポンサーリンク