ろ過装置の選び方、壁掛けフィルターと上部フィルターはどっちがいい?

初めて水生生物を飼うとき、とんな設備を用意したらよいのか困りますよね。

私が初めてウーパールーパーをお迎えした時、フィルター選びに失敗し半年くらいで買い替えることになりました。

今回はウーパールーパーを飼育する時のろ過装置のお話です。

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ウーパールーパーのろ過装置の選び方

以前ろ過装置の種類と特徴からろ過装置の選び方を考えてみましたが、今回は

実際にろ過装置を使ってみてどうだったのか?

ウーパールーパーの飼育に使えるフィルターだったのか?

ということをまとめてみました。

ウーパールーパーの水槽につけるろ過装置の選び方



にも書いたように、ウーパールーパーを飼う場合は成長することも考えて、

 外部フィルター・上部フィルター・底面フィルター 

の3択だったのです。

ですが、初めてウーパールーパーをお迎えしたときには、

ウパがこんなに大きくなって、こんなに水を汚す生き物だなんて想像もできませんでした。

そのため、スペースの問題とと値段と手軽さを理由に

壁掛けフィルター(外掛けフィルター)外部フィルターの2択だな。』

と思ってしまいました。

ウーパールーパーに外掛けフィルターは使える?

初めてウーパールーパーを飼うとき、外掛けフィルター(壁掛けフィルター)か上部フィルターの2択で悩みました。

値段が安いということと手入れが簡単という理由で、最初は壁掛けフィルターを選びました。

上部フィルターも外掛けフィルターもどちらも手入れは簡単なのですが、

外掛けフィルターはサイズが小さな分、ろ材の交換は

『片手でポン!』

みたいなお手軽さにひかれてしまいました。

使用したのはコレ



60cmの水槽に取り付けました。

思った通り手入れは超簡単で、最初のうちは快適に使用できました。

ウーパールーパーをお迎えした当時は体長2~3cm。

小さくて排泄物も少ないため、水もそんなに汚さず、最初の4か月くらいはろ過能力も十分足りていました。

でも、ウーパールーパーってすぐに大きくなるんですよね。

数か月のうちに、あっという間に体長15cmをを超えてしまいました。

体が大きくなると、ふんも大きくてビックリです ( ̄▽ ̄;)

すぐに水が汚れてしまい、頻繁に水カビが発生するようになりました。

水換えは週に1.2回やっていたのですが、頻度を増やして週に3回するようにしました。

が、それでも水カビが発生しました。

1度水カビが発生すると、フィルターにも絡まってすぐに詰まってしまいます。

フィルターにはバクテリアもついているのであまり交換はしたくありません。

(生物ろ過が機能するためにはバクテリアが必要なので)

なので、フィルターは何回か洗って再利用していましたが、それでもすぐにヌルヌルの汚れとカビで詰まってしまいました。

これはろ過能力ぎ足りないのでは???

底砂も敷いてありますが、フィルターのバクテリアを無駄にしたくないので、できれば数ヶ月は使いたいところ。

こんなに頻繁に水換えとフィルターかえをしたのでは、バクテリアが居なくなって生物ろ過が機能しないのでは。。。

というわけで壁掛けフィルターはやめて上部フィルターに買い替えることになりました。

ウーパールーパーが小さいうちは排泄物も少なくあまり水も汚れません。

そのため、どのフィルターを使っても大丈夫かと思います。

でも、ウーパールーパーは数か月で10cm以上に成長します。

大きくなったウーパールーパーは水を汚します。

なので、最初からろ過能力の高い、

 外部フィルター  上部フィルター 

を買っておくべきだったな、

と後になって気づきました( ̄▽ ̄;)

(外部フィルターは水槽の外側に置くスペースが必要なため、うちでは選択肢からはずしました。)


ちなみにこのテトラバイオパックの交換用フィルターは、サイズが何種類かあります。

サイズを間違えると使えないので、購入する場合は気を付けてください。

ウーパールーパーの水槽に上部フィルターは使える?

ウーパールーパーの巣層のろ過装置(フィルター)を 上部フィルター に交換しました。



こんな感じになりました。

上部フィルターは、水槽の幅いっぱいに大きなフィルターが上に乗ります。

正直かなりの圧迫感ですが、壁掛けフィルターに比べるとろ過能力は格段にに上がった気がします。

60cmの水槽に乗せると幅がぴったりです。

ろ過能力強化のため、オプションパーツを重ねました。

吸い上げた水は上段で一度ろ過されます。

そのあと、下段に流れてもう一度フィルターを通って水槽に戻ります。

2段使いにできるところが良いですね。

オプションパーツの、上の部分はスポンジを敷いてで物理ろ過担当。

下の段で生物ろ過と化学ろ過ができるようにしました。

目立つ汚れは上段のフィルターが取り除いてくれるので、フィルター交換は主に上段のフィルターだけしています。

下段は生物ろ過担当。

バクテリアがいるフィルターを捨ててしまうのはもったいないので、あまり交換はしていません。

上段で汚れをろ過してくれるので、下段のフィルターはあまり汚れません。

2段使いの良い点です。

うっかり水換えを忘れてしまい、1週間以上空けてしまっても、水カビも発生せず水も全く汚れません (*^▽^*)

(そんなに水換えしないことは滅多にありませんが)

現在ウパは体長20cmを超えましたが、まだまだ快適です。

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上部フィルターに使用しているろ材は?

ジェックスグランデは、ろ材の入れ物になります。

中にろ材を入れて使用します。

ウーパールーパのろ過装置の選び方~フィルターの種類と特徴から考えてみました

でお話した通り、『生物ろ過、化学ろ過、物理ろ過』の3つのろ過が機能すればろ材はなんでも良いのですが。

一応、うちで取り付けているろ材をご紹介します。

まず、上段は物理ろ過担当です。

目に見えるゴミや餌の食べカスなどを物理的に取り除きます。

ゴミを取るだけなので、ただのスポンジとかコーヒーフィルターのようなものでもでも大丈夫かな、と思っていますが。

有害物質などがついていると困るので、ペット用のものを購入するのが良いと思います。

なんでも良いのですが、サイズと値段を見てうちでは下の2種類を使うことが多いです。




下段は生物ろ過と化学ろ過を担当してもらいます。

化学ろ過は有害物質を吸収してくれる多孔質のろ材が必要です。

ろ材として活性炭やゼオライトなどが使われます。

生物ろ過を行うには、バクテリアの住処になるろ材を使います。

バクテリアは空気中にいるので、住処になるところを用意する感じです。

下段はフィルターを入れるところが2か所に分けられています。

同じジェックスのろ材を入れるのが一番すっきりはまって簡単だと思います。

(現在うちでは違うものを使用しているのですが、また機会があればご紹介したいと思います。)




ウーパールーパーの水流対策

この上部フィルターですが、壁掛けフィルターに比べてかはり水流が強くなりました。

だからろ過能力も高く、水も綺麗になるわけですが。

最初はびっくりして、隠れ場所の土管から出てきませんでした( ̄▽ ̄;)

土管の中は水流が弱くて安心だったのかもしれません。

今では水流に負けずに自由に泳いでいます。

ウーパールーパーは強い水流があまり得意ではありません。

ろ過装置の影響で水流が強くなる場合は、

水槽用のアクセサリーの土管やトンネルなど、流れを遮ったり止水域になるようなものを入れてあげてください。

まとめ

外掛けフィルターはウーパールーパーが小さなうちは使えるが、成長とともにろ過能力が足りなくなる

上部フィルターは2段にしてろ材を多めにすればウーパールーパーが20cmを超えてもろか能力は十分

上部フィルターを使う場合は強めの水流が発生するので、水流をさえぎるものを水槽の底に入れると良い


ウーパールーパーの飼い方【まとめ】


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