自宅にある飲み物で簡単に草木染めが出来ます。 今回は緑茶や紅茶やコーヒーなどの飲み物で染める草木染めをご紹介します。 野菜染めのようにグツグツ煮なくても色が出るので簡単にできます。 出がらしでも染まるのでエコですね♪
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お茶の出しがらで緑茶染め
いつも飲んでいるお茶の葉を使ってお茶染めが出来ます。 出がらしでも大丈夫! 媒染剤によって色が変わります。 コットンを染めた場合 クエン酸を使うとベージュ系 焼きミョウバンや銅を使うと黄色系 鉄媒染では黒っぽい色に染まりました。
使用済みの紅茶のティーバックで紅茶染め
紅茶の出しがらでも草木染めが出来ます。 飲んだ後の出しがらやティーバックで大丈夫ですが、出し切ってしまうとあまり色がつかないかもしれません。 紅茶染めも媒染剤(色止め)の種類によって色が変わります。 クエン酸、塩、焼きミョウバンは明るい茶色 銅や鉄の媒染剤を使うとこげ茶色になります。
ドリップコーヒーを飲んだ後はコーヒー染め
普段飲んでるドリップコーヒーでコーヒー染めが出来ます。 飲んだ後のコーヒーカスでも十分に染まります。 ハンカチくらいならコーヒー数杯分のカスで十分です。 コーヒーカスが湿っていてもカラカラに乾いていても染まり具合には影響ありませんが、 梅雨時などは湿ったままのコーヒーかすを放置しておくと、数日でカビが発生することがあるので気を付けてください。 コーヒーカスを保存する場合はなるべく乾燥させておいた方が安全です( ̄▽ ̄;) キッチンペーパーの上に広げて少しレンジをかけるか天日干しをすると乾燥できます。 コーヒー染めの色は茶系の色になりますが、媒染剤によって違う茶色になるので色々やってみると面白いと思います。
残ったぶどうジュースでなんちゃってぶどう染め
染液を作らなくてもそのまま染められるので、手順が少なく簡単です。 メーカーによって色が違い、当然着色料が入っている方が染まります。 ぶどうの色素を使っているものもありますが、人工着色料を使っている物は厳密には草木染めとは言わないかもしれませんね(;・∀・) クエン酸や酢で媒染するとピンクや紫に染まります。 やったことはありませんが、アルミ媒染や銅・鉄媒染をするとグレー系の色になるかもな~と予想しています。
ハイビスカスティー染め
ハイビスカスティーは綺麗なピンク色のハーブティーです。 ハイビスカスティーを1杯飲んだあとの出がらしでも染まりますが、色を出し切ってしまった茶葉ではあまり染まりません。 コットンのハンカチを染めると、アルミ媒染(焼きミョウバン)・銅媒染・鉄媒染ともにグレー系の色になりました。 クエン酸を使用するとピンクに染めることも出来ます。
バタフライピー染め
バタフライピーは綺麗な青い色のハーブティーです。 草木染めに使うとグレー系の色になります。 コットンのハンカチをアルミ媒染(焼きミョウバン)で染めたら、紫がかったグレーになりました。
今回は色々な飲み物で染めてみましたが、野菜やフルーツでも草木染めができます。 同じ材料で染めても収穫時期・生産地・品種・使う部位などによって色が変わるので、色々試してみると面白いと思います。i
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