ウーパールーパー

ウーパールーパー可愛い♪ でもお世話は大変そう(´・ω・`)

そんな風に思っている方は多いと思います。

私も数年前はそうでした。

でもウーパールーパーは初心者でも飼うことができます。

もちろんお世話は楽ではありませんが難しくはありません。

ウーパールーパーを飼う前の準備と心構えについて書いてみました。

しっかりと準備をして可愛いうぱをお迎えしてください。

スポンサーリンク

ウーパールーパーに必要な設備

ウーパールーパーの水槽

ウーパールーパーの水槽は最終的には45cm以上のものが必要になります。

60cm水槽くらいのサイズならゆったりと泳ぎまわるうぱを見ることができます。


※60cm水槽とは・・・

横の長さ(一番長い辺)が60cmの水槽のこと

奥行きや高さは色々なタイプがあり

奥行きの長さの短いスリムタイプ、高さの高いハイタイプ

など各種メーカーごとに色々と販売されています。

(45cm水槽は横の長さが45cmの水槽)


お店で売られているウーパールーパーは数センチサイズの小さな子が多いですね。

とっても可愛くてついつい衝動買いしそうになりますが

ウーパールーパーの成長は早く、半年後には10cmくらいに。

そして1年後には15cm以上。

そこから成長スピードは落ちますが、最終的には25cm~30cmくらいになります。

(大きな子は30cmを超えます)


小さなうちはどんな水槽でも大丈夫ですが

大きくなってから買い替えるのも手間がかかるので

最初から45cm~60cm水槽を用意しておくと後で慌てなくてすみます。


幼いうちは可愛い小さな水槽で飼いたい♪

という方はそれでも問題ありませんが


いずれは大きな水槽が必要になることを覚えておいてください。




ろ過装置にこだわりがなければ、水槽とセットになっているものもあります。


ウーパールーパーのろ過装置(フィルター)とエアレーション

【ろ過装置】

毎日365日水換えできればろ過装置とエアレーションなしで飼えるかもしれません。

ですが、水換えだけで水質を保つのは難しいでしょう。

ろ過装置を使えば水質悪化を遅らせて水換え頻度を落とせます。


ろ過装置はウーパールーパーが小さなうちはそんなに水は汚れません。

なので何を使っても大丈夫です。

比較的ろ過能力の低い 投げ込み式フィルターや外掛けフィルターでもOKです。


ウーパールパーが10cmを超えるくらいから水の汚れが激しくなってきます。

成長したウーパールーパーは魚よりも水を汚します。

能力の低いろ過装置を使っているとろ過が追いつかず

結局毎日水換えするはめになったり。。。( ̄▽ ̄;)


ウーパールーパーが10cm以上に成長したら能力の高い


上部フィルター、外部フィルター、底面フィルターにすることをおすすめします。



または2種類のろ過装置を組み合わせて使いろ過能力を上げる方法もあります。

一番ろ過能力が高いのは外部フィルターですが、

水槽の横にろ過装置をおかなければいけないので、スペースの問題も使えない場合もあります。



【エアレーション】

エアレーションはろ過装置にセットになっているものもあります。

また、上部フィルターや壁掛けフィルターなどはろ過した水を上から流すため

エアレーションを兼ねている場合もあります。

その場合はエアレーションについては考えなくても大丈夫です。

ウーパールーパーは大きなエラで呼吸をするため酸素不足には強いので

エアレーションは必要ありません。


ですが、水質保持の助けになるので個人的には使った方が良いと思っています。


ウーパールーパーの水槽でエアレーションを使う場合の効果は2つ


>エアレーションの水流 → 水のよどみがなくなる → ろ過装置の効率が上がる


エアレーションの酸素 → バクテリアの繁殖を助ける → バクテリアは水中の有害物を分解 → 水槽の水がきれいになる


ウーパールーパーの飼育の飼育用品の選び方

水槽台

45cm以上の大きな水槽を使う場合、水の重さも含めるとかなりの重量になります。

耐久性の弱いものを使うと傾いたり変形したりします。

机など置くよりはメタルラックや専用の水槽台を買った方が安全です。




カルキ抜き

水槽の水に水道水を使う場合はカルキ抜きが必要です。

汲み置きでカルキを抜く場合は必要ありませんが

毎回バケツに汲み置くのも大変ですし、大きな水槽の水換えはバケツ1個では足りません。

カルキ抜きを使えば待たずにすぐにカルキ除去できますので簡単です。


ウーパールーパーの水換え用バケツ

水換え用のバケツです。

100円ショップのものでもなんでもOK

スポンサーリンク

水温計

ウーパールーパーの適温は15℃~20℃

寒さには強く水温が10℃以下になっても死ぬことはありませんが

暑さには弱く25℃以上になると弱ってしまいます。

温度管理のために水温チェックが必要です。


水温管理の設備

ウーパールーパーの適温は15℃~20℃くらい。

寒さには強く少しくらい水温が低くても乗り切りますが

夏の高温水は致命的なことになります。


夏の水温管理は必須になります。(水温が25℃以下に調節)


水温を下げる為に 室内エアコン、水槽用ファン、水槽用クーラーなどの設備が必要です。

水槽用クーラーはサーモスタット付きで温度調節できるものもあり便利ですが、少し高額になります。

室内エアコンを使う場合は電気代がかかります。

水槽用ファンは比較的安く手に入りますが、気化熱で水温を下げる為あまり能力が高くありません。

使う環境によっては25℃以下にならない可能性もあります。




3~4℃下げるだけなら水槽用ファンを使わなくても安いUSBファンでも代用できます。

能力は低いので真夏には、エアコンと併用で尾調節に使う程度の使い方しかできませんが

本格的に暑くなる前後の季節なら十分に役に立ちます。



ウーパールーパーの適温と温度管理

ウーパールーパーのえさ

人工飼料、冷凍餌(アカムシなど)、乾燥餌(クリルなど)、生餌など色々あります。

赤ちゃんうぱはブラインシュリンプ、イトミミズ、アカムシなどで育てられることが多いので

お迎え直後のウーパールーパーはアカムシしか食べない子もいます。

小さなウーパールーパーはまだ口も小さいので大きな人工飼料は食べにくい

という理由もあるようです。

栄養満点というわけではないですが、人工飼料が一番栄養バランスが取れています。

少しずつ慣らしていき

主食が人工飼料

たまのおやつにアカムシやクリルなどをあげるようにするのが良いかと思います。

乾燥餌は浮いてしまい食べにくいものが多いので

おすすめはウーパールーパー用人工飼料と冷凍アカムシです。

生餌はウーパールーパーのサイズが大きくなってからですが

人工飼料だけでも栄養的には問題ありません。


餌の種類や与える量、食べない時の対処などについてもまとめています。
↓ ↓ ↓

ウーパールーパーは何を食べる?餌の種類と与え方、食べない時の対処法


スポイト

餌をあげたり、ゴミやフンを拾う時に使います。

ピンセット

餌をあげる時に使います。

視力が悪く動くものを噛みつく習性があるので、エサを食べない時にはピンセットで挟んで目の前でヒラヒラさせます。


水槽の水換え用ポンプ

水を吸えれば良いのでなんでもよいですが、底砂を入れる場合は

砂を吸わずに水だけ吸い出せる水作プロホースが便利です。



掃除用のスポンジやブラシなど

水槽の掃除をするのにスポンジが必要です。

100円ショップ売られているようなもので十分です。

ペットボトル用スポンジのように柄が長いものは水を抜かなくてもちょっとした掃除ができて便利です。

ろ過装置の細かいところを掃除する時には歯ブラシが使いやすいと思います。

水槽の壁に磁石でくっつくスポンジはあると便利かもしれません。

水槽の外側の磁石を動かすと水槽の内側のスポンジが動いて汚れを取ってくれるので

我が家では子供たちが楽しんで掃除をしています。

うちでは浮くりーなーを使っていますが、うっかり磁石がはずれてもスポンジが浮くので回収も楽で助かっています。



ウーパールーパーの飼育にあると便利かも?なくても大丈夫♪

土管などのアクセサリー

なくても良いですが水流がある場合は入れてあげてください。

小さなうちは水流に流されて体力を消耗し弱ってしまうこともあります。

土管などで死水域を作ってあげると休むことができます。

成長して大きくなったうぱは水流に負けせんが、隠れ家として使います。

どんなものでも良いのですが、

有害な成分が溶け出てこないもの

表面の凹凸でうーパールパーの皮膚が傷ついたりしないもの

を選んであげてください。




底砂

必要ありませんが、入れても問題ありません。

底面フィルターを使う場合は底砂は必須です。

底砂は有害物質を吸収したり、バクテリアの住処になったりしますが

食べ残しの餌やフンが砂の間に入ってしまい掃除しにくくなります。

水槽の大掃除の時に洗うのも大変ですし

一長一短です ( ̄▽ ̄;)

見た目の好みで決めて良いと思います。

ウーパールーパーのお迎え前にやっておく準備

1 水槽、ろ過装置、底砂、エアレーション、アクセサリーを全部洗う

水槽、ろ過装置本体など油がついていそうなものは洗剤で洗って水でよく洗い流してください。

砂、ろ過フィルター、素焼きのもの、流木など吸水性のあるものは、洗剤を使わずに水洗いしてください。

2 ろ過装置、底砂、エアレーション、アクセサリーをセット

3 カルキを抜いた水を入れる

4 ろ過装置、エアレーションをまわす


1か月くらいかけて水槽の立ち上げをすることもありますが

ろ過装置とエアレーションをただ回せば良いわけではなく

バクテリアがいて繁殖できる状態で回さないとうまくいきません。

初心者にはハードルが高いかもしれません。


我が家ではウーパールーパーをお迎えする数日前にカルキを抜いた水を入れてろ過装置とエアレーションを動かしました。

底砂を入れたので濁りが取れるまで48時間くらいかかりました。

少しウーパールーパーには負担をかけてしまいますが

ウーパールーパーはわりと丈夫な生き物なので、健康な子をお迎えできれば

水槽を立ち上げながらの飼育でも大丈夫だと思います。

数日前から試運転もかねて準備してお迎えすれば飼うことできます。

水槽に入れる時の水あわせだけはきちんとやって下さいね。


ウーパールーパーを選ぶ時には

全く動かない子、体が傾いて浮いている子 などは難しいので避けてください。

元気に床を歩いている子(泳ぐこともあります)をお迎えするようにしてください。

弱っている子を立ち上げ途中の水槽に入れても

環境の変化に対応できない可能性が高いので。

ウーパールーパーを飼うのにかかる金額は?

水槽

大きなものは水槽用の台が必要 60cmサイズの大きな水槽だと4千~5千円くらい

小さなものは2千~3千円くらい

水槽台

メタルラックやスチール製のものは5千円前後ですが、デザイン性を求めるとそれなりの値段になります。

5千円~1万5千円くらい


ろ過装置、エアレーションなど

能力の高いものを飼おうとするとそれなりにかかります。

ウーパールーパーが小さなうちは水作エイトやロカボーイなどの投げ込み式のもので十分です。

毎日水換えをして低水温に抑えれば水質はそんなに悪くならないので、

水換えと水温管理で水質保持できる自信がある方も水作エイトかロカボーイで良いです。

2千円以内で購入できます。

ろ過能力の高いものを使う場合は5千円~1万円くらい。

ろ過装置を使う時は定期的にろ材の交換が必要です。

どのフィルターを使うかによって値段や交換頻度は変わります。

温度管理のための設備費、電気代

ウーパルーパーの適温が15℃~20℃くらい

寒さには強く少しくらい水温が低くても乗り切りますが

夏の高温水は致命的なことになります。

夏の水温管理は必須になります。

室内エアコンを使う場合は電気代が必要になります。

水槽用クーラーを使う場合は1万5千円~4万円くらいかかります。

水槽用ファンは4千円~5千円

また、冬でも水が凍るほどの寒さなNGです。

エアコンをつけたり消したりする部屋に置く場合の温度差もウーパールーパーの体力を奪います。

冬場も室内用エアコンを使う場合は電気代がかかります。

水槽用ヒーターは2千~3千円で購入できます。

餌代

何を食べるかとかウーパールーパーのサイズによっても変わってきます。

我が家のウーパールーパーは今25cmくらいで

人工飼料と冷凍赤虫を主に食べています。

月に1500円くらい餌代がかかっています。

掃除用品や水替え用品、その他小物

その他の細々したものは全部そろえて数千円でそろえられます。

ウーパールーパーを飼う前に考えておくこと

ウーパールーパーは比較的病気に強い生き物ですが、

ダメなものは

暑さ


汚い水


水流

の3つです。

水温管理と水換えの手間はすご~くかかります。

逆に言えば

水がきれいで夏に水温が上がらなければ、たいていは病気知らずで元気に育ってくれます。


ウーパールーパーを飼う場合は 水温管理と水換え きちんんとやってください


また、ウーパールーパーはすぐに大きくなることも考えて購入してください。

2~3cmの可愛い状態は数か月だけです。

半年後には10cmを超え、最終的には25cm~30cmになります。


水槽のサイズ、ろ過装置の能力


足りなくならないように準備しておいてください。



ちなみに我が家飼育環境は

ウーパールーパーは現在体長25cmくらい

60cm水槽で底砂あり

上部フィルター2段重ねでエアレーションをつけています。

夏は室内エアコンとファンをまわして25℃以下に抑えています。

冬も室内エアコンを使って水温18℃前後です。

冬に水温20℃以下の時は水換え頻度は週1回で大丈夫ですが

夏に水温20℃以上になると急に水が汚れ始め、週2回変えないと水カビが発生します。



最期にウーパールーパーをお迎えする前の注意店をもう1つ

設備の準備とは少し話がズレますが

ウーパールーパーは単独飼いが基本です。


視力が弱いので1つの水槽で多数飼育すると

餌とまちがえて仲間をパクっとしてしまうことがあります。

一緒に飼うウパのサイズに注意したり、エサのやり方を工夫すれば飼えないこともないのですが、

初めてウーパールーパーを飼う場合、まずは単独飼いでチャレンジしてみてください。

1匹飼いで水槽の環境を維持できるようであれば

ウーパールーパーの飼育に慣れてから多頭飼育にチャレンジしてみてもよいかと思います。



ウーパールーパーお迎えのための設備が用意できたらいよいよお迎えです(*´▽`*)


ウーパールーパーのお迎え うぱの種類や選び方、お迎え当日の作業


まとめ

ウーパールーパーの飼育に必要なもの

・水槽 最終的には45cm以上

・カルキ抜き

・ろ過装置とエアレーション

・餌

・バケツ

・スポイト

・ピンセット

・スポンジ

・ポンプ 底砂を敷くならプロホースが便利

・掃除用のスポンジ、ブラシなど

・水温計

・温度管理の設備

ウーパールーパーの飼育にあるとよいかも?なくても大丈夫!

・土管などのアクセサリー 水槽内の水流が激しい場合は必要

・底砂 どちらでも良い

ウーパールーパーのお迎え前の準備

1 水槽、ろ過装置、底砂、エアレーション、アクセサリーを全部洗う

(水槽、ろ過装置本体など油がついていそうなものは洗剤で洗い水でよく流す)

(砂、ろ過フィルター、素焼きのもの、流木など吸水性のあるものは、洗剤を使わずに水洗い)

2 ろ過装置、底砂、エアレーション、アクセサリーをセット

3 カルキを抜いた水を入れる

4 ろ過装置、エアレーションをまわす

ウーパールーパーの飼育にかかる金額

・水槽 大きいものは4千~5千円くらい 小さなものは2千~3千円くらい

・水槽台 5千~1万5千円

・ろ過装置、エアレーション 5千~1万円

・ろ材台 定期的に必要な消耗品 ろ過装置により異なる

・餌代 月に1500円くらい(食べるものやうぱのサイズによって変わる)

・温度管理の設備 水槽用クーラーなら1万5千~4万円

・水槽用ファンは4千~5千円

・室内エアコンは電気代月3千~1万円(環境によって変わる)

・水槽用ヒーター2千~3千円


ウーパールーパーの飼い方【まとめ】



スポンサーリンク