ウーパールーパー

ウーパールーパーはエアレーションはなくても飼うことができます

きれいで冷たい水があれば比較的丈夫で飼いやすいペットです。

ウーパールーパーにエアレーションを使おうとした時

友人たちには「ウパはそんなに過保護にしなくていいだろ!」

と言われてしまいましたが…( ̄▽ ̄;)

でも エアレーションって酸素補給以外の役割もあるんです!

エアレーションの役割と使う意味 について書いてみようと思います。

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目次

ウーパールーパーにエアレーションは必要?

エアレーションとは ぶくぶく と言われるような水中に空気を送る装置です。

水槽の中でブクブク泡をだしているアレです。

水槽の水に空気を送り、酸素を供給します。

ぶくぶく泡が出て水流ができるため

水中の酸素量だけでなく 水質 水温 にも影響をあたえます。

ウーパールーパー は酸素不足に強い

ウーパールーパーは水中の酸素不足に強い生き物です。

両生類であるウーパールーパーは肺とエラがありますが

呼吸はエラを使っていて 肺は主にうき袋の役割りをしているようです。

ウーパールーパーのえらは大きくて外側にヒラヒラ出ているので

魚と比べるとたくさんの酸素を取り込むことができます。

そのため、少しくらい水中の酸素が少なくても大丈夫なんです。


ウーパールーパーが水面にでてパクっとやる行為

酸欠だとやる とか 水が汚いとやる とか言われていますが

酸素たっぷりの水槽で生活している我が家のウーパールーパーもたまにやっています。

なので水面でパクっ  と  酸素不足は関係ないのかな、と思っています。

(個人的な意見ですが)

酸素不足に強いウーパールーパーの水槽になぜエアレーションをつけるのか?

というと

水質、水温の為です。

ウーパールーパー水槽の水質とエアレーションのはなし

エアレーションは酸素供給以外に水質保持に役立っています。

エアレーションで水の流れが出来ると水槽全体に酸素がいきわたります。

酸素が多いとバクテリアが繁殖しやすくなります。

(ろ過バクテリアは好気性バクテリアなので酸素がないと繁殖できません)

バクテリアはアンモニアなどの有毒物質を分解してくれます。

酸素補給

バクテリアの繁殖

バクテリアが有害物質を分解

水が汚れにくくなる


こんな流れになります。


また、ろ過装置は上部フィルターを使用していますが

水流があった方が水がよどまずにろ過能力を十分に発揮できます。


我が家では水質保持のためにエアレーションとろ過装置を使っていますが

毎日水かえ出来る方は全く必要ありません。

毎日の水換え

エサの食べ残しは出さない

フンなどの排泄物は見つけたらすぐに片づける

夏でも水温は25℃以下に保つ

この4つが出来ればろ過装置やエアレーションがなくても十分にきれいな水を保てると思います。


ウーパールーパーの飼育には とにかくきれいな水が大切です。

1に水換え 2に水換え 3も4も5も とにかくきれいな水!


水換えだけで水質を保てるようであればエアレーションもろ過フィルター必要ありません。


我が家では60cm水槽の水質を水換えだけで保てないので

水換えの手間を減らすためにろ過装置とエアレーションを使っています( ̄▽ ̄;)

ちなみに水換えは週1~2回やっています。


ウーパールーパーのろ過装置(フィルター)は何がいい?

ウーパールーパー 水槽の水温とエアレーション

ウーパールーパーは低い水温を好みます。

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適温はだいたい15℃~20℃くらいです。

夏場はクーラーとファンで水温を下げていますが、冬に比べるとどうしても高くなってしまいます。

高水温がでダメージを受けるのはウーパールーパーだけでなく、バクテリアも減ってしまいます。

水温が上がると水に溶ける酸素量が減るため、バクテリアの元気がなくなり繁殖しにくくなります。

水流があると多少は水温が下がりやすくなるため、エアレーションは水温低下にも役立っていまうす。

水槽内での温度差がなくなるので水質も安定します。


ウーパールーパーの適温と温度管理

ウーパールーパー 水流対策

水質保持と水温低下のためには水の流れがあると良いのですが

ウーパールーパーはあまり水流のないところに住んでいるため

水流が苦手です( ̄▽ ̄;)

水の流れがなくきれいな水って意外と大変なんですよね(-_-;)

流れがないとどうしてもよどみができて水が汚れやすくなります。

水がよどむと、ろ過装置の能力も100%発揮できません。

というわけで、ウーパールーパーには少しの水流を我慢してもらっています。

そして、ストレスがたまりすぎないように避難場所を用意しています。

我が家では土管を入れています。

今では立派に成長し(体長25cm)水流に流されることはありませんが

土管は好きなようで良く中に入っています♪


避難場所は死水域ができればどんなものでも良いです。

水草でも置物でも流木でも・・・

どんなものでも良いですが 水質に影響しないものにしてください。


注意するポイントは

流木は水カビが発生しやすいので注意

流木はきちんと処理されたものが良い

水草は水かびの温床になりやすい

水草は光を二酸化炭素が必要なので枯れてしまうことも

アクアリウム用の置物も物によっては有害物質が少しずつ溶けだしてウパの健康を害したりするので注意

水のpHを急激に変化させたりするものもあったり・・・


水槽の中に入れる物は慎重に選んでくださいね。

まとめ

ウーパールーパーは酸素不足に強いので

ウーパールーパーの飼育にエアレーションは必要ない


でも エアレーションは水質と水温を保つのに便利


エアレーションを使う場合は水流に注意

ウーパールーパーは水流が逃げてなので死水域をつくってあげて


死水域を作るためには水槽用アクセサリーなどを入れる

水槽に入れるものは水質の変化させない素材のものを選んで!


ウーパールーパーの飼い方【まとめ】

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